コンカーは9月25日、東日本旅客鉄道(JR東日本)、日本交通、国際自動車、大和自動車交通と、近距離交通費の経費精算自動化に向けた実証実験を開始すると発表した。 (左から)国際自動車代表取締役社長の西川洋志氏、日本交通代表取締役会長の川鍋一朗氏、コンカー代表取締役社長の三村真宗氏、大和自動車交通代表取締役社長の前島忻治氏、Concur TechnologiesプレジデントのMike Eberhard氏 これは、JR東日本が持つSuicaのデータサーバと、コンカーのクラウド「Concur Expense」を連動させ、ユーザーがSuicaを使って移動するだけで自動的に経費精算が終了する。Suicaデータサーバに集まる交通費データを利用できるため、私鉄やバス(停留所名は出ない)の利用データも自動精算できる。また、今回タクシー3社との連携により、通常であれば物販データとして処理されるタクシーの経費デ
「線路のどの場所で、どんな車両が、どんな故障を起こすのか。保守作業員が経験として蓄積してきた知識が、IoT(Internet of Things)技術によって裏付けされる時代になった」――。東日本旅客鉄道(JR東日本)で技術企画部長を務める横山 淳氏はこう強調する。 JR東日本は経済産業省と東京証券取引所が選出する「攻めのIT経営銘柄」に3年連続で名を連ねる。2017年は山手線車両「E235系」などで実施する「状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)」の取り組みが評価された。 JR東日本の鉄道保守作業は従来「時間基準保全(TBM : Time Based Maintenance)」が主流だった。国鉄時代を含む過去の故障事例などを参考に設備の更新時期を決めてきた。現在でも保守基準によって3カ月ごとの定期検査を実施。「乗客の安全を最優先に検査周期を考え
東京・北区で見つかった不発弾を爆破する処理が4日、現場周辺を立ち入り禁止の警戒区域に指定して行われ、新幹線が3時間にわたって東京と大宮の間で運転を見合わせるなどの影響が出ました。 不発弾の処理に4日の日中が選ばれたのは、安全性を確保し、しかも影響を最小限にとどめることを目指した結果だということです。 不発弾が見つかったのは、ことし3月でした。 その後、東京・北区、それにJR東日本や自衛隊などが協議を重ねました。 ポイントになったのは、安全性を確保すること、そして影響を最小限にとどめることでした。 まず、時間帯です。 影響が最も少ないのは、列車の運行が終わる深夜から早朝にかけての時間帯です。 しかし、夜間の爆破処理は作業に危険を伴うため、日中を選ばざるをえませんでした。 次に、時期です。 住民の避難はないものの、新幹線の運転見合わせは影響が大きいため、混乱を避けるためにも周知期間を設けること
「ごみひとつなく感激」新幹線の清掃担当からお礼の手紙 生徒「最高の思い出」/毛呂山・川角中学校 埼玉新聞 3月2日(土)12時12分配信 「通路にごみがひとつもなく大変驚きました」「大変きれいにご利用いただき感激した」―。こんな文面の一通の封書が1月下旬、毛呂山町立川角中学校(毛呂山町川角、生徒数369人)に届いた。差出人は、東京駅で新幹線車両の清掃業務を担当する会社の女性社員。同校の2年生が修学旅行で東海道新幹線を利用した際、生徒らの行き届いた清掃に感激した女性からのお礼だった。大里冶泰校長(54)は「30年間の教師生活で初めて。当たり前のことをやって、それを認めてくれる人がいることに感謝の気持ちでいっぱいです」と話している。 送付された手紙は便箋2枚。「貴校に利用いただいた車両の清掃を担当した者です」と始まり、車両にごみがなかったことに触れ「貴校の普段の教育ならびに引率教員の方の行き
新幹線の車両清掃を担当する「JR東日本テクノハート・TESSEI(旧鉄道整備株式会社。以下、テッセイ)」は、画期的な取り組みで世界から注目を集めている。テッセイの仕事のどこに、注目を浴びる理由があるのだろうか。ある日の清掃作業を追ってみた。 12月某日、JR東京駅の22番線ホーム。線路側には、赤いユニフォームを着た、数十人のテッセイのスタッフが、等間隔・一列に並んで立っていた。 そこへ東北新幹線が入線。テッセイのスタッフたちが一斉にお辞儀をして迎える。清掃作業の始まりだ。 16時56分に到着した列車はこの後、17時8分発の「やまびこつばさ147号」として再び発車するため、東京駅での滞在時間はわずか12分間。しかも乗・降車には約5分かかるといわれるため、折り返しの準備作業時間は7分しかない。 到着から2分後、乗客がいなくなったのを確認し、赤い軍団が車内に飛び込む。普通車客室は1人、グリーン車
山陽・九州新幹線の指定席乗車券を手に笑顔を見せる磯島加代子さん=12日午前、JR大阪駅、小玉重隆撮影開業初日の乗車券の発売が始まり、博多駅に一番乗りしていた末光麗君が乗車券と一緒に記念品を受け取った=12日午前、JR博多駅、恒成利幸撮影 山陽・九州新幹線の新大阪―鹿児島中央間の直通運転が3月12日にスタートするまで1カ月となった12日、直通列車「みずほ」「さくら」の指定席乗車券の前売りが全国のJR「みどりの窓口」などで始まった。 窓口での発売は午前10時から。JR西日本によると、初日の新大阪発の下り一番列車となる午前6時発「みずほ601号」は、普通車指定席(282席)が15秒、グリーン車(24席)は5秒で全席が売り切れる人気ぶりだった。 JR西によると、大阪駅(大阪市北区)は12日午前5時半までに4人が並び、午前10時までに計16人が整理券を受け取ったという。 午前7時に同駅を訪れ
JR東日本は9日、関東と福島、長野、新潟など12都県の普通列車のほか、提携した東京湾フェリーや京浜急行バスなどの路線が2日間乗り放題になる共通割引切符を20日に発売すると発表した。鉄道やフェリーは、競合する高速道路料金の値下げで利用客が落ち込んでおり、夏の旅行シーズンに向け連携して旅客需要を喚起する。 提携するのは同2社のほかにJR線と別所温泉駅(長野県)をつなぐ上田電鉄や、河口湖駅(山梨県)をつなぐ富士急行など地方私鉄5社。共通割引切符があれば、JR路線から観光地や東京湾遊覧まで一貫して楽しめる。 利用期間は7月20〜8月31日と9月の休日の連続する2日間。料金は大人5000円(学生3500円、小学生以下2000円)。例えば、会津若松駅−東京駅の往復運賃は9880円かかるが、この割引切符を使えば半額で済む。別途、特急券を購入すれば新幹線なども利用可能。このほか提携したフェリーにも乗船
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