米ニューヨークで報道陣に囲まれる米次期大統領選、共和党予備選の候補、ドナルド・トランプ氏(2015年8月17日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT 【8月31日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党候補に関する世論調査で不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)の支持率が急上昇しているが、同氏の挑発的で反移民的な発言は次期大統領選で鍵を握るヒスパニック系有権者を遠ざける可能性がある。コンサルティング会社「Infoamericas.info」のパトリシオ・サモラノ(Patricio Zamorano)取締役は「トランプ氏がやっていることは自殺行為だ」という。 トランプ氏は6月に選挙活動を開始して以降、共和党の候補者16人を差し置きトップに躍り出し、今週は2位のライバルに16ポイント差をつけて支持率28%を獲得している。 しかし、トランプ氏にまつわる話題を独占し