川越のご当地検定は超難問――? 埼玉県の川越の歴史や文化などの知識を問う2回目の「小江戸川越検定」が2月に実施されたが、2級試験の合格者は受検者694人中わずか3人(合格率0・43%)しかいなかった。 事務局の川越商工会議所には合格発表があった3月中旬以降、「問題が難しすぎる」などの苦情の電話が100本近く寄せられた。商工会議所の担当者も「想定外の合格率の低さ。次回から改善しないと」と反省しきりだ。 「小江戸川越検定」は2008年2月、3級試験(四者択一で全50問)が初めて行われ、1432人中1353人が合格、合格率は94・5%だった。事前に受検者に配られた想定問題集からの出題ばかりで、「易しすぎ」との指摘もあった。 そこで、3級合格者を対象とした今年2月の2級試験(選択式、全82問)では、「合格率20~30%」(商工会議所担当者)を目標に問題を作成したが、結果は合格率0・43%。全国的に