その婦人部幹部の1本の電話で分かったことは、男子部長は、何もしていませんでした。というより、地元に裁量に任せる、という判断を伝えていた。というだけのことだったのです。 それは、それで仕方の無いことなのかもしれません。男子部長の言うように、二人にしか分からないことなのだから、第三者がなかなか手を出せない、という判断は、分からなくもないからです。しかし、この判断が、結局いい加減なものだった、ということが後に分かります。 この電話ののち2週間後、大場は、突然の男子部卒業人事が発表されました。 全くの唐突の人事です。 普通なら、何もないはずの時期に、いきなり卒業人事が発表されました。 このとき、同時に、金城会の除名。 創価班除名。表彰の一切の禁止。 座談会への参加の当面の禁止。 本部幹部会同時中継への参加禁止。 地元拠点会館への出入り禁止。 そして、分県男子部長から、副区・圏長兼任の、副支部長(派