■動かない人の方が痩せている!? 今回の研究では、健康面についても分析が及んだ。体を動かすことを必要とせず、長時間じっと椅子に座っているような人が健康であるとは到底思えず、肥満などの健康リスクが懸念される。しかし意外なことに、深く思考することができる人たちは、そうでない人たちに比べ、痩せ型であることが明らかになったという。身体活動が少ない分、食事も少なくて済むのだろうか。だとしたら、思考タイプの人はエネルギー効率が高いと言えそうだが、まだそこまでは明らかになっておらず、今後の調査の進展を見守りたい。ただ、痩せているからといって、一日中じっと動かないのが体にいいはずはない。思考タイプの人は自覚的に、身体を動かした方が良さそうだ。 前述したように、この研究は60人の学生を対象に実施されたもの。そのため、「認知欲求の高い人は、そうでない人に比べ活動レベルが著しく低い」とする分析結果は、一般的な大
親しい人が亡くなった時、 ――特に死が突然であった場合――その人の死を認めることは難しい。しかし急速に進化しているAI(人工知能)によって、親しい人が死んでもその人と別れなくてもいいようになるかもしれない。と言っても、死がなくなるわけではないのだが……。 ■突然の事故死を遂げた友人をAIで復活させる 2015年11月、ロシアのAI企業である「Luka Inc.」社の共同創立者兼最高経営責任者ユージニア・クダは、親友かつ同僚のハイテク起業家ローマン・マズレンコを事故で失った。その死はあまりにも突然で、ローマンは火葬されたもののお墓もまだ用意できていない。 そこで彼の死の3カ月後、クダはAIのチャットボット(人工知能を活用した「自動会話プログラム」)として、ローマンを死から蘇らせた。彼女はローマンの全てのデジタル記録(写真、記事、そして膨大なSNSメッセージ)をAIに与え、チャットボット「@R
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