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技術とエコに関するshichiminのブックマーク (21)

  • ごみを丸ごとエタノールに変換 世界初の技術、積水化学など開発

    積水化学工業は12月6日、米LanzaTechと共同で、ごみを丸ごとエタノールに変換する生産技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。ごみ処理施設に収集されたごみを分別することなくガス化し、微生物によってこのガスを効率的にエタノールに変換できたという。熱や圧力を用いることなくごみをエタノール化でき、「まさに“ごみ”を“都市油田”に替える技術」だとアピールしている。 収集されたごみは雑多で、含まれる成分・組成の変動が大きい。ごみを分子レベルに分解する「ガス化」の技術は確立されており、微生物触媒を使ってこのガスを分解する技術もあるが、ガスにはさまざまな夾雑物質(余計な物質)が含まれるため、そのままの状態では、微生物触媒の利用が難しかった。 両社は今回、ガスに含まれる夾雑物質を特定し、その状態をリアルタイムでモニタリングする制御技術を開発。また、ごみに含まれる成分や組成の変動に応じて微生物の生

    ごみを丸ごとエタノールに変換 世界初の技術、積水化学など開発
  • 排気ガスで400W発電できる、まずはバイクの補助電源から

    都市ガスで発電し、お湯も得られるエネファーム。この考え方を最大限に拡張すると、排気ガスから発電するオートバイや自動車用の発電機になる。排気ガス中にわずかに残っている燃料を取り込み、燃料電池で発電する。さらに排気ガスと燃料電池の熱自体から電力を得るという発想だ。 自動車やオートバイでは燃費向上が強く求められている。ガソリン車ではエンジンの改良や車体の軽量化などが燃費向上技術の主流だ。 静岡県の自動車部品メーカーであるアツミテックの手法は異なる。エンジンの排ガスから電気エネルギーを取り出し、補助電源として利用するというものだ。自動車やオートバイではエンジンに専用の発電機(オルタネーター)を接続し、鉛蓄電池に充電、ライトなど車内のさまざまな機器が利用している。つまり、ガソリンが発電のために「無駄」になっており、その分だけ燃費が落ちている。排ガス発電はこのオルタネーターの代わりに役立つ。 同社が試

    排気ガスで400W発電できる、まずはバイクの補助電源から
  • 遠隔制御も登場!電力危機を乗り越える“打ち水”システム

    1kgの水が蒸発するときに必要な気化熱は、約580kcal。0℃の水を100℃に加熱するのに必要な熱量の6倍近くの熱を周囲から奪っていく。日に古くから伝わる「打ち水」は、この強力な冷却力を利用して夏に涼をとる方法だ。最近、この気化熱の仕組みを空調の省エネに生かすシステムが注目を浴びている。 簡単な散水装置から、ITを活用して遠隔操作や自動制御で“打ち水”をする格的なシステムまで、気化熱利用の手法は様々だ。簡易に設置できるシステムもあるので、福島第一原発の事故による今夏の電力危機対策にも組み込めそうだ。 東京・豊島区の現代ギター社では、今夏の節電対策として、コンサートを行う「GGサロン」の屋根に散水装置を取り付けた。ガーデニング用品の商品である電池式の「水やりタイマー」に、首振り式スプリンクラーを接続した単純なものだ。設置工事はSMCリフォームに依頼し、設置費用は装置と工事を含めて20万

    遠隔制御も登場!電力危機を乗り越える“打ち水”システム
  • 「床に蓄熱」で電力需要ピークカット:日経ビジネスオンライン

    3月11日の東日大震災に伴う東京電力の福島第1原子力発電所の事故などにより、電力不足が危惧されている今夏。節電対策が最重要課題となっている。特に、家電製品の普及により、年々増加の一途を辿っている家庭の電力消費量の低減は急務だ。 このような中、住宅における最適なエネルギーシステムの研究に取り組んでいる東京大学工学系研究科の前真之准教授が、現在、注力しているのが、「蓄熱材」を用いた床の冷暖房システムの開発だ。 3月11日の東日大震災に伴う火力発電所の被災、東京電力の福島第1原子力発電所の事故、そして、中部電力の浜岡原子力発電所の稼動の全面停止により、電力不足が危惧されている今夏。節電対策が最重要課題となっている。 特に、家電製品の普及に伴い、家庭での電力消費量は近年、増加の一途をたどっている。その中で、大きな割合を占めているのが、エアコンなどの空調、家電や照明器具、そして、給湯だ。 住宅

    「床に蓄熱」で電力需要ピークカット:日経ビジネスオンライン
  • 【隠れた世界企業】省エネ塗装に熱い視線:日経ビジネスオンライン

    医薬品の卸売会社の社長が一念発起して断熱効果のある塗料を開発。温暖化抑制の一助になると、猛暑の国々が導入に意欲を示している。シンガポールでは施工実績を伸ばしており、電気自動車への応用も探る。 社員がわずか4人しかいない企業が国内だけでなく海外からも熱い視線を浴びている。塗料の販売と施工を手がけるフミン(福島市)だ。 注目を集める理由は、右下の写真が雄弁に物語る。八木澤勝夫社長の前にある箱形の装置は、ガラスの前に設置された2枚の黒い鉄板の温度を測定するもの。装置の内部に据えつけられた赤外線ライトでガラス越しに鉄板を照射する。そして、装置の上に設置したデジタル温度計で鉄板の温度を測る。 温度計の測定値が異なる理由 ここで2つのデジタル温度計に表示された測定値をご覧いただきたい。左側は「49.8度」に対して右側は「70.2度」。約20度もの差があるのに気づかれるだろう。ガラス越しに鉄板を照射する

    【隠れた世界企業】省エネ塗装に熱い視線:日経ビジネスオンライン
    shichimin
    shichimin 2010/04/22
    断熱効果のある塗料を開発した企業。"フミンコーティングは赤外線や紫外線を反射せずに吸収するので、ヒートアイランド現象の発生を抑制する効果が見込める。"
  • ノーガード戦法! 三菱の技術者は太っ腹?:日経ビジネスオンライン

    あ~あ、がっかりです。担当Y氏が"カミ"媒体に異動されたことは既報の通り(「日経ビジネス アソシエ」に決まったそうです。みなさんご祝儀代わりに最新号をぜひ一冊!)。新しい担当編集さんと心機一転これから再スタート……というところで、のっけから"放送事故"です。ご愛読いただいている方々はお気付きでしょう。はい。先週金曜にUPされた記事が、当日発行のメルマガからすっぽり抜け落ちていたのですね。故に金曜日は多くの方がupされたことに気付かれないまま華麗にスルーされたワケでございまして……。月曜朝発行のメルマガで慌ててフォローはしていただいたものの、読者の方々に気づいていただけなかった、という悔しさは消せません。担当者が変わっただけで、かくも仕切が悪くなるものなのでしょうか……え? なに? 今回はまだY氏の担当だったって? 何をしてやがるんでございましょう、マッタク……。 というワケで二週連続で特別

    ノーガード戦法! 三菱の技術者は太っ腹?:日経ビジネスオンライン
  • トイレの脱臭から始まる環境浄化 TOTO「光触媒の基本技術」(その1):日経ビジネスオンライン

    外壁に塗装するだけで、手入れの負担をかけずに、菌やカビ、汚れや悪臭などを防ぎ、建物の外観をいつまでもきれいに保つ。しかも、酸性雨や光化学スモッグの原因となり、森林破壊や健康被害を引き起こす空気中のNOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)などの大気汚染物質を活性酸素で分解し、浄化して、地球環境の保全にも役立つ――。 そんな夢のような技術が実用化されている。 TOTOが昨年から世界戦略の主軸商品として打ち出している「HYDROTECT(ハイドロテクト)」だ。 10年以上前の技術が脚光を浴びる ハイドロテクトはTOTO光触媒技術が採用されたタイルや塗装などの総称技術ブランド名で、この光触媒作用が持つ2つの特性を利用して、前述のような効果を得るのだという。 1つは光触媒の「親水性」。 塗料やタイル表面に含まれる光触媒の酸化チタンに太陽光などの光が当たると、チタン(Ti)と空気中の水(H2O)が反

    トイレの脱臭から始まる環境浄化 TOTO「光触媒の基本技術」(その1):日経ビジネスオンライン
    shichimin
    shichimin 2010/01/13
    TOTOの光触媒塗料「HYDROTECT(ハイドロテクト)」/一軒家(200平方メートル)を光触媒塗料に塗り替えると、大気浄化能力が最も高い植物の1つであるポプラの木19本分の空気浄化効果が得られる(TOTO試算)。
  • ハイブリッド車を凌駕も:日経ビジネスオンライン

    ガソリンエンジンで1リットル当たり32km走る小型車を開発したマツダ。軽量化やエンジンの改良を重ね、ハイブリッド車に迫る高燃費を達成した。新興国でのクルマの普及に向けて、さらなる燃費の改善が急がれている。 「1リットルのガソリンで32km走行できるクルマ」と聞けば、まず思い浮かべるのはトヨタ自動車「プリウス」やホンダ「インサイト」などのハイブリッド車だろう。ハイブリッド車はモーターとエンジンを併用して走行することで、燃料消費を抑えている。 だがリッター30kmを超える燃費はハイブリッド車だけの独壇場ではなくなりそうだ。マツダが開発したコンセプトカー「清(きよら)」は、ガソリンエンジンの改良で、リッター32kmの燃費を実現した。正確に言えば、国土交通省の燃費基準10・15モードでの燃費だ。同じ基準でトヨタのプリウスが38km、ホンダのインサイトは30km。10・15モードだけで見れば、マツダ

    ハイブリッド車を凌駕も:日経ビジネスオンライン
    shichimin
    shichimin 2010/01/07
    既存技術のブラッシュアップも大事だよね。/HVも良いが、こっちの方が低コストで製品になりそう。
  • ボタンを押す振動で動作する「電池レスリモコン」(1) | WIRED VISION

    ボタンを押す振動で動作する「電池レスリモコン」(1) 2009年12月25日 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 「環境」は、小型機器の分野でもセールスポイントになってきた。こうした中、音力発電とNECエレクトロニクスが開発したのは、電池を使わないリモコン。ボタンを押した時の振動で発電し、それで信号送信の電力をまかなうという。振動力による発電デバイスを開発した音力発電 代表取締役の速水浩平氏、リモコンの電源制御回路とマイコンチップを開発したNECエレクトロニクスの塚宏和氏、郡司高久氏にお話をうかがった。 人が歩く振動で照明の電力をまかなう発電床 発電床の上で軽く足踏みすると、多数のLEDが一斉に点灯する。 ──音力発電とNECエレクトロニクスは、「電池レスリモコン」を共同開発したそうですね。これはどういう仕組みなのでしょうか? 速水:音力発電では、「振力電池」

  • 地球温暖化防止のための分散型発電の本命,スターリングエンジン | ジュンツウネット21

    1. 分散型発電システム 実用エンジンは,今まで潜水艦の無給気推進源,ヨットのバッテリ充電用などとして極わずかしか利用されていなかった。しかし,家庭用コージェネレーション(CHP)ユニット,太陽熱発電,バイオマス燃焼発電などの分野でフィールド試験のみならず試験販売さらには商品化が行われ,量産化も開始されようとしている。 1.1 家庭用コージェネレーション(CHP)ユニット イギリスをはじめとするヨーロッパでは都市ガスを燃料とした一般家庭向けCHPユニットへの期待が高まり,すでに試験販売されたユニット,さらに2008年~2009年にかけて商品化予定のユニットもある。 イギリスのエネルギー供給会社であるPowergenは,表1のニュージーランドWhisperTechのエンジン発電機ユニットに基づき設計された図1に示すCHPユニットをイギリスEast Manchesterの一般家庭にすでに450

    地球温暖化防止のための分散型発電の本命,スターリングエンジン | ジュンツウネット21
    shichimin
    shichimin 2009/12/10
    木質ペレット+スターリングエンジンの事例アリ
  • 水なんて流すから臭うのだ! 常識破りに超衛生的&エコな「消臭式無水トイレ」 : ギズモード・ジャパン

    水なんて流すから臭うのだ! 常識破りに超衛生的&エコな「消臭式無水トイレ」2009.09.10 19:007,990 男子トイレは水を流さないほどキレイなんだって...! いやぁ、やっぱりにわかには信じられませんよね。用を足した後、トイレの水も流さないなんて、一体どんなしつけを親からしてもらったんだかと子どもたちが叱られる要因でもあるんじゃないでしょうか。それがですよ、写真の男性用小便器「消臭式無水トイレ」には、そもそも水を流したくっても、そういう設備が最初から備わってすらいないんですからね。 いくら水道代節約でエコだっていっても、そんな臭くて汚いトイレは使えねぇだろってつぶやいちゃったのが聞こえたのか、兄ちゃん、兄ちゃん、その考え方は甘い、古すぎるよって呼び止められまして、まさに目からウロコな消臭式無水トイレのカラクリを聞いちゃったのでした。ちょっと人生180度変わっちゃいそうですよ。

    水なんて流すから臭うのだ! 常識破りに超衛生的&エコな「消臭式無水トイレ」 : ギズモード・ジャパン
  • フラクタル日除け 新発想のヒートアイランド対策

    フラクタル日除けのページは移動しました。 新しいページは http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~fractal です。

    shichimin
    shichimin 2009/08/27
    京大なのね。
  • シャープ、厚さ0.8ミリの携帯機器用太陽電池パネルを開発:Garbagenews.com

    【シャープ(6753)】は2009年5月26日、携帯電話やデジタルカメラなど携帯機器用の太陽電池パネル(モジュール)「LR0GC02」を開発し、7月10日から量産・発売すると発表した。サンプル価格3000円。このタイプのモジュールとしては業界でもっとも薄い、厚さ0.8ミリを実現した(【発表リリース】)。 太陽電池パネル(モジュール)「LR0GC02」 太陽光発電はクリーンエネルギーとして注目されており、住宅用はもちろん、携帯機器のバッテリーなどへの展開が進められている。今回開発されたソーラーモジュールは、半導体小型パッケージング技術を駆使して業界最薄レベルの厚さ0.8mmを実現。また、ソーラーセルには、多結晶シリコンを採用し、最大電力300mWの高出力を実現しており、携帯機器の補助電源として省エネに貢献する。さらに、機器メーカーの要望に合わせてセル表面の電極パターンをつくることができる

    shichimin
    shichimin 2009/05/27
    ソーラー付ガジェット期待アゲ
  • 【すごいぞ! ニッポンのキーテク】ロータリーが生んだマツダの水素ハイブリッド (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    【すごいぞ! ニッポンのキーテク】ロータリーが生んだマツダの水素ハイブリッド (1/3ページ) 2009.4.19 08:00 石油が枯渇してガソリンがなくなる日はいずれ訪れる。その時には、電気自動車(EV)や、水素を燃料とした燃料電池自動車などが取って替わるとみられている。水素は燃料として使用しても二酸化炭素(CO2)を排出しないなど地球温暖化問題にも貢献することから、普及が期待されている。 将来の低炭素社会をにらみ、マツダは水素燃料で駆動するロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせた世界初のハイブリッド車(HV)「プレマシー ハイドロジェン REハイブリッド」を開発、3月25日からリース販売を始めた。月額リース料は42万円と高価なうえ、水素の製造コストが高く、補給拠点も限られるため普及はまだ先だが、その開発過程で生まれた技術が新たな方式のエコカーを生み出しそうだ。 マツダが自動車

  • 「黄鉄鉱利用、高効率な薄膜太陽電池」が全身を覆う電気自動車 | WIRED VISION

    前の記事 「Twitterの鳥」画像は600円:クラウドソーシングはデザイナーの敵? 「黄鉄鉱利用、高効率な薄膜太陽電池」が全身を覆う電気自動車 2009年3月16日 Keith Barry 写真はAutoblog.nl スウェーデンにあるスーパーカー・メーカーKoenigsegg Automotive社は、『ジュネーブ・モーターショー』でソーラー電気自動車のコンセプト・カー『Quant』を披露した。同社によれば、量産モデルでは、20分足らずの充電時間で約483キロメートルの航続距離を実現するという。 このとてつもない高性能の秘密は、黄鉄鉱だ。 黄鉄鉱(その色調で黄金に間違われることがあり、「愚者の黄金」とも呼ばれる)は驚異的な光起電性を持つが、この性質が商業利用可能なソーラー技術として開発されるようになったのはごく最近のことだ。 黄鉄鉱の研究で業界をリードするのはNLV Solar社とい

  • 身近になりました! 小型風力発電

    最新の「それいけ!丸腰ライター」は自然に優しい新エネルギーとして、太陽光発電と並んで期待されている小型風力発電についてです。風力発電といえば、ケンプラッツでも取り上げた「“回らぬ風車”訴訟」(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20081105/527712/)が記憶に新しいところですが、ここで紹介するのは国内外、さまざまな場所で“回っている風車”について。今回は国内に数社ある小型風力発電機メーカーの中で一番の実績を上げている「ゼファー」の伊藤瞭介社長と窪田直樹氏に話を伺ってきました。

    身近になりました! 小型風力発電
  • asahi.com(朝日新聞社):緑のカーテン秘話 水やりは「セルフサービス」 - 社会

    緑のカーテン秘話 水やりは「セルフサービス」(1/2ページ)2008年9月25日8時31分印刷ソーシャルブックマーク 4階建ての屋上まで届いた=2日、板橋区役所外は強い日差しの中、緑のカーテンの内側では、柔らかな光を通していた=4日午後2時、板橋区役所 つる性植物で壁を覆って夏の暑さを和らげる「緑のカーテン」。板橋区の造園業の会社が、都内の区役所や小中学校などでこの「カーテン作り」を請け負っている。限られた土地に密集して植物を育てる技術は、社長の森正さん(67)が、水やりの管理を植物自身にまかせる栽培方法を開発したのがきっかけだった。 板橋区役所庁舎の南館の南側壁面には、ヘチマとキュウリ、ゴーヤ、朝顔の「カーテン」が、幅10メートルで4階建ての屋上まで到達し、16メートルを超えている。杉並区役所庁では、現在7階に達し、成長を続けている。 見事な「カーテン」のカギとなるのが、「自動灌水(

  • “大自然”を丸ごと引っ越し!?写真で見る九州大学の生物多様性保全の結果 - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル

    世界が注目した“自然の引越し”?!九州大学の生物多様性保全事業を紹介 ●造成用地内の種をひとつも滅ぼさず、森林面積を減らさない。環境問題の重要な側面を担っている「生物多様性の保全」という分野において、九州大学のキャンパス統合移転計画は、世界が注目した取り組みである。学術界において、最も権威のある雑誌のひとつである「Science」誌において、九州大学の保全計画は「こんな例は今までに類を見ない」と絶賛された。 ●計画段階では埋め立てる予定だった造成用地内の谷部を、「生物多様性保全ゾーン」として定め、造成で消失してしまう動植物を移転して保全する。環境に配慮した、21世紀型の大学造りを進める九州大学の取り組みはどのようなものか。また、2000年から造成が開始された保全ゾーンの生物多様性は、2008年時点でどれほど保たれているのか。 ●生物多様性保全事業を中心になって進めている、九州大学

  • ブドウ糖で聴くウォークマン? バイオ電池をソニーが開発

    ソニーは8月23日、ブドウ糖で発電するバイオ電池を開発したと発表した。「パッシブ型」のバイオ電池では世界最高出力を達成し、実際にウォークマン(フラッシュメモリタイプ)で音楽を再生できたという。ブドウ糖は地球上に豊富に存在するため、環境に優しい将来のバッテリーとして実用化を目指す。 ブドウ糖電池は、ブドウ糖を分解する酵素と、電子を伝達する物質を固定化した電極をマイナス極に、酸素を還元する酵素と、電子伝達物質を固定化した電極をプラス極とし、これをセパレーターで挟んだ構造になっている。 マイナス極でブドウ糖水溶液を酸化分解し、電子と水素イオンを取り出し、プラス極では電子と水素イオンによる還元反応で水を生成する、という電気化学反応で発電する仕組みだ。 試作した電池は1辺が39ミリのキューブ型。容量は40ccで、最大出力は約50ミリワットを確保した。電子伝達物質がよく働くように固定化する技術を開発す

    ブドウ糖で聴くウォークマン? バイオ電池をソニーが開発
  • コラム: やじうまミニレビュータミヤ「ループウイング風力発電工作セット」

    「ループウイング風力発電工作セット」を組み上げたところ。ループウイングと呼ばれる一歩進んだ風力発電用風車を採用している 夏だ!! 太陽だ!! 風車だッ!! ナゼだ? 真夏の乾いた風を受けて回る風車を見て涼を感じる、というのもあるんですけど、風車による風力発電を体験するためだッ!! ついでに、夏休みの自由研究系宿題にもオススメしていきたい!! てなわけで試してみたのが、タミヤから発売されている「ループウイング風力発電工作セット」。Amazon.co.jpでのお値段は3,500円(送料込み)てな感じ。 コレ、エコなエネルギー源として注目されている風力発電のシクミを体験できる工作キットなのだ。使われている風車のタイプは“3次元ループウイング型”と呼ばれるもの。従来のプロペラ型風車と比較すると、空気の渦を起こしにくいため騒音が非常に少ない、低い回転速度での発電が可能、振動が少ない、高速回転に陥って