帝国データバンクは、国内製造業の実態調査結果を発表した。それによると、国内製造業において破産、特別清算、休廃業・解散の各件数を集計した「消滅企業」数は、集計可能な2002年以降の累計で3万9872件。2010年1~12月期の国内製造業全体の年間売上高は339兆5862億円で、2000年に比べて13兆8482億円(3.9%)の減少だったという。年商規模別では、「10億円未満」の中小企業が2000年に比べて22.8%減っているのに対し、1000億円以上の大企業は5.3%増加。企業規模の大小で明暗がはっきり分かれているという。地域別では、9地域中6地域(北海道、東北、関東、北陸、近畿、中国)が2000年に比べて減少していた。減少率トップは東北の18.4%減としている。
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