気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン なぜ人のものを盗んではいけないか ── 。 そんなことは「あたりまえのルール」であって、問うまでもない疑問に思える。しかし、改めて真剣に答えようとすると、ずいぶんと難しいことがわかる。実際、哲学者でさえひどく頭を悩ませるほどの難題なのだ。 なぜ私たちは人の物を盗まないのか、あるいは、盗んではいけないような錯覚に襲われるのか。唯一はっきりしていることは「他人の所有物を自由に盗んでよいとすると、回り回って、結局は自分も損をする可能性が高い」ということだ。つまり、物を盗まないのは「自分のため」という隠れた意味が浮かび上がってくる。 ヒトはたいてい自分の利益を優先する。実際、資本社会の基本原理はそうしたヒトの習性の上に成り立っている。その一方で、私た
![潜在“脳力”:【2】「罰」は存在することに意義がある:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)