「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され世界的なブームになるなか、大手ビールメーカーの「アサヒビール」は、海外進出を目指す外食企業への提案力の強化などを図るため、老舗料亭の「なだ万」を買収することになりました。 発表によりますと、大手ビールメーカーの「アサヒビール」は、東京・新宿区に本社がある老舗料亭の「なだ万」の株式の過半数を超える51.1%を取得し、買収することで合意しました。 「なだ万」は、江戸時代に創業した180年以上の歴史を持つ老舗料亭で、国内に27店舗、海外にも香港やシンガポールなどに7店舗を展開しています。 アサヒビールとしては、和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界的なブームになるなか、この分野に強みを持つ老舗料亭を買収することで、海外進出を目指す外食企業などに対するノウハウの提供や提案力の強化などを図りたい考えです。 一方、「なだ万」は、アサヒビールの傘下に入るこ