某ブログでの拙コメントを転載。 「ほめてごまかすメソッド」によって美化される前の、むき出しの「悲劇」に向き合うべきだ。 遊就館は日本の戦争を「自存自衛のための戦い」と位置づけていますが、しかし1937年から8年続いた「日中戦争」は「自存自衛のための戦い」とか「日本の未来のための戦い」だったのでしょうか。しかも日中戦争をおこなわなければ(あるいは長期化せずにいたら)1941年からの「大東亜戦争」もなかったはずですよね。 そして日中戦争については遊就館ですら「自存自衛のための戦い」とは説明していません。 あれは日本国民にとっては必要性のない戦争でした。国民は、不要の戦争に動員され強制的に人殺しをさせられた、というのが実情ではないでしょうか。そして中国では約25万の日本兵が戦死し、約25万の日本兵が餓死・病死しています。そして日中戦争をやめなかったことによって(大東亜戦争で)さらに90万が戦死し