前回のエントリだが、さっそく次のように誤読されている。 「反自民ブログに見られる、ある傾向」@ti-landmark.com 驚くほど凡庸だが、反論すべき点をあげるなら、「愚民とは、ある一定の正解を知らない者のことを述べているのではない」「無根拠に、大衆を愚民ではないと断定されるべきではない」という二点になるだろう。 第一の点。一つ前のエントリで既に書いたことだが、僕は、選択を誤る可能性を明確に指摘している。だから僕の選択が誤りである可能性を認める。その上で僕が愚民と呼ぶのは、その選択を誤ったかどうかを確認する意思を持たない者のことである。政権を選んだ後、関心を失い、政府が誰を殺すのか(あるいは殺さないのか)を見届けようとしない者。政府がなすことの責任を、己の責任として引き受ける気のない者。こうした者を愚民と呼んでいるのである。小泉支持者だろうと反小泉支持者だろうと、基準は変わらない。主権
最近の日本では、自分や自分の周囲の人々がより幸せになることを望む意見よりも、自分とは異なる世界の人々がより不幸になることを願う意見の方が強くなっているような気がします。昨年のレコード輸入権創設反対運動は自分たちの音楽消費行動をより豊かにする(あるいは豊かさを奪われるのを拒絶する)ことを目的とするものであったのに対し、今年盛んだった人権擁護法案反対運動は、国内マイノリティが不当に差別や嫌がらせを受ける状態を解消させたくないということを目的とするものです。ネット上で流行っている「嫌韓」にしたって、韓国をいくら悪し様に罵ってみたところで、罵っている人々の生活が改善されるわけではありません。ブログ主に不快感を与える以外に何の意味もないコメントを投稿するために貴重な青春の数頁から数十頁を無駄にしてしまう人々もおられるようですが、ブログ主がそのような執拗かつ不快なコメントに嫌気がさしてコメント欄を閉鎖
今の仮面ライダー響鬼をとりまく環境を書き連ねてみた。 (9/13 一部追加) 響鬼面白くないよ派 子供がつまらないと言ってるよ派(超重要意見派) と言いつつ実は俺がつまらないんだよ派(偽装親派) 録画した29話以前のだけくり返し見せてるよ派 今まで積み上げてきた世界観が壊れたよ派 キャラクターの性格が変わりすぎだよ派 ヒビキさんがダメ人間になりすぎだよ派(ヒビキファン派) イブキさんがだんだんヤムチャ化し始めてるよ派(イブキファン派) あきらたんがかわいそうだよ派(あきらファン派) 演出が変わりすぎだよ派 魔化魍がショッカーの怪人みたいだよ派 呼ばれてすぐ現場に到着する瞬間移動やめようよ派(現実感重視派) もう555は見たくないよ派(アンチ555派) 明日夢君の語りから始まらないと落ち着かないよ派 漢字のテロップが無いと響鬼じゃないよ派 とにかく全て白倉伸一郎が悪いよ派(アンチ白倉派) 白
マッケンジー・ワークの『ハッカー宣言』(マッケンジー・ワーク著、金田智文訳、河出書房新社)についての書評が東京新聞の9月4日号に掲載された。800字の短い分量なので言いたいことをすべて述べることはなかなか難しい。書評は下のようなものである。 ================================================= 「情報の不当な私有に抗する」 すべての「ハッカー階級」は連帯せよ! 情報の搾取や囲い込みを打破せよ! と、著者マッケンジー・ワークは挑発する。情報社会における支配階級は「ベクトル階級」(情報誘導階級)と呼ばれ、かつてのイギリスの「囲い込み」で農民から土地を奪い私有することによって莫大な利益を上げた牧羊家たちや、産業革命で利益を独占してきた資本家階級たちに続くものだと彼は主張する。ハッカーとは生産を搾取される「階級」なのだという視点が新しい。 したがって、
すでにbewaadさんが論じられているように、今回の自民党がこれだけ議席を獲得したのは、小選挙区制がその制度的特性をもろに発揮した結果だ。その小選挙区制はイギリスを見て導入したものだと覚えている人も多いだろう。 さっき、90年代の終わりごろにイギリスで友人としゃべってたことを思い出していた。たとえば、わかりやすい例として山口二郎北大教授はこういっている。 自民党が結党以来半世紀守ってきた再分配の政治は確かに崩壊しつつある。これをそのまま温存することは無理である。自民党流の再分配政治は、腐敗、無駄、官僚の既得権など多くの弊害をもたらした。ここで問われているのは、再分配そのものを否定するのか、仮にそれを維持するなら新たな再分配の仕組みをどう打ち立てるかという点である。小泉自民党はユートピア主義的な市場中心主義で国民の支持を得ようとしている。これに対抗する民主党や造反勢力が、効率的で公正な再分配
ムーバブルタイプで簡単にできる、 ホームページ化テンプレートを無料配布! こんにちは!ようこそ!鹿児島でホームページ制作会社を営んでいる篠原といいます。 なぜ、無料でテンプレートを配布するのか? それには深い理由があります。 私は、パソコンやインターネットを活用して十数年仕事をさせてもらっています。 インターネットやホームページに大変お世話になっています。 そんなインターネットで、何か社会貢献が出来ないものかと考えていたところ、こういうサイトを知人に教えていただきました。(※クリックされたり、紹介したからといって私やあなたにお金が入るサイトではありませんのでご安心下さい。) クリック募金_クリックで救える命がある。 ご覧いただけましたか? けして対岸の火事や人ごとではすませられない現実が常に存在していることに対し私は、「これならお役にたてるのでは?」と思いたち、 ホームページのそでに、
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今、無料で公開されている「マル激 第233回 PART2」は、ウェブ選挙の近未来、というか今回の総選挙に関連する社会の状況認識にとって示唆に富むダイアログでした。 ウェブ選挙はネオリベ側に有利で、リベラルにとってはコストがかかって不利。にもかかわらずリベラルを自称する宮台氏は、ウェブ選挙を求める。 一見矛盾した態度ですけれど、その本音は、回避できないし回避すべきでない変化は、変化を受容し、自ら加速させることで早く主導権を獲得すべしとの判断があるように私には見えます。 広松渉的な哲学に共鳴するかどうかはともかく、「時代を加速すべし」との判断には共感できます。(時代を加速させる方法は、ネット選挙だけではなく、他にもいろんな方法があると私は思いますけれども。) ■ビデオニュース マル激 第233回 PART2(無料) http://www.videonews.com/marugeki/233ne
« 講座開講のお知らせ | メイン | ダ・ヴィンチ10月号で「鬼」特集 » お詫びと訂正/『響き交わす鬼』解説中の記載について 小学館文庫版『妖怪文藝 巻之弐 響き交わす鬼』について、思いのほか早くネットのあちこちで熱い反響をいただき、とても歓んでおります。言及いただいた皆様、本当にありがとうございます。 それは良いのですが、実はちょっと困った事態が生じてしまいました。 同書の解説中で小生は―― もちろん『響鬼』を未見の方でも十分に愉しんでお読みいただける作品ばかりだが、過去と最新の〃鬼譚〃が互に響き交わすことを目指した編者の企図を十全に味わっていただくには、やはり『響鬼』をご覧いただくに如くはない。放映開始から半年を経過して、DVDの発売も開始されたところではあるし、どうか騙されたと思って、御一見のほどを――。 ……と書きましたが、肝心な個所が抜け落ちておりました。謹んで、下記の
こういうのは言及するだけで騒動を大きくするから控えようかと思ったが、どっちにしろすでに騒動が大きくなっているので言及。 漫棚通信ブログ版-マンガと差別問題「エマ」 http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_ccc5.html 続「エマ」 http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_fad8.html 上記ブログで、「エマ」6巻に出てくるひとさらいの描写はユダヤ人に対する悪意を持ったカリカチュアではないか、差別問題になるのではないかとの指摘がなされ、話題を呼んでいる。 上記リンク先両方とも通読させてもらったが、はっきり言って「たまたま目に付いたから大げさに批判した」レベルの粗雑な議論だと俺には思えた。 例えば、ユダヤ人団体Simon Wiesentha
勝谷誠彦の××な日々:2005年9月12日 戻る ■2005/09/12 (月) まだこれは終わりの始まりの第一段階に過ぎないのだ。 現在午前2時半。TBSラジオの選挙特番から帰ってきた。『情報ツウ』に出かけるまでに1、2時間仮眠をとれるかどうか。でも腹も減ってるし一杯くらい呑みたいしなあ。総選挙はご存じの結果 となった。スタジオにはTBSの政治記者の方が来てくれたが記者クラブの中にいる彼をして「これは文化大革命ですね」と言わしめた結果 である。東北アジアは支那の共産党と北朝鮮の労働党そして日本国の自民党という三大独裁政権が統治するとても楽しい風景となった。番組の中でアメリカ事情に精通 した小西克哉さんが「先の大統領選挙に似ている」と言ったのは至言だ。政策から言ってもイラク侵略をめぐる世界の世論から言ってもケリーが勝つことは当たり前のようであった。しかし実際に票を入れたのは今回ニューオ
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
昨日のブログに対して、Dr. Jasonさんから、「自民+公明で,2/3とは,フリーハンドを与えすぎなのでは?」というコメントがあった。同様な論調が、新聞にも書かれているが、私はそうは思わない。 私は、どうせ自民が勝つのだから、できるだけたくさん議席をとってほしいと思っていた。そのほうが、次のステップに早く進めるだろう。 これもまた、「生態学的」な見方なのだが、議席数が多ければ多いほど、意見の多様性も高まる。 新生自民党(あえてこう呼ぶ)は、政府のスリム化と規制緩和を通じて、市場主義・競争原理による改革を進めるという点では、かなり純化された。しかし、この点以外では、意見の多様性は確実に高まったと思う。 何よりも、女性議員が増えたので、男性とは違う経験・発想が自民党に持ち込まれるだろう。派閥に対する対応も多様化し、派閥の形骸化が進むだろう。 グローバルな競争を強く意識した改革は、ナショナリズ
つまり開票率と現在までの得票数からいくと、どう見ても山下万葉>又吉イエスであると。 又吉イエスについてはいまさら言いません。では山下万葉とは? 連邦の05/09/04の記事のYAMA.JPGというのを見てください。05/09/07には選挙公報もあります。 みんな(誰?)、日記書くのサボりすぎ。 なんかブックマークしてひとことコメントしておけばいいや、と思ってるぽい。それではクリッパーと変わらないです。はてなアイデアに、「自分がブックマークしたURLとそれに付けたコメントを寄せ集めて、日記ページを生成する機能」を要望してはどうか。(もうある?) むー、mixiの他にも日記の更新を阻害する勢力がっ。 Rivers and Bridges より 私のことをお話しします おれはおまえのパパじゃない より モテ・非モテ話から離れて iduruさんとテラヤマアニさんの間で幾度か応酬があり、自分を守ろう
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