最近、「データエンジニアリング」という仕事を作りました。 と言っても、昔からある仕事を整理、再定義して、名前をつけただけですが。しっくりくる名前がつくと、その仕事にも魂が宿るので、このネーミングは結構気に入っています。 データ分析の仕事をもう20年弱ほどやっていまして、いわゆる巷で言われるところのデータサイエンティストな訳ですけれども、こっちのネーミングはあまり気に入っていません。サイエンティストとは科学者ですから、なにやら高いハードルがあって、それを乗り越える天才が、暗い地下室に閉じこもって夜な夜な緑色の画面と向き合っている感じがして、いやそれは仕事じゃないよねと。そうではなくて、今世の中に求められているのは科学ではなくて、いや、科学である部分を担う人も少数は必要ですけれども、それよりは、データを分析する知識や経験をビジネスに活かすことのできる人が必要で、この仕事ってそういう期待を背負っ
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