35年に渡る歴史を持つ、UK最大の野外ロックフェスティバル、グラストンベリーフェスを追ったドキュメンタリー、『グラストンベリー』が公開中!(以下、ライブの画像は本作のHPより) 意外にも、ステージ上のアーティストはBGM程度(それでも豪華34組!)。 むしろ、映画の主役はフェスに参加する普通の人々や、ステージ下の名もないパフォーマーたちだ。 そんな本作のラスト近く。とあるバンドによる、グラストンベリー史上に残ると言われた名演がじっくりとスクリーンに映し出される。 バンド名は、パルプ。歌は「コモン・ピープル」。 ピコピコしたチープな電子音に重なるバイオリンの音。 くねくね踊りながらポーズをとる「やせてのっぽ」のボーカル、ジャーヴィス・コッカー。 正直かっこいいと言い切るには若干ためらわれるこのステージに向けて、8万人の大合唱が響き渡る。 壮大なメロディが歌い上げられるわけでもなく、迫力の重低
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