この記事は (1人で)基礎から学ぶ推薦システム Advent Calendar 2022の10日目の記事です。 前回までで、推薦システムを考える上でのさわりの部分は確認できたと思うので、ちょっとずつ実務っぽい話にシフトしていこうと思います。 実務で難しい推薦アルゴリズムを実装する前に、「チューニングとかはおいておいて、だいたいどれくらい効果が出るのかサッと試したい」という場面があったりします。 腰を据えてしっかりアルゴリズムを調整するならPythonでGPUを使って一つずつ実験をして…といった試行を繰り返すことになるかと思いますが、「安い!早い!うまい!」みたいなのが求められる状況では、Pythonを使うよりお手軽にサッと実装できると嬉しかったりします。 ということで、今回はSQLで推薦アルゴリズムを書いて、BQの計算能力でぶん殴るやりかたをやってみたいと思います。 問題設計 Datase
