ジャニーズ事務所を巡る性加害問題を取り上げたことで、にわかに注目を集めた国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会。ただ、調査の目的は、ジャニーズ問題だけではなかった。12日間の調査をまとめた訪日ミッション終了ステートメント(声明)を読むと、人権侵害の観点から、日本国内のさまざまな分野に重い課題を突きつけていた。
【独占インタビュー】 服部吉次さん(俳優・音楽家/78歳) 今年3月に英公共放送BBCが報じたジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題のドキュメンタリーを契機に、元ジャニーズJrでシンガー・ソングライターとして活動するカウアン・オカモト氏(27)が実名でジャニー氏を告発するなど、その衝撃は日本中に広がっている。今回、俳優で音楽家の服部吉次氏が小学生の時に受けたジャニー氏からの性被害を告白する。吉次氏は「別れのブルース」「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」などの和製ポップスで知られる国民栄誉賞受賞作曲家・服部良一の次男。長兄は作曲家の故・服部克久だ。(独占インタビュー前後編の前編です) 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) ◇ ◇ ◇ ──なぜ、今過去の性被害を公表する気になったのでしょうか。 「ひとつは、カウアン・オカモト氏ら実名で告発した方たちに対する敬意です。ジ
「痴漢って日本独特の文化だよね。他の国はないから」 10月8日に配信されたバラエティ番組『BAZOOKA!!! #17』(ABEMA)で、こう話したのは水原希子(32)。日本で暮らす外国人セクシー女優のジューン・ラブジョイさん(26)に、妹でモデルの水原佑果(28)と密着取材を行ったが、そこで展開した持論が物議を醸している。 日本が好きで5年前に来日したジューンさんだが、「痴漢も結構多いと思います、日本に。6回ぐらい(痴漢に遭ったことがある)」「日本の警察はちゃんと対応してくれてありがたいんですけど、ちょっと痴漢は本当に勘弁してほしいです」と悩みを打ち明けた。 すると水原は、冒頭のように“痴漢は日本独特の文化”とコメント。ジューンさんが「アメリカにあったら殺されそうじゃない?」と述べると、「うんうん」と相槌を打ち「日本だけだと思います。痴漢って」と話したのだった。 また、スタッフが「盗撮っ
はじめに、デニ・ムクウェゲ氏をご存知だろうか? その名を耳にしたことがある人もいるかもしれないが、彼はアフリカの中部に位置するコンゴ民主共和国出身の婦人科医だ。 彼が病院を開業する母国コンゴの東部地域は、こう呼ばれているという。「女性にとって世界最悪の場所」と。 鉱物資源が豊富なこの地域は、武装勢力の格好の標的となり、住民たちを恐怖で支配することを目的とした女性たちへのレイプが横行。 犠牲者になった女性は40万人を超えている。 ムクウェゲ医師は、その犠牲者で修復不能なほど性器を傷つけられた女性たちの治療と救済に奔走。この信じがたい現実を変えようと国際社会に訴えかけ、2018年にはその活動が認められ、ノーベル平和賞を受賞している。 ドキュメンタリー映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』は、ムクウェゲ医師の活動に迫るとともに、実はこのコンゴの問題が日本にもつながっていること
このプロジェクトは、2020-12-25に募集を開始し、108人の支援により2,361,000円の資金を集め、2021-02-08に募集を終了しました 性的画像を撮影させない AI(人工知能)を、将来のスマートフォン標準機能に求めます。世界で連携し、Apple米国法人(iOS)とGoogle米国法人(Android)に開発と組込みを要望します。このキャンペーンを支援して下さい!デジタル性暴力をみんなが知って、社会が変わるプロジェクトです。 インタビュー: 特定非営利活動法人ぱっぷす 理事長 金尻カズナ 聞き手 谷とも子 ーー ぱっぷすでは、性的搾取の被害に遭われた方の相談支援と、性的画像記録を撮影され拡散された被害の削除要請事業、さらに、刑事・民事事件化の支援をされていますね。 近年の傾向を教えていただけますか? 金尻 はい。いまの子どもたちは、中高生のうちから、児童ポルノ、リベンジポルノ
幼少期から中学生の頃まで性的虐待を受け、今もフラッシュバックなどの後遺症に悩まされているとして、広島市の40代会社員女性が70代の父親に対し、1100万円の損害賠償を求め、広島地裁に提訴した。第1回口頭弁論が16日にあり、被告側は一部否認し、請求棄却を求めた。 訴状などによると、原告女性は保育園児の頃からわいせつな行為を強要され続けた。女性が抵抗し、中学2年の時に行為は終わったが「長期間、実の父から姦淫され続けた原告の肉体的、精神的苦痛は、計り知れない」と訴えている。 被告側は答弁書で、性交や体を触るなどのわいせつ行為をしたことは認めたが、女性側が「週3、4回程度」とした頻度など一部を否認。行為が終わった時期は「小学4、5年の頃」と主張し「行為から20~30年を経過して心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの後遺症が発現することは医学的にあり得ない」とした。 さらに、不法行為から20年経過
コロナ禍で始まった夏休み。子どもたちだけで行動する機会も増えるため、子どもを狙った性犯罪には十分警戒が必要だ。 【マンガを読む】学校での性暴力の現実が…『言えないことをしたのは誰?』 警察庁の平成30年の統計によると、13 歳未満の子どもが被害にあった強制性交等、公然わいせつ・強制わいせつ等の認知件数は年間995件発生。実に1日に2件以上起きている計算だが、子どもの性被害は、統計上に表れない暗数が想像以上に多いと言われている。強制性交等罪とは、口腔、肛門、膣へ陰茎を挿入する/挿入させられる被害のことを指す。ズボンを脱がせて写真を撮ること、下着に手を入れること、すれ違いざまに触ること、露出することは、公然わいせつ、強制わいせつ、児童ポルノ法違反に分類され、電車内で起きたそれらは条例違反などに問われる。 子どもたちを性被害から守るために何ができるのか──。 実際に起きた事件から、そして小児性犯
表現の自由と性搾取:n番部屋事件に思うこと https://shigatu-baka.hatenablog.com/entry/2020/03/30/185016 こうした事件の際に言及すべきは 誰かにとっての「まともな男性」などという幻のような個別具体例ではなく、 「男集団」というmaleそのものを批判すべきだ。 N番部屋を視聴していた男らは、全員共犯者である。 この事件に関連して、韓国のミソジニーの酷さも以前より見えてきた。 これらを鑑みるに、 韓国の男性が慰安婦(戦時性奴隷)問題を批判する時、 彼らの焦点が「男の暴力」「女性の人権侵害」にあるのではなく、 性暴力を問題視しない男へのよくある問いかけ 「妻や娘が同じ目にあっても同じことを言いますか?」 と同じく、 「オレたちの所有物である韓国の女」が 「日本の男らに蹂躙された」ことへの怒り 要するに 「群れを守るオス」が 「所有するメス
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数年前に電車内の「痴漢」など性暴力問題を取材しはじめて以来、考え続けていたことのひとつが、現代の防犯のありかただ。20~30年前と比べ、社会は大きく変わり、科学技術の発展は目覚ましい。 けれど防犯については、未だに駅構内のポスターに「痴漢は犯罪です」と貼られれば良いほう。素人考えかもしれないが、もう少しなんとかならないのか。 そんなときに知ったのが、「犯罪機会論」を研究する小宮信夫先生だった。街中で犯罪が起こりやすいのは、「入りやすく見えにくい場所」。犯罪者の動機よりも「機会」に着目し、環境づくりによって「犯罪機会」を減らしていく試みを提唱している。 一方、最近になって注目されているのが、「痴漢レーダー」。10人中9人が通報しないという調査結果もある電車内の痴漢被害などを、アプリのボタンを押すことで報告し、被害を可視化・データ化していく取り組みだ。ヤフーの社員だった女性2人が独立して始めた
14日、台北市内の日本台湾交流協会の事務所前で、安倍晋三首相に謝罪を求めるプラカードを掲げる抗議活動の参加者ら(田中靖人撮影) 【台北=田中靖人】日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)前で14日、台湾人元慰安婦の支援団体などが抗議活動を行った。 抗議活動には「台北市婦女救援基金会」の関係者ら約60人が集まり、与党、民主進歩党と野党、中国国民党から立法委員(国会議員)が1人ずつ参加。「歴史は消せない、日本は謝れ」などと叫び、日本政府に謝罪と賠償を求める文書を同事務所職員に手渡した。 国民党の馬英九前総統は同日、南部・台南市の同党台南支部で開かれた慰安婦問題の抗議集会に参加。中央通信社によると、馬氏は支部の敷地内に設置された慰安婦像を前に、民進党の蔡英文総統が慰安婦問題で日本に弱腰だと批判した。
---------- 「性的同意」そんな言葉を聞いたことがあるだろうか。性犯罪の裁判で「同意があったか否か」という「性的同意」が争点になることでご存知の方も多いだろう。それが泥酔のときにどうなのか、親子関係や上下関係があったときにどうなのか……その裁判判決を受けて「同意があったのか」「ちゃんと拒否したのか」の裁判所の判断経緯ついて大きな議論を呼んでいるところだ。 だが、「性的同意」とは、性犯罪だけではなく人と人との関係性の問題から始まる「誰にとっても必要な人権」のことだ。大学在学中にスウェーデンに留学し、そこで日本で受けてきた性教育では学べなかった「普通に性のことを考える習慣」を知った福田和子さんは、帰国して「#なんでないのプロジェクト」を始めた。そこで多くの実体験を集め、性について考えなければならないことを提唱し続けている。今回は福田さん自身が「これが性的同意ということなんだ!」と心から
アメリカのフロリダで元性犯罪者ばかりが住む町に行ってきた。「とくダネ!」の取材である。 州にもよるがアメリカにはもの凄い法律がある。一度でも性犯罪で有罪になると、刑務所から出た後も一定期間(場合によっては一生)、氏名や住所、顔写真、罪状が公開されてしまうのである。たとえば「Family Watchdog」というウェブサイトに自宅住所を入力すると、グーグルマップが表示されて近隣に住む元性犯罪者の一覧が確認できてしまう。 しかもフロリダの場合、学校や公園の近くに住んではいけないという法律もあり、なかなか「普通の街」で暮らすのが難しい。そこで様々な場所に、元性犯罪者でも住める「町」があるのだ。 僕が「とくダネ!」で訪れたのも、その一つである「パレス・モービル・ホーム・パーク」。12年前にできたコミュニティで、今では85人が住んでいるという。政府や州からの助成はなく、もともとこの土地を所有していた
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