2004年に立ち上げた中央アジア5か国と日本の対話の枠組み「中央アジア+日本」対話は、今年で20周年の節目を迎えます。今では様々な国がこのような対話の枠組みを設けていますが、日本は、中央アジアの域内協力や地域全体としての発展に着目した対話を他の国に先駆けて始めたパイオニアです。 近年、中央アジアは急速な経済発展を遂げ、その重要性に世界各国が目を向けています。なぜ今、中央アジアは各国の注目を集めているのか、また、日本はこれまでどのような取組を実施してきたのか、本年予定している「中央アジア+日本」対話・首脳会合で何を目指しているのか、わかりやすく解説します。 中央アジア5か国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)は、ロシア、中国、イラン及びアフガニスタンに囲まれた、ユーラシア大陸中央に位置しています。 古来より様々な民族が行き交うシルクロードの中心地として栄
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