インド・パキスタン国境のワガ(Wagha)検問所で、毎日執り行われる国旗を降ろす式典「降納式」を行う両国境警備隊(2007年11月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Narinder NANU 【2月11日 AFP】インドとパキスタンは10日、166人が犠牲になった2008年のムンバイ同時襲撃事件以降中断していた和平協議を2年以上ぶりに再開すると発表した。 核保有国で長年敵対する両国は、「すべての問題について対話を再開することに合意した」とする声明を同時に発表した。 また、対話プロセスの進展状況を確認するため、パキスタンのメヘムード・クレシ(Mehmood Qureshi)外相が7月にインドを訪問することも明らかにした。 協議再開は6日、ブータンの首都ティンプー(Thimphu)で開かれた両国の外務次官会談で合意した。外相会談に先立ち次官級協議を行い、カシミール(Kashmir)の領有権を