概要 Smalltalkという名前を聞いたことがある人はいるけれども、実際に触ったことのある人は少ないのではないだろうか。そういう人のために、今回はPharoを利用してFizzBuzzを書くことによって、文法と環境のひとめぐりしたことをメモしようと思う。 はじめに そういえば、世間的にはゴールデンウィークだけれども、そんなこと関係無いなと思いつつ、手元にある『Squeak入門』を読んだりしていた(たぶん、数あるプログラミング入門書の中で刺激的なものの一つであろうと僕は考えている)。 個人的にはSmalltalkは、プログラミング言語というよりも「プログラミング環境」に近く、そのプログラミングで遊ぶ過程については魅力がありながらも、実際に独力で書いてみるまでには至らなかった。 だが、今回は、自分で独力ながらにFizzBuzzを書いてみることによって、そのあたりを抑えていきたいなと思ったのが、