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メリルの会計を担当していたあるコンサルタントは、ウォール街のカネの流れを見続けてきた。そして、こう結論づけた。 「彼らは例外なく、オフィスを超豪華にして、高級レストランで客を接待する。カネをぼろ儲けしていることを見せつければ、客も安心して資産運用を任せるからだ。それが彼らのビジネスモデルというわけさ」
人間というのは不思議なモノで、一緒に同じ空間を占めていれば、お互いにはほとんど無関心だけれども、…無意識の連帯感を持つものなのです。…本当にはかない一瞬の共同性がそこでできているわけです。…そこで一人電話をかけている人がいると …その人は、目の前にいるのに、一人だけプライベートな個室に隠れているのと同じ状態になります。 …そこに見えない空間の断絶が生じているから不快なのです。
マスコミ報道は「過激」を身上としております。 それも「社会が壊れている」「人類や地球が破滅する」とやるのでございます。新聞は毎日発行しています。テレビも２４時間放送しているのでございます。 民草の平凡な生活など、何んの価値もありません。常に刺激的でなければ売れず、視聴率を取ることができないのであります。よって猟奇的な事件や大惨事の事故が大好き、なのであります。 そして「もうこの世は終わりかも知れない」とくるのでございます。「絶望のラッパ」を吹き上げて民草を不安に陥れる、それがマスコミの「お仕事」なのでござ
「ニーチェ」フェアをしていた際、人文書売場には珍しく、すらりとした女子高生が「わぁ、ニーチェだ♥」（絶対「♥」がつく感じであった）といって嬉々としてフェアを見ているのである。 綺麗な女子高生が興味を持っていることに感動し、私は「やっている甲斐があったなあ」と思ったのである。 それは学生の時に大阪の本屋で書棚をぼんやり眺めていると、後ろからコツコツとヒールの音が聞こえ、フゥーとため息を吐いたあと、おもむろにサルトルの『嘔吐』を取って、またコツコツとカウンターに持っていった女性を見た際と同じような、意外性と美
こないだ某アメコミ系の仕事をもらったんですが 規制の多いこと多いこと。 子どもが見るものだからなんでしょうけど。 特に拳銃。人間に向けてはいけない、とか画面（視聴者）にも向けてはいけないとか 人間を撃ってはいけないとか、銃社会の大変さを感じます。 もちろんパンチラ等のエロス表現も禁止だそうで。あーあ。 仕方が無いのでふとももをギリギリショットで描いてやったですよ。ふともも。あと腋！ 規制が何だ！エロスは何度でも蘇るさ！むはは！
D’ailleurs, c’est toujours les autres qui meurent; 死ぬのはいつも、他人ばかり。
よく「あげ足」取りをする人がいる。されてる方は不快で、「けっ」っと思うものなんだけど、実はこれはいいものなんだそうだ。 なぜなら、あげ足を取られるということは、 他に有効なつっこみが出来ない ということだから。有効なつっこみが出来る、つまり何か問題があるものであれば、あげ足の前にそっちが先に問題になる。でも、あげ足しか取られないということは、「何か文句言いたいけど本質に問題がないから、あげ足を取るしかない」ということなんだと。つまり、あげ足を取るということは、事実上の 負け宣言 なのだと。
この映画はアカデミー賞まで獲ってるし、アメリカではＤＶＤまで出てるのに、配給会社が決まるまで、日本の映画評論家は誰一人として話題にしなかった。 文芸評論家だったら、普通、芥川賞受賞作品には目くらい通すだろう。 あんたら、試写室でタダで見せてもらえる映画以外は観ないのか？ 『ホテル・ルワンダ』のときも、『ホットファズ』のときもそうだった。 配給会社が試写をやるまで、誰も見やしないのだ。英語版のＤＶＤ出てるのに。 徹底的に受身。
あなたの会社の社員は必ずどこかで自分の創造力を発揮している。ただ、その場所が職場ではないかもしれないというだけだ。
なお差し出がましいとは存じますが、「ネットでは、その場で説明できなければ負けたことになる」というお考えは、改められた方がよいと存じます。そもそもネットにおける喧嘩というものは、「最後までその場に残って自説に固執した暇人の（自称）勝ち」以上のものではないことがほとんどでしょう。そんなものに興味はありません――と言い切れれば格好良くて、私自身もついついそういう下らない「勝ち負け」に気を取られてしまうのですが、一応頭では理解しております。
「お互いコミュニケーションをよくとって、話し合いましょう」というアドバイスは有害でしかない。そんなことはそもそも不可能なのだ。 信田さよ子
その映画の原題は、「Saving Private Ryan」だった。直訳すれば「ライアン二等兵を救え」である。「プライベート」は「二等兵」という軍の階級を表す言葉だったのである。 しかし、日本人で「プライベート」と聞いて「二等兵」を想像する人が果たしてどれだけいるだろうか？ おそらくほとんどの人がそれを「個人的」と読むのではないだろうか。そして、そういうことを踏まえた上でなおこの邦題をつけたのだとすれば、それは読み違えを意図的に狙ったものとしか受け取れない。この映画の配給会社は、「二等兵」という言葉よりは