アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、IT系メディアのリコード(Recode)主催のイベント「コード・カンファレンス」で、人工知能(AI)の「とてつもない」潜在的可能性について語った。 モデレーターのウォルト・モスバーグからAI技術が今後どこに向かっていくのか、そしてそれは何を意味するのかと問われたベゾスは、我々は「(AIの)黄金時代に差しかかっている」可能性があると踏み込んだ発言を行った。 AIと顧客の需要 アマゾンでは、AIの開発に1,000人を充てているとされている。その一部は同社の人工知能スピーカー、エコー(Echo)に携わっていると推定される。エコーは、米国で60年代に放送されていたSFドラマ『宇宙家族ロビンソン』で有名になったロボットのアルファ版のようなもの。ユーザーの声に耳を傾け、音声で答えを返してくれる。照明を消したり、交通状況について報告したり、ものを注文したり(もちろんアマ