2008年2月4日、中国・北京(Beijing)中心部の地下鉄駅の構内に貼られた「禁煙」のポスター。(c)AFP/TEH ENG KOON 【2月25日 AFP】中国保健当局が8月の北京五輪を機に禁煙社会をめざす方針を打ち出している。同国では毎年100万人が喫煙関連の疾病で死亡している。 中国の喫煙人口は全人口の26%にあたる約3億6000万人。世界の喫煙人口の3分の1を中国が占めている計算だ。 中国では現在も、公式、非公式を問わずあらゆる場で、初対面の人々が打ち解けるためにタバコが一役かっている。こうした場面では、勧められたタバコを断るのは非礼とされてきた。 さらに、アテネ五輪の110メートルハードル金メダリストで世界チャンピオンの劉翔(Liu Xiang)選手が中国タバコ「Baishan」の広告に出演したほか、サッカーやバスケットボールの選手らがハーフタイムにタバコをくゆらす光景はごく
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