はじめに 宇陀市 鍾馗(しょうき)さんの #薬の館 の続き。江戸期の薬屋看板に菊花紋が使われていた理由とは。当時の薬商人は宮家のほか国内外の神仏の力を借り、秘伝の妙薬を売っていました。現在の広告宣伝に繋がる話 #外郎売り #薬師如来 目次 薬売りの菊花紋 薬師如来も推奨する外郎(ういろう)売り(BGMにどうぞ) 宇陀市『薬の館』 本文 【前回。宇陀市『薬の館』の鍾馗(しょうき)さん】 www.zero-position.com 薬売りの菊花紋 奈良県宇陀市『薬の館』(宇陀市歴史文化館)は、江戸後期、宇陀の薬種商・細川家の建物跡で、街道筋の屋根には、当時のまま、銅板唐破風付き・木組み・瓦屋根の立派な看板が掲げられています。 宇陀市『薬の館』 さすがに街道筋の目立つ屋根に掲げるには憚ったようですが、店先では 十六弁の菊紋 の看板を掲げていたそうです。 地獄の沙汰も何とやら・・・江戸期の御所は質