以前、Adobe Edgeで、Fireworks CS4のPDFレビューについて寄稿させていただいたことがあったのですが、いろいろと補足というか、文句というか、報告というかそんな感じのエントリーです。 Fireworks CS4では、PDFの書き出しが可能となり、ワイヤーフレームやデザインカンプなどをFireworksのページ機能を活用して、ページ間リンクなどを設定したものをPDFへ書き出すことで、ページ遷移などのインタラクティブな動きも含めたカンプを共有することが出来るようになりました。 このPDFをクライアントなどへ送り、適宜「注釈(コメント)」を入れてもらったりすることで、ペーパーレスに近いデザイン確認作業ができると言ったことが、一つのウリ的だったりします。 もともと、PDF書類に「注釈」を入れることができるのは、Acrobatユーザーだけで、Adobe Reader(旧称:Acro
2009年11月09日13:00 カテゴリTips tips - #PDF_ - 編集するな、付箋を貼れ。 この記事に違和感を感じたので。 Acrobatを使わずにPDFファイルを編集する方法 | 経営 | マイコミジャーナル 閲覧には便利なデータ形式だが、半面、編集はしずらい。「文章のここにちょっとした注釈を加えて返信したい」、と思ってもAcrobat Readerでは編集できない。Manu Manjunath氏がDigital InspirationにおいてHow to Edit PDF Files - Free Tools for Manipulating PDF Documentsのタイトルのもと、Webサービスやほかのアプリケーションを使ってPDFを編集する方法を紹介している。紹介されている内容は次のとおり。というのも、PDFは編集しにくいというのもフォーマットの欠点というより特
Digital Inspiration: A Technology Blog on Software and Web Applications 閲覧を目的としたドキュメントデータ形式としてPDFが普及している。PDFが普及した理由には、複数のOSやデバイスで閲覧できる、どの環境でも同じように表示される、ファイルサイズが小さい、そう簡単には編集できない、印刷を避けるように設定できる、パスワードを設定できる、プラグインを使えばブラウザからも簡単に閲覧できる、といった理由がある。 閲覧には便利なデータ形式だが、半面、編集はしずらい。「文章のここにちょっとした注釈を加えて返信したい」、と思ってもAcrobat Readerでは編集できない。Manu Manjunath氏がDigital InspirationにおいてHow to Edit PDF Files - Free Tools for Ma
米Amazonは10月7日、電子書籍リーダー「Kindle」を299ドルから259ドルに値下げするとともに、米国外でも利用できる国際バージョンをリリースした。 国際バージョン「Kindle with U.S. & International Wireless」は、機能は通常版と同様だが、日本など米国外の100カ国でも利用できる。AT&Tの国際ローミング網を通じて、3Gネットワーク経由で電子書籍ストアKindle Storeに接続可能。Kindle Storeでは英語の電子書籍のほか、フランスのLe Mondeなど世界の主要紙も購入できる。 WordやPDFファイルをPCからUSB経由でKindleに転送することもできるが、日本語表示には対応していないという。 Kindle with U.S. & International Wirelessは279ドル。現在Amazonの米国サイトで予約を
What is Xpdf? Xpdf is a free PDF viewer and toolkit, including a text extractor, image converter, HTML converter, and more. Most of the tools are available as open source. Where do I get Xpdf? Download XpdfReader Download the open source Xpdf tools Who is behind Xpdf? Xpdf is based on XpdfWidget/Qt™, by Glyph & Cog.
2009年09月22日 | PDF運用での重要な3つの留意事項(2) - InDesignCS4 6.0.4とTrueflow SE AdobeからAdobe InDesign CS4 6.0.4 アップデート(Mac版・Win版)がリリースされました。日本語での解説も含まれたINDESIGN CS4 6.0.4 RELEASE NOTES - Multi-language(PDF/2.4MB)(79ページから日本語)も公開されています。 しかし、文章で説明された修正内容から、現実にバージョンアップの効果のある事例を知ることは簡単ではありません。 Adobe Illustrator&InDesign日本製品担当者Blogである「いわもとぶろぐ」(ストレートなネーミングですね…)の記事「InDesign CS4 6.0.4公開 - いわもとぶろぐ」では、その実例として、いくつかの修正されたT
2009年09月10日 | PDF運用での重要な3つの留意事項 現状、PDF運用で留意が必要な3つの問題について、まとめました。 PDF運用であれば、データの制作において以下の3つの事例に関して、該当データを避けたり、回避策を講じることで、これだけが全てではありませんが、相当数のトラブル発生を未然予防することができます。 以下に、発生条件、回避策を記載した以前の記事へのリンクがありますのでもう一度参照してみてください。 ■ 1) InDesignCS2~CS4での合成フォントの問題(1)・(2)・(Adobe情報) 【発生条件】 ここでの「○」はInDesignの表示と出力が一致するという意味です。 【概要】 この問題は、InDesignCS2~CS4で発生する問題で、同じ事をIllustratorで行っても発生しません。 ■ 2) 縦書き文字で文字が欠ける問題(1)・(2)・(3)・(A
昨日「オンライン出版本を買ってみて」というエントリをアップし、オンライン電子出版の問題点(不正コピー防止のプロテクトによって、かえって本としては不便になる問題)について書いたところ、編集者のMさんという方からメールを戴きました。Mさん、ありがとうございました。 メールには、アメリカのプラグマティック・ブックシェルフ(Pragmatic Bookshelf)社という技術系出版社の試みについて、たいへん興味深い事例が書かれてありました。 http://www.pragprog.com/ ↑The Pragmatic Bookshelf 俺は英語が苦手なので、Mさんの解説をもとにざっと読んだだけなんですが、それでもこの会社がかなりユニークな試みをしていることはわかりました。 まず本の購買ページを見ると、プルダウン・メニューが「PDF+PaperBook」になっており、ほかにpdfファイルオンリー
「PDFのセキュリティを外す方法」をキーワードとして WEB検索したところ、下記のブログが見つかった。 PDF 千夜一夜 PDFなんでも情報ブログ by アンテナハウス株式会社 2007年12月26日 「PDF Tool API でセキュリティを外す方法」 http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/archives/2007/12/26/#000915 読んでみたが、「プログラム開発者向け」の説明で難しい。 理解できたことは、技術的にも、製品の価格からみても 「個人が簡単に使える方法ではない」ということだ。 手の内にあるアンテナハウス株式会社のエンドユーザ向け製品を探して 「書けまっせ!!PDF3」を使って、セキュリティ設定を外すことができるか 試行してみた。 ① セキュリティ設定の掛っているPDF (Acrobatで確認) ② セキュリティ設
2009年07月31日 | 縦書き文字に透明効果で文字が欠ける問題 (3) - 注意事項 「縦書き文字に透明効果で文字が欠ける問題」「縦書き文字に透明効果で文字が欠ける問題(2) - Adobe情報」 のトラブルに関して、さらに注意事項があります。 Adobeのサポートデータベースでは、問題が発生しているPDFをInDesign CS4またはIllustrator CS4に配置した場合でも、同じ問題を確認できるつまり同じ問題が発生する、と書かれています。では、具体的にどの様な問題が発生するのでしょう? ■具体的な症状 この問題の本質は、PDFの記述には問題はなく、それをAcrobat 9が解釈して表示する部分に問題があると「縦書き文字に透明効果で文字が欠ける問題」で説明しました。 これが、InDesign CS4やIllustrator CS4にも同じ問題があると言うことになります。 言い
2009年07月09日 | 縦書き文字に透明効果で文字が欠ける問題 ■問題の概要 InDesign CS2~CS4とIllustrator CS2~CS4において、縦書きの文字に透明効果を適用して、PDF/X-1形式で出力すると、Acrobat9で表示すると文字が欠けて見えるという問題が見つかりました。Acrobat8以前では問題は発生しません。 ■発生原理 Acrobat 9において、下記の再現条件の全てが揃った場合に、テキストクリップの文字配置の座標計算に誤りがある様で、文字の位置がずれます。 しかし、透明の分割統合によって生成される背景画像や文字全体のクリップの位置は変わらないので、文字が欠けたように見えています。 なお、InDesign CS以前やIllustrator CS以前では、同様のデータを作成してもテキストクリップは使用せず、文字をアウトライン化してその図形でクリップして
さて、InDesignのネタが尽きはじめているので(笑)、Acrobatのjavascriptのいろいろ。 っていっても、リファレンスそのものもあるかもです…。 これまた、動作しないとかあるかも知れません。(たぶん、バージョンは6あたりで開発していた…と思う) Acrobatのjavascriptは情報が少なくて、苦労した覚えがあります。 そもそも、Acrobatのjavascriptを作ったきっかけは、お客様のクレームにより、大量のPDFを作り直さなきゃいけなくって、10人以上の体制で金~日ぐらいを費やしました。 「プログラムで何とかしよう」チームと「とにかく手作業で前へ進もう」チームの二手に分かれ、その時にいろいろと探った結果が下記のソースです。 結局、プログラムで何とかなった部分は少なく、貫徹(かんてつって、完全徹夜?)となったのですが…。 (徹夜あけの真昼間のビールはウマかった!
PostScriptからPDFへ、IllustratorとAcrobatから見る標準フォーマットの遷移 今回はMac OS X(Macintosh)に限定されたトピックスではありませんが、Mac OSが他プラットフォームに対して大きなアドバンテージの一つとしている「Design & Publising」の分野において、その普及に多大な貢献を果たしているAdobe Systemsによる「PostScript」と「PDF(Portable Document Format)」の両フォーマットに関して、各々の概要と現在までの歩み等を時系列的に振り返りながら簡単に纏めてみたいと思います。 1984年にAdobe Systemsより最初のバージョン(後にLevel1と呼ばれる)がリリースされたPostScript(ページ記述)言語は、文字や図形、或いは画像といったグラフィックス的な要素の座標情報等をベ
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