さて、コレを本と呼べるのだろうか。 生きるための水が湧くような思考 と思う人もいると思う。なぜなら、本を読むとは、紙が綴じられたその形態も含めて『本』と認識している人だっているはずだから。 夕貴は、あまり不思議ではなかった。夕貴の生活の中で、新聞はいち早くNEWSWEBに変わり、今では漫画もウェブで見れるし、辞書もウェブ(WIKIとかGoo辞書とか)という時代。大学の時には、ゼミでメッセンジャーをよく打ち合わせに使った。(議事録はそのまま保存すれば良いが、人数としては3~4人が限界)大学の調べものも半分はウェブ、半分は生協ブックストアの最新刊と図書館の本。夕貴は職業柄、如何にして著作権に触れずに書籍を生み出すか、デジタル化を進めていくかを考える側に自然と立っていたことも一因だろう。 梅田望夫さん-彼の書いた『ウェブ進化論』を初めて紹介したのは、2006年6月21日(!!!!)もう既に2年以