こちらのエントリーでは、アンカー付きオブジェクト+回り込みで"回り込みっぽい回り込み"を取り上げましたが、今回は1行に画像だけが挿入されるタイプ(何か名前があるのでしょうか...)。 次の3つのアプローチがあります。 [A]「行送り:自動」の行にインライングラフィックとして挿入する [B]空白行に「アンカー付きオブジェクト」として挿入し、「回り込み:オブジェクトを挟んで回り込む」を設定する [C]1行1列のテーブル(罫線なし)を挿入し、そのセルにペーストする [A]「行送り:自動」の行にインライングラフィックとして挿入する 画像の入っているフレームを選択し、カットします。 空白行にペーストすると、図のように(前の段落の)テキストに重なってしまいます。 挿入した行をダブルクリックして選択します。 [文字]パネルで[行送り]を「自動」に設定します。 画像が文字に重ならなくなります。 [文字]パ
長い処理の進捗確認のためのプログレスバーを使っていて、うっかりInDesignなりIllustratorのパネルが出ていると、そのパネルの裏にプログレスバーが隠れてしまって残念だったので、回避する方法考えてみた。 ScriptUIのWindowタイプを “palette”にするとよいみたい。(AdobeのプログレスバーのサンプルスクリプトはWindowタイプが “window”になってる) Window type = “palette” パネルの上になる Window type = “window” 隠れる Window type = “dialog”(おまけ) // panels and progressbar z-order-test #targetengine 'session' var u; var type = ["palette", "window", "dialog"];
When you drag a ruler guide onto the page, the guide extends from page edge to page edge (if you drag with your cursor in the page area) or from pasteboard edge to pasteboard edge (if you drag with your cursor on the pasteboard). But what if you want a guide that is shorter than your page, or slightly longer? Here is a hack technique that you can use to achieve this. In the tutorial below, I’ll de
I spent some time this week cleaning up my stuff from 2011 and I came across a fun InDesign effect that I never got around to posting, so here it is for your amusement. Behold, The Zipper Effect! This is all native InDesign stuff, with the one exception of a photo of some denim fabric. The key to making the zipper is placing the teeth as inline objects along a path so they’re spaced evenly and cur
InDesign の処理でペーストボード外のオブジェクトをどうしてもいじらなければならないとき、そのままだ無理やりPB外のフレームに画像配置なんてやろうとするとエラーになるので、ペーストボード領域をひろげる。 pasteboardPreferences.pasteboardMargins を使う。 デフォルトは [-1, 72] ([左右(-1はページ幅), 上下]、単位はポイント)。 mm単位系になっていると [-0.35277777777778, 25.4] になるという素敵な仕様になっているので、単位をつけて設定してあげる。 doc.pasteboardPreferences.pasteboardMargins = ['-1pt','288pt'];
ご無沙汰しております(苦笑) CS6の発売日も迫ってきたと思いますが、この年末、ようやくCS5.5にバージョンアップしました。 そこで、とりあえず、ID CS5検証 その7について、CS5.5ではどのようになるか試しました。 ご覧の通り。 すみません説明します。 まず右上の赤丸部分から。 リンク先の過去記事を読んでいただくとわかりますが、CS5においては行頭に文字組アキ量設定によるアキを設定された文字を置いた場合であっても「ここまでインデント文字」による2行目以降の行頭位置がずれることはなくなりました。 しかし。 ここまでインデント文字の直後の文字にルビが設定されていると、行末にかかる文字がフレーム末尾からはみ出すという不具合がありました。 それは解消されたのですが。 左下の赤丸部分をご覧ください。 今回新たに気付いたのですが、ここまでインデント文字の直前に文字組アキ量設定によるアキを設定
InDesign JavaScriptで修飾字形の指定 「修飾字形の指定の仕方を教えてください」という投稿があったのでこちらにもメモ。 実は今まで使う機会がなかったので、色々テストした結果がこれ。 テキストフレーム中に文字カーソルを立てて次のスクリプトを実行すると3文字入力されます。 var ch = app.selection[0]; ch.contents ="\u2673"; ch.opentypeFeatures =[["aalt",9]]; ch = app.selection[0]; ch.contents ="\u2673"; ch.opentypeFeatures =[["aalt",5]]; ch = app.selection[0]; ch.contents ="\u2673"; ch.opentypeFeatures =[["aalt",20]];
InDesignでは「文字揃え」と「グリッド揃え」で、平均字面に揃えるオプションが用意されている。この平均字面(ICF:Ideographic Character Face)は、OpenTypeフォントのBASEテーブルで、icfb(ICFのbottom)とicft(ICFのtop)の値として定義されている。下図、赤枠が平均字面。ideoは仮想ボディ(グレー枠)、romnは欧文ベースライン(青線)の位置。 平均字面はフォントによって違う。下図の数値は、小塚ゴシックの各ウエイトの平均字面を、仮想ボディに対する割合(長さ比)で表したもの。 平均字面が大きいフォント(小塚ゴシックH)と小さいフォント(モリサワのMB1)では、かなり差がある(下図)。 「文字揃え:平均字面の下/左」を使うと、同じフォントでサイズの異なる漢字や仮名を、きれいに揃えることができる(下図)。 その一方で、サイズが等しくフ
前回に続き、InDesignの「文字揃え」と「行送りの基準位置」と「グリッド揃え」の関係について。今回は、段落パネルメニューの「グリッド揃え」を導入する。が、フレームグリッドは使わず、プレーンテキストフレームのままで、カスタムベースライングリッドを使うこととする。理由は、(作業効率的にはフレームグリッドを使ったほうがスムーズかもしれないが)ベースライングリッドのほうがロジックがプリミティブだからだ。 下図はプレーンテキストフレームにおける「グリッド揃え」のイメージ。オレンジ色の線がベースライングリッド(以下単に「グリッド」と呼ぶ)。行中で最も大きい文字の基準点(「グリッド揃え」で指定した位置)が、グリッド上にくる。 下図は、前回取り上げた「文字のサイズがときどき大きくなる行送り一定の箱組み」の例(いちばん左が目指す組み)。「文字揃え:平均字面の下/左」を使いたい場合、「行送りの基準位置」に
InDesignの「文字揃え」と「行送りの基準位置」と「グリッド揃え」の関係とかについては、たまに必要があって調べると*1、そのときはいくらかわかった気になるのだけれど、3日後くらいには、またすっかり忘れている。そんなわけで、今後の自分のために、「これだけ読めば一応わかる」という程度のことをメモしておこうと思う。 まず、文字パネルメニューの「文字揃え」。これは、1行の中に異なるサイズの文字が混在するときの、文字の位置の基準を指定するものだ。単独で見るぶんには、特に複雑ではない。下図は、仮想ボディを示すブロック要素(█)、ラテン文字の「T」、漢字の「十」を、サイズを変えて並べたもの。ブルーの線が文字揃えの基準。 文字の下のラインを揃えたい場合、主に仮名や漢字からなる文章を組むなら、「文字揃え」は「平均字面の下/左」としておくのがベストだろう。 次に、段落パネルメニューの「行送りの基準位置」。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く