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ブックマーク / mkawablog.blogspot.com (16)

  • カタログ制作における入稿システムについて(完全自動と半自動組版について)

    数年前からカタログ制作における入稿システムのオーダーが増えているので、ちょっとまとめます。 入稿システムが必要とされる背景 WEB入稿システムが必要とされるのは、複数メーカーから原稿を受け付けるタイプがほとんどで、その理由は、「とりまとめるのが大変だから」がダントツです。 確かに、とりまとめ=原稿整理、進捗管理は、非常に大変です。 原稿がなかなか出てこなかったり、画像がこなかったり、逆に一旦もらって進んでいる途中に差し替えが来たりと、、、下版日が刻々と迫る中、気が狂う人が出るのも頷けます。 それでも、カタログに手を出すのは何故でしょうか。 いわゆる厚物で、印刷会社としては金額もそこそこでしょうし、そういう大変なものが出来るというステータスもあるのかもしれません。自分にはこぞって獲りたがっているように見えます。 一方で、客側は、紙カタログの部数を減らして、WEB用にPDFで展開したり、検索サ

    カタログ制作における入稿システムについて(完全自動と半自動組版について)
    seuzo
    seuzo 2015/02/16
  • page2015まとめ その1

    2015年2月4日から3日間開催されたpage2015が無事閉幕しました。 2月ということもあり毎年天候に恵まれない印象がありましたが、今年は初日から来場者が多く、ブースにも沢山の方にお立ち寄りいただきました。ありがとうございます。 また、今年はブース出展の他に、 カンファレンスのスピーカー クリエイティブゾーンセミナーの講師(?) ITmediaさんからの取材 しずおかオンラインさんと共同出展「paper-web」の発表 IDML Binderの公開 など、充実したものでした。 カンファレンススピーカー 2月4日に開催された「Web to printの新展開<Web上で動作する新たな組版エンジンの可能性>」 で、「WEB入稿自動組版の過去〜現在〜未来」をお話させていただきました。 "Web to printの技術は、ネット印刷ビジネスだけには留まらない。デザインテンプレートや共通パーツに

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    seuzo 2015/02/09
  • エクセルをアップしてInDesign(IDML)データをダウンロード

    ずっと組版を自動でやりたくて、WPSが出来たことによって「入稿データをそのままサーバで自動組版する」というところは完結。 その後、「もっと自由度の高いレイアウトに対応して対象範囲を拡げたい」となって、WPS.3がそれを解決し、でもやっぱり「自動で組んだあとInDesignで触りたくもなる」という気持ちをWPS4IDMLが解決へと導きつつあります。 これらのアプリケーションは、10年の歳月を経て、色んなことを想定して改良を重ね、そして、たくさんの人たちに使ってもらえるようになりました。 WPS系列は、今ではかなり沢山の機能を詰め込んだサービスとなっていますが、世の中にはまだまだ大変な作業、非効率な作業を強いられている現場があることも事実です。 今日紹介するのは、デキタテほやほやの「IDML Binder」 いわゆるオンライン自動組版のアプリケーションです。 制作入稿したエクセルと、流し込みた

    エクセルをアップしてInDesign(IDML)データをダウンロード
  • 【dproofs】制作現場に合わせたプランの選び方(1)〜フリープランを試してみよう

    2013年5月1日に、校正支援クラウドサービス【dproofs】をベータリリースしました。 紹介ページはこちら 様々な制作現場で使っていただきたいので、 フリープラン(無料) パーソナルプラン(月額1,980円) 2013年7月にスタンダードプランに名称を変更しました。 オプションプラン などいくつかのプランを用意しています。 ※詳細については、公式のプラン紹介ページをご覧下さい。 1人で使っても良いですし、少人数の制作チームから大人数で使うこともあるかもしれません。より多くの人に使ってもらって、 安心できる制作、信頼される制作現場作り に役立てていただければと思っています。 そこで、今回から、使い方や、どのような現場でどのように使えるのか、どのプランが良いのかなどを解説していきたいと思います。 まずはフリープランで試してみる フリープランは、プロジェクト1個、プロジェクトにアップできるP

    【dproofs】制作現場に合わせたプランの選び方(1)〜フリープランを試してみよう
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    seuzo 2013/05/24
    PDFの比較をするwebservice「dproofs」の使い方
  • 物作りをする人たちが最終商品の品質についてどこまで考えられるかについて

    ネタ的には、出版界の恥を晒してしまった書籍「アインシュタイン その生涯と宇宙 下」が機械翻訳だったため回収へ - GIGAZINEという記事について制作という立場から思うことを書いていたら、8月4日に発生した東海テレビのテロップ表示の放送事故、同日開催されたグラフィックコミュニケーションズ工業組合の電子書籍セミナーが題に関わるのでまとめてみる。 まず、機械翻訳で出版したものが後で発覚して自主回収という、なんだそれ、状態の話。別に糾弾するつもりはない。 これは謝罪文によると7月1日となっていて、発行されたのは6月末頃らしい。ネットで機械翻訳の噂がというか、もうあからさまなんだけど、いろいろと盛り上がって、ここ数日前に投稿された多くの記事でそのひどさについて書かれている。 書籍を制作している自分の立場から考えても「?」が多いこの話。出版社内部で制作してんのかな。 普通だと著者(今回は翻訳者)

    seuzo
    seuzo 2011/08/05
    機械翻訳事件が対岸の火事だと思えない。校閲者がいなくて誤字脱字が多くても「重版で直せばいいよね」というユルさと地続きだと思う。コストや時間を優先すれば、品質が下がるのは自明。電子出版ではさらに
  • PDFの電子書籍アプリ化サービス「NCView」のリリースで、何が言いたかったか

    NCViewは、PDFがあるなら、 それパックしてアプリにしちゃおうよ、というもの。 EPUBとかとはまた別の世界。 すでにあるもの(ここでいうのはDTPの成果物であるPDF)を販売したい、 というニーズを満たすために存在する。 、、、とはオモテの顔で、 実は、「これほんとに必要なの?」という意味もあったりする。 電子書籍ってもんが、どうもこう違うんじゃないって 方向に進んでいくのを感じてしまう今日この頃。。。 うちは、ソフトウェアを開発するけど、 一過性のニーズを満たすものなんかは手を出さない。 電子書籍を開くと、びよーんってうちのロゴ出したいわけでもない。 なのになぜ、今さらViewerを開発したのか。 PDFが読めるViewerと言えば、iBooksやi文庫HDをはじめとして、 たくさんの会社が出している。 アプリとして生成するツールやサービスをやっている会社もたくさんある。 なんな

  • CPubについて書いてみた

    現在、開発中のWikiからepub,idmlを書き出すWebシステムの紹介をする。 このエントリーをそのまま紹介のショットにしてしまおうと企んでいることは、内緒にして「CPub」について書く。っていうか前置きいいから早く書けと。 文章を最近よく目にするようになってきたマークダウン記法で書く機能と、その文章を各種データにコンバートする機能を提供するWebアプリケーション。JavaベースのWebアプリケーション構築プラットフォーム(オープンソースのフレームワーク)であるGrailsを使用して開発したもの。 Wikiの(簡単な)解説 その前に、「Wikiってナニ?」「マークダウンってウマいの?」という人のために簡単に解説する。Wikiは極めて広義なので、詳細は控える。Wikiの説明には、Wikipedia先生による解説があるが、読んでいると難しいので、Wiki自体が難しいと思われると嫌なので、ち

  • InDesignを「連続で開く」「何かする」「上書き保存して閉じる」スクリプト覚え書き

    連発で何かしたいことがよくあるので、メモ。 制作現場でさくりと使いたいので、下記の例では、例外処理とか何もしてません。 とりあえず開くファイル名は、CSVで与えるとする。 フォルダを選んでその中にあるファイルとかありますが、 ゆくゆくファイル名以外の情報も与えて与えてそこだけ何かするとかにも使いたいので、 こんなプランにしてます。 ※例えば、ファイル名,50-53とかでページ数を与えて、そこだけプリントするとかね。 CSVの取り込みは、配列にさくっとしてくれる「CSVData.js」を使用。 下記サンプルは、 ・CSVで与えたファイルを開いて、 ・「す」という文字を探して、 ・文字スタイルを変更して、 ・上書き保存 するだけ。。。 #include 'CSVData.js'; var csvFile = new File('data.csv'); if(csvFile.open('r'))

  • 「第2回テクニカルDTP勉強会」開催されました!

    記念すべき第1回から3ヶ月(?)…2010年6月26日「第2回テクニカルDTP勉強会」が開催されましたとさ。 この記事は、今回の内容についてというより、主催者的立場で今回の開催を振り返った内容です。技術情報については期待しないように。あしからず。 何をやるのか、タイトルさえも決めてない勉強会は珍しいかもしれないですが、決まってないからこそ、自分が勉強会に持ち込んだ期待は、実は自分への期待だということに終わった後に気付かされる。 それが、後味が良いという感触の理由かもしれない。 これは参加してみないと分からないもの。 …と、ずぼらな主催者は思うわけです。 設立当初、集まって10人ぐらいでしょう、コソコソやりましょう、という軽いノリで始まったのですが、1回目に引き続き2回目も20名を軽くオーバー! いいですねえ、だんだん訳が分からなくなる。 先日「DTPの勉強部屋」が名古屋で開催されましたが、

    seuzo
    seuzo 2010/06/30
    おつかれさまでした。
  • ADOBE® CREATIVE SUITE® 5 デザインセミナーツアー in 名古屋で「テクニカルDTP」を紹介

    2010年5月18日名古屋ミッドランドホールにて「ADOBE® CREATIVE SUITE® 5 デザインセミナーツアー in 名古屋」が開催されました。 地元企業として20分のセッション枠が用意されたので、「テクニカルDTP」を紹介させてもらいました。 CS5の発表のために集まった300名近い人たちを前にしたとき、なんてぇ安請け合いをしたもんだと反省。 CS5の話を聞きに来たのに、、、と思ってる人もいたんだろうな。。。まあしょうがないね! 当日話しきれなかった、伝えきれなかった内容を、ここに書いておこうと思います。 ※当日の資料はこちら。 テクニカルDTPというと、スクリプト使ってとか、自動組版とかの話でしょ、とか言われると困るのです。 それはあくまで、そういうこともできるよね、というだけのことであって、 もっと制作という部分にスポットライトをあてるべきだ、というところなのです。 また

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    seuzo 2010/05/20
  • 「テクニカルDTP」第1回勉強会 無事終了

    2010年3月20日ニューキャストのセミナールームで、テクニカルDTP勉強会の記念すべき第1回が開催されました。 お題を一切決めてませんので、適当に開始されたわけですが、 参加メンバーからして特に心配することもないなと思いつつも、 どうなるかしら、という一抹の不安も抱えつつ開催したのでした。 テクニカルDTPとは、tyamaさんによる命名ですが、その意味を私なりの解釈で解説すると、DTPというもの自体に写植や製版などいろんな意味が込められ、まして今はワードもDTPとして存在するわけで、そんな中、従来の情報処理的な組版というものがその中で陰を潜めている感があります。しかし、これから時代はまさにこの部分が脚光を浴びなければいけません。それこそ、テクニカルDTPという発想は、Webさえも包み込むものだと考えています。Publishのためのデータは、印刷、WEB関係なく、データ作りという点において

    「テクニカルDTP」第1回勉強会 無事終了
  • InDesignをiPhoneのStanzaで読める電子書籍にしてみる

    ざっくりですが、、、、 InDesignCS4で、「Degital Editions用に書き出し」というメニューからePub形式に持って行けますが、iPhoneの電子ブックリーダーのStanzaにそのまま持ってこれるかなと思いきや、エラーで持って来れず。。。 なので、とりあえずうまくいった方法を。 1.InDesignCS4→「Degital Editions用に書き出し」でとりあえずePub保存する 2.ePub形式のデータを作ってくれる「Sigil」で、1のデータを開き、Save asで保存しなおし。 3.先に「Stanza Desktop版」をインストールしておいて、それで2のデータを開く。 4.iPhoneでStanzaを開き「ライブラリ」→「共有ブック」とタップすると、「Books on 某」と出てくるので、そうすると、3で開いているデータが出てくるので、それをダウンロードする。

  • テクニカルDTPの源流

    この間、組版業の大先輩にお会いして、お話を聞くことができた。 自ら書く「組版を楽にするためのプログラム」を「日曜大工と同じだから」と言い切る。 全ては「自分が楽をするため」であり、「飯をうため」 XMLだ、eBookだ、なんていうのは、遠くの方で盛り上がっている祭りで、自分たちは、お祭りの途中でのどが渇いたという人にラムネを売る、お腹が空いたという人に焼きそばを売る、そうやって「自分が飯をうため」に組版という仕事をしている、と。 VBで書き、UIはボタン1個。 今日来た「おねえちゃん」でもボタンを押せば、30年組版をやっている人と同じ結果が出せるという。 これこそテクニカルDTPだと思う。

    seuzo
    seuzo 2010/01/14
    『全ては「自分が楽をするため」であり、「飯を食うため」』
  • 2010年 明けましておめでとうございます

    ひとまず年末ジャンボもかすっただけで終わりましたので、ちゃんと仕事しないとダメだなと、気持ちを引き締めて今年も頑張ろうと思います。 僕が景況なんぞ語ってもしょうがないので、印刷とか出版に関係するあたり、しかも自分のところに関係するあたりで、考えてみたいと思います。 まず、個人が印税35%の電子書籍を出版できる時代 - Amazon Kindleの衝撃とか、 大晦日特番「誰が電子書籍を読むのか」の閲覧メモにあるように、今までのスタイルを貫くか、見切りをつけて新しい方向へ舵をとるかは、版元さんや著者の方々の考え方によりますが、出版の流れは大きく変わっていくのはもう間違いないことなので、それを見据えて備える年になりそうです。 電子書籍やリーダーなんて必要ない、なんていう時代はとうに過ぎていて、ユーザー(読者)が、欲しいまたはコンテンツを手に入れたい「モノ」「手段」として欠かせないものになる、と

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    seuzo 2010/01/04
  • InDesignとEdianWingとMC-B2を比較〜流し込み編

    ずっと続きを書いてないので、どこまで書いたか忘れてしまいましたが、 InDesign、EdianWing、MC-B2というところにとりあえず絞って考えると、向いている案件、向いてない案件てあるよね、というところまでだったですね、多分、、、 制作現場では、あまりアプリに固執してしまうと、そればっかりになって、アプリが持つ機能として、できるできないという議論になる可能性が高く、違うアプローチから開発されたアプリではさっくり解決できてしまったりすることもある。 なので、導入はしないにしても、広く検証なりしておかないと、全体として良くならない。 今回は、流し込みの視点で、どうなの?を見てみます。 それぞれ持ち味が違うので、組版機能で出来る、出来ないというのはありますが、 流し込み自体は全部対応していて、EdianWingはトリガー、MC-B2はB2タグ、InDesignもタグテキストと、いうことで

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    seuzo 2009/12/15
  • 著者が書いたTeXは出版物の制作現場で有効に使えます

    「雑な物づくり」に未来があるを読んで思ったこと。 なんか、我慢できないので他の保留記事をさしおいて早速投稿します。 この記事を書いた方ではなく、TeXが使えないと言っている出版業界にです。 「少なくとも電子原稿は、「手書き原稿の山」なんて状態に比べれば、出版社の人も圧倒的に楽できるだろうなんて思ってたんだけれど、手間はそんなに変わらないらしい。」(前出より) これは間違ってますよね。 使い方によっては、「圧倒的に楽」で合ってます。少なくとも「楽」です。 まったくもう。。。 ちょっと間違いを正します。 このままだと、著者が書いたTeXは出版物では使えない、なんてことになる。 誤「原稿は、今のPDFからテキスト部分だけを抜き出して、それをDTPソフトで再編集」(前出より) ↓ 正「いただいたTeXからスタイル情報を(例えば)InDesignのスタイルに置き換えて再現」 ※とかね ここでフォント

    seuzo
    seuzo 2009/11/19
    「なんなら、TeXの方がよっぽど高品質だったりするんじゃないの、とも思います。」
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