原発作業の男性、過労死認定=残業月100時間も-福島第1 2018年11月05日13時29分 東京電力福島第1原発で自動車整備作業に従事していた男性=当時(57)=が2017年10月に死亡し、いわき労働基準監督署(福島)が長時間勤務による過労が原因だったとして労災認定していたことが5日、分かった。亡くなる1カ月前の超過勤務は月約100時間だったという。 遺族から相談を受けた全国一般労働組合全国協議会が明らかにした。東電は当時、「病死で、作業との関係はない」と発表していた。 同協議会などによると、男性はいわき市の1次下請け会社の整備士として、12年から原発構内の車両の点検と整備に従事し、作業中は防護服とマスクを着用していた。17年10月26日、構内で作業に向かう途中に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は致死性不整脈だったという。
兵庫県弁護士会は24日、神戸刑務所(兵庫県明石市)が性同一性障害の受刑者ら2人に丸刈りを強要するなど男性として処遇したのは人権侵害に当たるとして、法務省などに戸籍上の性別で振り分ける指針を見直すよう勧告したと発表した。 発表では、2人は傷害致死罪の受刑者と覚醒剤取締法違反による元受刑者で、いずれも性別適合手術を受けたが、戸籍上は男性。 収容先の神戸刑務所では、一部処遇で配慮されたものの、法務省の指針に基づき、丸刈りや男性用受刑服の着用、男性職員による身体検査などは行われたという。 勧告は、2人の精神的苦痛や性的虐待を受ける危険性を指摘。受刑者の性自認や身体的機能により収容先が振り分けられるよう、指針を改正すべきだとした。法務省は「事実関係を確認する」としている。
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