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ブックマーク / gendai.media (20)

  • 「リスナーの愛」で大ヒット!千葉のラジオ番組から月に1万本以上売れる「脅威の調味料」が生まれたワケ(竹内 謙礼) @moneygendai

    いま千葉県でよく見かける2つの「ヒット調味料」 「これ、すごい売れているんです」 そう言われて知人から手土産でもらったのが『ネギイチバン』と『マッシュルームイチバン』という2つの調味料だった。パッケージを見てすぐにピンときた。千葉県内の道の駅やサービスエリアでよく見かける瓶詰めだ。私自身、千葉県在住なので、自宅近くのコンビニでも、最近、目にする機会が増えている。 早速、2つの調味料をべてみた。ネギイチバンはネギと醤油ベースのクセになるピリ辛味。アツアツのご飯の上に乗せたら何杯でもおかわりできそうだ。鶏のささみ肉や豚肉の上にかけたら、きっと箸が止まらなくなるだろう。 マッシュルームイチバンは、マッシュルームを細かく刻んで、バター醤油であえたもの。中華風だったネギイチバンに対して、マッシュルームイチバンは洋風といったところか。パンやパスタに乗せてべたら美味しいだろうなぁと思いつつ、酒のつま

    「リスナーの愛」で大ヒット!千葉のラジオ番組から月に1万本以上売れる「脅威の調味料」が生まれたワケ(竹内 謙礼) @moneygendai
    shikousakugo88
    shikousakugo88 2024/09/16
    おいしそう
  • その時、現場は凍り付いた…!植田日銀総裁に「経済学の大天才」が噛みついた!その「空気よまない直言」のヤバすぎる中身(鷲尾 香一) @moneygendai

    2人の経済学の天才が激突 6月15日から2日間にわたって行われている日銀政策決定会合だが、マーケットは概ね「大規模緩和の継続」を予想している。 筆者もその見通しには同意するが、ちょうどひと月前の5月15日に開かれた政府・経済経済財政諮問会議で、今後の植田和男日銀行総裁の政策に大きな影響を与えるのではないかと感じるやり取りがあった。 前編『ノーベル経済学賞「有力日人候補」が日銀・植田総裁に噛みついた!いったい何があったのか…?』でお伝えしたとおり、植田総裁の経済学のライバルで、プリンストン大学の清滝信宏教授が植田総裁の意見に噛みついたのだ。

    その時、現場は凍り付いた…!植田日銀総裁に「経済学の大天才」が噛みついた!その「空気よまない直言」のヤバすぎる中身(鷲尾 香一) @moneygendai
  • 「官邸の守護神」引退で、もうすぐ菅政権の「終わりのはじまり」がやってくる(週刊現代) @gendai_biz

    政権の「汚れ仕事」を引き受けた人物 8年半もの長きにわたり、官僚機構のトップに君臨してきた杉田和博・内閣官房副長官。「官邸の守護神」の異名を持つ同氏が、次の内閣改造で退任することが内定した。 「杉田さんは持病があり、番記者にも常々『次は辞めますよ』と言っていましたが、組閣のたびに安倍(前総理)さんや菅総理が慰留してきた。 4月に80歳の節目を迎えたこともあり、決意を固めた。菅総理に7月、次の組閣で辞めると直接申し出て、総理も了承しました」(官邸スタッフ) 杉田氏は'12年に安倍総理によって官房副長官に起用され、先月25日には在職日数が歴代最長の3134日を超えた。 公安警察出身者として政権の「汚れ仕事」を一手に引き受けてもきた。 加計学園問題で安倍総理を批判した、元文科事務次官・前川喜平氏をスキャンダル情報で脅したと報じられたり、日学術会議の任命拒否問題を主導したともいわれる。 「余人を

    「官邸の守護神」引退で、もうすぐ菅政権の「終わりのはじまり」がやってくる(週刊現代) @gendai_biz
  • 経産省が提出した「驚きのレポート」、じつは日本経済「大転換」の予兆かもしれない…!(村上 尚己) @gendai_biz

    G7で語られたこと 6月11〜13日にイギリスで行われたG7首脳会合は、初外遊となったバイデン大統領を含めて対面で主要国リーダーが顔を合わせる機会になった。 広く報じられている通り、中国などへの圧力を高めるバイデン政権の外交姿勢が、各国で共有されたことがG7の最大の意義だろう。G7宣言では、台湾海峡における平和と安定の重要性が示され、そして東シナ海・南シナ海の状況が懸念されて軍事的な動きには反対すること、などが明記された。 米国において中国への警戒心が広がる中で、権威主義を強める中国に対峙するバイデン政権の外交姿勢はトランプ政権時よりも強まっている可能性がある。さらに最近、英仏が中国を念頭にアジア地域へのプレゼンスを高める軍事行動を行うなど、米国に呼応する動きが見られていた。ただ、すでに外相会合などで合意されていたことが今回の首脳会合でもほぼ踏襲されたかたちだったので、金融市場においてはほ

    経産省が提出した「驚きのレポート」、じつは日本経済「大転換」の予兆かもしれない…!(村上 尚己) @gendai_biz
  • 「いきなりステーキ」が、会員1500万人を敵に回してまで「肉マイレージ」を改悪したウラ事情(白岩 大樹) @moneygendai

    最速記録で100店を突破、「肉マイレージ」システムの会員は1500万人ーー。高原価・高回転のビジネスモデルにより大躍進を実現した「いきなりステーキ」だが、近年は急失速。ペッパーランチ事業を売却、大量閉店を続け正念場を迎えている。 極めつけは各種特典の終了という、肉マイレージの事実上の“改悪”だ。1500万人の会員を敵に回してまで、システムを見直した理由とは。飲コンサルタントの白岩大樹氏が、その舞台裏を解説する。 スタバ・マックを超えた!2年8ヶ月で100店 2016年8月2日、それは外産業の歴史に残る日となった。いきなりステーキの100号店である恵比寿店のオープン。銀座の1号店オープンから2年8ヶ月での100店達成は、スターバックス、マクドナルドを上回る日最速記録を更新した。 「流通ニュース」の記事で同社の一瀬 邦夫代表は「100号店は一つの通過点であり、まだまだ出店はできる」

    「いきなりステーキ」が、会員1500万人を敵に回してまで「肉マイレージ」を改悪したウラ事情(白岩 大樹) @moneygendai
  • 大阪維新による「排除と分断の自治」を市民はいつまで支持し続けるのか(西岡 研介) @gendai_biz

    「維新政治」がもたらした「分断」 “勝つまでジャンケン”が通用しないとみるや、今度はゲームのルールを変えるようだ−−。 「大阪都構想の是非を問う住民投票」(これはあくまで地域政党「大阪維新の会」=以下、維新=が唱えてきた呼称で、正式には「大阪市廃止・特別区設置住民投票」という)の結果、反対多数で否決されてから僅か4日後の11月5日、松井一郎・大阪市長(維新代表)は「大阪府市の広域行政の一元化を条例制定で目指す」などと言い出した。 「大阪市は残すけれども、府と市は二度と対立するな、二重行政をつくるなというのが(住民投票で示された)民意だ」(6日付「朝日新聞」大阪版)というのである。 一方の吉村洋文・大阪府知事(維新代表代行)も翌6日、「都構想は1ポイント差(の得票率)で否決された。約半数の賛成派の声を尊重することも大事だ」(7日付「毎日新聞」大阪版)などと発言。「都構想」の制度案で、市から府

    大阪維新による「排除と分断の自治」を市民はいつまで支持し続けるのか(西岡 研介) @gendai_biz
  • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

    マルクスが「歴史の遺物」だった時代 かつて小耳に挟んだ話であるが、ある日人イスラム教徒がいて、その人は2001年9月11日の、あのビルアタックを機に入信することになったそうである。 当時イスラム教に対する偏見は凄まじく、アジテーターだったオサマ・ビンラディンは悪魔の名に等しいものとして、日国内でも受け止められていた。そのようなご時勢だからこそ逆にその人は、イスラム教というのが当にそんなに酷い宗教なのかと興味を持ったそうである。 結果ミイラ取りがミイラになって、入信することになった。勿論テロリズムに賛成したからではなく、その教えの実際が世間で広められていたイメージと余りにもかけ離れたことに驚きつつ、イスラム教の教えに賛同したのだった。 この話を聞くと、どうしても他人事とは思えない。それは私とマルクスとの関係と重なるところがあるからである。 私が大学を卒業し、哲学研究を志して大学院に入学

    教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
  • ドイツ人記者が驚いた日本の「自粛警察」(フェリックス・リル) @gendai_biz

    記事は、2020年6月9日にドイツのオンライン紙『ツァイト・オンライン(ZEIT ONLINE)』に掲載されたフェリックス・リル(Felix Lill)執筆の記事「日:規則違反者への憎悪(Japan: Hass auf die Regelbrecher)」を、人の了解を得て翻訳したものである(翻訳:西村健佑)。 コロナ危機は、一部の人々の間ですでに克服されたと考えられていた社会のある側面を露呈させた。専門家の観察によると、日では人種差別と並んでファシズムの兆候が生じている。 パチンコ店に響く怒号 「営業をやめろ!」「家に帰れ!」と叫ぶ声が入口の前で響く。10人、もしくは20人ほどの男たちが日のパチンコ店の前に集まり、パンデミックの最中でもパチンコをしようと並んでいる客たちを怒鳴りつける。 「我慢はできません」と列にいたギャンブル依存症らしい女性が答える。「だから鼻までちゃんとマス

    ドイツ人記者が驚いた日本の「自粛警察」(フェリックス・リル) @gendai_biz
  • 子どもは「死んでしまいたい」と悩み、国は「問題がなかった」と断言した(下地 ローレンス吉孝) @gendai_biz

    世界中で「#BlackLivesMatter」の運動や抗議のデモが広がっている一方、日では「人種差別はない」「人種差別は見えづらい」といった言葉を見聞きする。その背景には、差別が「ないこと」にされる社会構造がある。私たちが差別と無関係ではいられない、その理由とは――。 〈前編:なぜ日の「人種差別」は“ないこと”にされるのか、その社会構造〉 人種差別が不可視化されてきた歴史 私はこれまで戦後の「混血児問題」をテーマの一つとして研究を行ってきた。 日では戦後、米兵と日の女性との間に多くの子どもたちが出生し、その子どもたちが小学校入学直前の年齢に差し掛かる時期になると、かれらを日に受け入れるのか/排除するのかという論争が巻き起こった。その議論の中心を担ったのが、厚生省(当時)の中央児童福祉審議会である。 1952年7月9日、厚生省の第25回中央児童福祉審議会の議事録を見ると、「混血児」

    子どもは「死んでしまいたい」と悩み、国は「問題がなかった」と断言した(下地 ローレンス吉孝) @gendai_biz
  • 安倍首相「人生の出口戦略」はコロナですべて吹き飛んだ(戸坂 弘毅) @gendai_biz

    もう何もいいことはなさそうだ 新型コロナウイルスは、政権末期を迎えた首相の安倍晋三の「出口戦略」をも大きく狂わせた。今や安倍は、思い描いてきた退陣シナリオをどうすれば実現できるのか、答えを探しあぐねている。 安倍の「退陣シナリオ」とは、どういう代物だったのか。 大前提は、意外かもしれないが、副総理の麻生太郎や元首相の森喜朗、それに首相補佐官兼秘書官の今井尚哉ら側近たちからどんなに続投を求められても、総裁4選を絶対に目指さないということだった。 「早く自由になって毎日ゴルフを楽しめるようになりたい」。安倍は昨年から、気心の知れた知人に繰り返し、そう漏らしてきた。それはまさに心から出た言葉だった。このまま首相を続けても何もいいことはなさそうだ――という八方ふさがりの状況が、安倍をそうした心境にさせた。 安倍が民主党政権の後を受けて第2次政権を発足させた7年以上前から、政権の「第一のレガシー」

    安倍首相「人生の出口戦略」はコロナですべて吹き飛んだ(戸坂 弘毅) @gendai_biz
  • 二次元イラスト炎上論争「“悪い”表現」は、いったい誰がどう決める?(御田寺 圭) @gendai_biz

    二次元イラスト炎上論争「“悪い”表現」は、いったい誰がどう決める? 「累積的な抑圧経験」は根拠になるか 「性的モノ化」の論理 「現代ビジネス」で12月8日、ジェンダー論を専門とする社会学者の小宮友根氏が『炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表象」の何が問題なのか』と題する小論を発表し、話題となった。 現在インターネットで猛威をふるう「『女性の表象(とりわけ「萌え系」表現)』への非難・バッシング」の理論的背景や、その正当性について説明を試みるものであったようだ。 同小論では、「反ポルノグラフィ」運動の端緒を拓いた著名なフェミニスト、キャサリン・マッキノンとアンドレア・ドウォーキンによる「性的客体化(sexual objectification)」理論、そしてその理論を発展的に引き継いだフェミニスト哲学者のマーサ・ヌスバウムの論を援用している。 ヌスバウムは、マッキノンとドウォーキンが主張

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  • 舛添要一×適菜収「れいわ新選組とN国が『大躍進』した本当の理由」(舛添 要一,適菜 収) @moneygendai

    各国にポピュリズムの嵐が吹き荒れている。ナチスが政権を奪取した1930年代と重ね合わせる声まで聞かれるようになった。現代世界は、そして日はどこに向かっているのか。このたび『ヒトラーの正体』を上梓した国際政治学者・舛添要一氏と、舌鋒鋭い政権批判で知られる作家・適菜収氏が「ポピュリズム化」する日の行く末を語りつくした――。 いまヒトラーを語るワケ 舛添 ヒトラーとの出会いは、かれこれ40年以上前になります。学者時代、ドイツのミュンヘンで仕事をしていたことがありました。滞在していた下宿屋の親父と仲良くなって、ときどき、「おまえ、お茶でも来い」と呼ばれるわけです。 その親父がアルバムを持ってくるんですよ。聞くと、「これはヒトラーの時代のアルバムだ。俺の人生の中で、この時代が一番よかった」というわけですよ。私には、ユダヤ人虐殺(ホロコースト)、アウシュヴィッツ強制収容所というイメージでしか、ナチ

    舛添要一×適菜収「れいわ新選組とN国が『大躍進』した本当の理由」(舛添 要一,適菜 収) @moneygendai
  • 朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭(安田 浩一)

    大相撲で知られる両国国技館から所方面に向かって歩くと、緑の木々に囲まれた公園にたどり着く。都立横網町公園(東京都墨田区)だ。 敷地の一角に置かれた鉄の塊は、1923年(大正12年)に起こった関東大震災による火事で溶解した機械類である。焼け焦げて原型をとどめない鉄の塊は、この場所で起きた惨状を物語る。 かつては旧日陸軍の被服廠(軍服などの製造工場)があった場所だ。96年前、ここを公園に整備するための工事が行われているさなか、震災が発生した。公園として機能する前のただの空き地に、震災の火の手から逃げてきた人々が殺到した。住宅密集地のなかに設けられた広大な空き地だ。避難場所として、そこが適地であると彼らが判断したのも当然だ。 しかし、それはさらなる悲劇の始まりとなった。強風で煽られた炎は巨大な竜巻となって、避難民の衣服や持ち込んだ家財道具に飛び火した。四方から襲った火煙に、人々が飲み込まれた

    朝鮮人犠牲者追悼のウラで行われた「虐殺を否定する」慰霊祭(安田 浩一)
  • 消費税10%の「軽減税率」日本全国でこれから「大パニック」になる(小田切 隆) @moneygendai

    複雑怪奇すぎる! 10月に消費税率が8%から10%へ引き上げられるのにあわせて、飲料品などの生活必需品の税率を8%に据え置く「軽減税率」が導入される。 ところが、どこまでの商品が軽減税率の対象で、どこからが対象外か、制度の仕組みはまさに〝複雑怪奇〟なものとなりつつある。 「なぜ、自分の買ったものは10%とられるんだ」「申し訳ありません、よく分かりません」ーー。全国のスーパーでは、こんなやりとりが、怒る客と、オロオロする店員の間で繰り広げられる可能性は高い。 軽減税率が、消費の現場に大混乱を引き起こしかねない事態になってきた。 そもそも、軽減税率とはどんな制度かおさらいしておこう。 軽減税率とは、所得の低い人の家計負担が消費税増税で強まるのを和らげるため、生活必需品などの消費税率を8%のまま据え置こうというものだ。 同じような制度はヨーロッパなどで採用されており、世界的には珍しいものではな

    消費税10%の「軽減税率」日本全国でこれから「大パニック」になる(小田切 隆) @moneygendai
  • 未来学者は間違っている 私たちの知能の座は「ゲノム」だった(佐倉 統)

    好評シリーズ「東大教授に無茶ぶりで『お題エッセイ』を頼んでみた」、今回のお題は「身体性」。佐倉統先生の筆は、AIの進化を語る未来学者たちが、まさに身体性を軽視しているために重大な誤りを犯していると警告する──。 わずか3ページで文字が脳をハッキング アルゼンチンの作家フリオ・コルタサル(1914ー1984)の短編に「続いている公園」というのがある(『悪魔の涎・追い求める男 他八篇 コルタサル短篇集』岩波文庫、『遊戯の終わり』〈こちらも〉岩波文庫に収録)。 文庫でわずか3ページの、超超短編。だがこれが超超名作なのだ。恐ろしいほどの鋭利さをもって、小説内の世界と現実の世界をつなぐ。 文学作品が他ならぬVR/ARの先駆けであることを印象的に提示し、「小説とは文字による脳のハッキングである」という円城塔の発言を彷彿とさせる(円城塔「小説と人間の間で起こっていること」5: Desigining M

    未来学者は間違っている 私たちの知能の座は「ゲノム」だった(佐倉 統)
  • ありふれた「珈琲屋」の風景は世界に類を見ない日本独自の文化だった(旦部 幸博)

    今年、「商品作物としてのコーヒーノキの伝播と消費国におけるコーヒー飲用の歴史を、世界的規模で通観した力作」として、『珈琲の世界史』(講談社現代新書)が、第9回辻静雄文化賞を受賞した。その著者・旦部幸博氏が、「コーヒーの日史」の面白さに迫る。 美味しいという噂を聞きつけて、足を伸ばしたコーヒー専門店。少し緊張した面持ちで扉をくぐってカウンター席に腰掛け、メニューを眺めて悩むことしばし、「マンデリンを」と注文する。 何となくやり遂げた気持ちになりながら、カウンターの奥に目をやると、コーヒーサーバーの上にセットされたネル(布袋)は、使い込まれたコーヒー色。豆を挽くミルの音。 マスターが自然な所作で、ドリップポットから銀糸のように湯を注ぎはじめる…… そんな、決して珍しくはない、ありふれた「珈琲屋」の風景。じつは、これが世界に類を見ない日独自の文化だったことを、あなたはご存知だろうか? コー

    ありふれた「珈琲屋」の風景は世界に類を見ない日本独自の文化だった(旦部 幸博)
  • インパール作戦を立案・指示した「陸軍最悪のコンビ」の深層心理(広中 一成) @gendai_biz

    不祥事の「責任」は誰にあるのか? 昨年から今年にかけて、日では組織内で何らかの不祥事が起きたとき、誰がどのように責任を取るのかという問題が注目を集めた。 そのひとつが、いわゆる森友学園問題である。これは、学校法人森友学園が小学校新設に際し、不当に安い価格で国有地を手に入れたことに端を発する。政界を巻き込む大スキャンダルとなり、最終的に問題に関わっていた財務省側の局長クラスの幹部らが懲戒処分を受けた。 もうひとつ、私たちの記憶に新しいのが、日大学アメフト部悪質タックル問題である。今年5月6日に開かれたアメフトの試合で、日大選手が故意に相手選手にタックルし負傷させた。その後、日大選手にタックルするよう命じた監督とコーチからが責任を取って辞任した。 しかし、どちらの問題も責任者の処罰だけで終わらせてよいのかという声が今でも根強い。 組織の誰かが不祥事の責任を取って終幕を図るというやり方は、今

    インパール作戦を立案・指示した「陸軍最悪のコンビ」の深層心理(広中 一成) @gendai_biz
  • 豊洲市場に「杭打ち偽装」疑惑が浮上…施工業者が決意の告発!(週刊現代) @gendai_biz

    告発者は「工事の遅れを気にしたんだろう」と言う。豊洲市場の開場を急いだツケは、意外なところに回されていた。市場の中心にオープンする建物が、「偽装」杭に支えられているというのだ。日発売の週刊現代では、施工担当者の決意の告発が掲載されている。 「傾きマンションと同じ」 豊洲市場の開場まで残り2ヵ月。7月31日、「安全、安心な市場として開場する条件を整えることができた」と、小池百合子都知事は「安全宣言」を行った。だが、豊洲市場に、土壌汚染どころではない疑惑が浮上した。 「私が施工に携わった豊洲市場の建設現場では、悪質な杭打ち偽装が行われていました。途中でミスが発覚したにもかかわらず、隠蔽工作を行ったまま工事は強行されたのです。支持層(建物を支える固い地盤)に達していない杭が残っている可能性が高く、建物が沈み込みかねません」 こう告発するのは、'15年6月に豊洲市場7街区(水産卸売場)通勤駐車場

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  • 『PRODUCE 48』で露呈した、日韓アイドルの決定的な違い(松谷 創一郎) @gendai_biz

    「ボイトレなんて、一回もしたことないし」 AKB48グループの39人が挑戦しているK-POPサバイバル番組『PRODUCE 48』。 エピソード1~2では、ランク分けのためのパフォーマンスに日韓の参加者(「練習生」と呼ばれる)が挑んだ。審査するのは、彼女たちを鍛えるK-POP界のトレーナーたちだ。 その結果は、なんともシビアなものだった。デビュー前の韓国の練習生たちが際立ったパフォーマンスを繰り広げたのに対し、48グループのほとんどは酷評された。評価基準は、あくまでも歌とダンスの技術力だったからだ。 「K-POPがプロ野球だとしたら、AKBは高校野球かもしれない」──秋元康のこの言葉は見事に実証された。 最初の評価では、Aランクは宮脇咲良(HKT48)と竹内美宥(AKB48)のみ。Dランクが11人、Fランクが17人と、日勢の76%が下位とされた。 韓国勢(中国人やアメリカ人も含まれる)は

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  • 真実こそ疑え…18万部ベストセラー作家が「誤報」に挑むワケ(石戸 諭) @gendai_biz

    神戸新聞の「傍流記者」・塩田武士は作家に転じ、8作目にして大ブレイクを果たす。あのグリコ森永事件をテーマに描いた『罪の声』である。 自身のキャリアを重ねたような新聞記者を主役に満を持して、デビュー以来の温めてきたテーマをぶつけ、ベストセラーに結びつけた。屋大賞にもノミネートされ、筆力の評価も高い。 その塩田が『罪の声』から2年、書き下ろしを含む短編集『歪んだ波紋』を刊行した。テーマは「フェイクニュースと記者」だ。作家はこう問いかける。 「一体、何が報道の役割なのか。フェイクニュースとどう向き合ったらいいのか。一緒に考えようって声をかけたいんです」 読者だけではない。第一線に取材を続ける「記者」に、である。 記者は「誤報」にどう向き合うのか 『歪んだ波紋』はオムニバス形式の連作集だ。収録された5編は全国紙記者、地元紙記者、ネットメディアの編集長といったように主人公こそ違うが、同じ設定、同じ

    真実こそ疑え…18万部ベストセラー作家が「誤報」に挑むワケ(石戸 諭) @gendai_biz
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