2012年6月9日土曜日 スーパー淋菌と、多剤耐性細菌と、ラウンドアップ耐性の雑草 Tweet 数年前、日本で薬の効かない淋病(H041)が発見された。その淋病の「変異株」が、最近になって世界各国でどんどん広がっているのが確認されている。 今やオーストラリア、イギリス、フランス、ノルウェー、スウェーデン等に患者がいると世界保健機関(WHO)が報告している。 淋病はセファロスポリン系の抗生物質を使うのだが、その抗生物質が効かないのだという。 近年は様々な菌が抗生物質に対して耐性を持ち始めており、かつての特効薬が効かなくなるケースが珍しくないということだ。 菌が世代交代する際に、薬物耐性を身につけていく 淋病というのは、言うまでもなく昔からよく知られている性病のひとつだ。臨床所見は Wikipedia によるとこのようになっている。 淋病 感染後数時間から数日で発症する。咽頭の場合