約100年前に生息した翼竜の新種とみられる4種の化石が発見されていたことが判明し、注目が集まっている。 川の生態系を構成していた4種の翼竜 この研究を発表したのは、英国ハンプシャー州ポーツマスに位置するポーツマス大学の古生物学者を中心とする国際的な研究チームで、研究成果は科学ジャーナル「Cretaceous Research」に掲載された。 翼竜は爬虫類の分類群である“主竜類”と呼ばれるものに属する生物であると考えられており、ジュラ紀と白亜紀に生息した。昆虫の次に自ら飛翔する能力を得た生物であるとされ、でっぱりのようなものが複数存在する空洞の骨、そして大きな脳を持つのが特徴だ。 4種の新種の翼竜は、モロッコ南東に位置する“ケムケム層”と呼ばれる地層での発掘作業で発見されたという。 同研究においては、最初に3種の新種となる翼竜が発見された後、続いてもう1種の存在も判明。 これら4種の翼竜は約
![100万年前に生息した翼竜、4種の新種を発見、その特徴とは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/43a0f5a9249e0ec666b508e8bb92336799d8f804/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fswitch-news.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F04%2F0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e.png)