タイトルから一見、自己実現をテーマにした自己啓発本か、起業のすすめかと思うかもしれないが、決してそうではない。しかし、これから社会に出て行く人も、バリバリ働いてきて少し疲れている人も、中高年で人生100年時代に面して人も、仕事ってなんだろう、と思い悩むすべての人に手にとってほしいと思う。 自分の仕事について、じっくりと考えて実践することは、年代や仕事内容を問わず、よりよく生きて行くうえで大事なことだ。 私たちは、この世の中に生まれてきたからには、死ぬまでは生きなければならない。私たちが生きるということは、家族あるいはコミュニティや社会、そして世界に、働きかけ働きかけられ、その中でそんな周囲の環境から生きていくための糧をうけとる、そのサイクルのくり返しである。(*1) そのような、私たち自身の社会や世界との関わり合いの中で、仕事は、多くの人たちにとって、時間においてもエネルギーにおいても、大
![外部化と内部化を超えて:西村佳哲「自分の仕事をつくる」|Shimamura, T. 島村徹郎](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7958f9870ffbdbd6e494105388c39caa7ba1263e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F17590786%2Frectangle_large_type_2_3f687a7b6fc7bb97c7cc56f9c3c50ab5.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)