2010年3月1日のブックマーク (4件)

  • 「情報戦時代」の本当の意味――ポスト・ヘゲモニーの時代 - on the ground

    「情報戦」などという言葉はチープに響くが、その奥に読み込むことのできる意味は重い。今日は、そういう話をしてみたいと思う。 加藤(2001)は、前世紀にA.グラムシが社会主義の新たな展開を模索して書き留めた「機動戦から陣地戦へ」のテーゼを引き取り、21世紀における政治のアリーナの変貌を「陣地戦から情報戦へ」の移行として描いて見せた。 グラムシの「陣地戦」論は、社会主義勢力の権力奪取へのプロセスを軍事的手段に例えて構想されたものである*1。19世紀は武器を手にした暴力革命が現実味を持った時代であり、局地的な決戦や個別の市街戦(機動戦)での勝敗が革命の帰趨を決した。統治者は何よりも軍事的抑圧を是とし、抵抗は前衛によって指導された武装蜂起の形を採った。しかし、産業化が進み、確固たる市民社会が形成されてくる20世紀においては、そのような一点突破を目指す戦略は通用しなくなってくる。そこで要請されるのが

    「情報戦時代」の本当の意味――ポスト・ヘゲモニーの時代 - on the ground
    shin-ohara
    shin-ohara 2010/03/01
    興味深いがヘゲモニの語意がぶれてるか。データベース自体より切り出された問題構成がヘゲモンとして有意くさい。つまり切り出しのスジのよさが評価対象でそれは工学でなく技芸かと。
  • 貧困に向き合う - シートン俗物記

    先ほど終わったNHKスペシャル「権力の懐に飛び込んだ湯浅誠 100日間の闘い」 相変わらず湯浅氏の頑張りに頭が下がると共に、自らの及ばなさを痛感する。 内容は対貧困活動に邁進し、「派遣村」で一般にも名が知られるようになった湯浅誠氏が、民主党政権に請われる形で貧困対策に取り組む3ヶ月間を追ったもの。 湯浅さんはまず「ワンストップサービス」の実現に邁進する。ワンストップサービスは、はてなでちょっとでも貧困問題に興味のある方なら耳タコであろうが、従来は省庁や自治体による縦割りになっていた就労支援、生活保護、住居問題などを一化しよう、というもの。しかし、とりわけ自治体は生活保護との組み合わせを殊の外嫌がり、全然進まない。生活保護を受け付けてしまうと財政を圧迫する、という理由だ。ここで、悪名高き「北九州方式」*1を取る北九州市の副市長が映ったのは意識的であろうか。 結局、生活保護申請は外す、という

    shin-ohara
    shin-ohara 2010/03/01
    >>自治体の当事者意識の薄さ:
  • 韓国人認定とリテラシー - 情報の海の漂流者

    大阪から来たと言うだけで在日だと言われた・・・ タイトル通りのエントリーなのだが、トラックバックやはてなブックマークの反応を見ると、ネタだと考える人が多いようだ。 しかし、ネタだと断定するに足る根拠はないし、この件について真面目に考えてみることにしよう。 Q:大阪に朝鮮韓国人は多いのか A: ある意味では多いが、この意味では少ない 韓国朝鮮人問題で良く出てくる特別永住者の数を比較してみよう。 都道府県 特別永住者数 大阪府 109,763 東京都 49,385 兵庫県 48,911 愛知県 34,840 京都府 29,608 神奈川県 21,040 福岡県 15,528 埼玉県 10,052 広島県 9,726 千葉県 9,133 確かに、大阪府は全国平均からみて、韓国朝鮮人の絶対数が多い都道府県だ。 しかし大阪の人口に占める割合を見てみると 大阪府/府内外国人登録者数 によると、大阪

    韓国人認定とリテラシー - 情報の海の漂流者
  • 【国母騒動】結局サンスポが正しかった。 - 情報の海の漂流者

    バンクーバー冬季オリンピック、スノーボードの国母和宏さんについての話題を読んでいる。 国母腰パン騒動に対するアメリカ人の反応をまとめた 国母選手の記事は、アメリカではどのような反応なのか - 乾いた世代と廻る世の中 や、「ネクタイ気にするな」という文字を手に国母さんを応援する外国人の写真 そしたらこんなの映ってた。 なども面白かったが、個人的に一番興味を引かれたのはスポーツ新聞各紙の国母さんに対する報道姿勢を比較した「国母はどのように語られたか」 - 平民新聞 と、 そのはてなブックマークだった。 「国母はどのように語られたか」 - 平民新聞では、 また悪態!国母、メダル及ばず8位 (1/2ページ) - バンクーバー冬季五輪 - SANSPO.COM 国母メダル逃げた 着地乱れ8位/スノボ - バンクーバー五輪 スノーボード : nikkansports.com “腰パン”国母「悔いなし」

    【国母騒動】結局サンスポが正しかった。 - 情報の海の漂流者