立ち食いスタイルが特徴の「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービスの株価が3日続落、一時前日比10%安の2190円と、2017年8月8日以来の安値水準に売られた。 14日に発表した2月度実績で、いきなりステーキ事業の既存店売上高が、前年同月比25%減と11カ月連続のマイナス、初めて20%を超える大きな減少率となった。既存店客数も同17%減、客単価も同9.2%減と底が見えない。2018年12月期決算によると、いきなりステーキ事業は売上高の85%を占める主力部門だけに株式市場で衝撃的と受け止められた。 証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は「前年のハードルが高かったとはいえ、売り上げ減が11カ月、しかもここ4カ月は2桁減が続いていることから傾向として厳しい」との見方を示す。そのうえで、大谷氏は「増収基調にあるのは新規出店があるためで、既存店を含めてどのように挽回していくか注目する必要が
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