<大量のエネルギーを消費する「マイニング」による気候への損害は、世界全体で120億ドルを超えると専門家が警告> 科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された論文によると、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)のマイニング(採掘)は膨大な電力を必要とするため、環境的に持続不可能だという。その環境負荷は牛の飼育など他の産業を上回り、生成される通貨の価値より大きい場合もあるそうだ。 ●日本だけ給料が上がらない謎…その原因をはっきり示す4つのグラフ 「理由は生成の過程で(取引承認の仕組みとして)『プルーフ・オブ・ワーク(PoW)』を使うからだ」と、論文の共同執筆者でニューメキシコ大学経済学部准教授のベンジャミン・A・ジョーンズは本誌に語った。 1年間にビットコインのマイニングで消費されるエネルギー量は推定75.4テラワット時。オーストリアの2020年の全エネルギー使用量69.9テラワット時を上
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