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  • 2023年に読んで面白かった小説12選 - ネコショカ(猫の書架)

    旬のタイミングを逃した感がスゴイけど、毎年書いているので今年も書く。おススメ小説の12選!「2023年に読んだ」が対象であって、2023年に刊行されたではないのでその点はご注意を。読了直後のTwitterコメントと併せてどうぞ! ちなみに、非小説部門のベスト記事はこちら。 そして、これまでの「面白かった小説約10選」系の記事はこちらから。 2022年に読んで面白かった小説13選 2021年に読んで面白かった小説11選 2020年に読んで面白かった小説10選 2019年に読んで面白かった小説10選 [少女庭国]/矢部嵩 魔女の子供はやってこない/矢部嵩 成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈 光のとこにいてね/一穂ミチ アリアドネの声/井上真偽 残月記/小田雅久仁 爆弾/呉勝浩 王朝奇談集/須永朝彦・編訳 ねじの回転/ヘンリー・ジェイムズ 停電の夜に/ジュンパ・ラヒリ ナイフ投げ師/スティーヴ

    2023年に読んで面白かった小説12選 - ネコショカ(猫の書架)
  • 2022年に読んで面白かった小説13選 - ネコショカ(猫の書架)

    2022年に読んで面白かった企画、新書・一般書編、マンガ編に続いて、最後に小説編をお届けしたい。基的に「その年に読んだ」が対象なので(「その年に出た」ではない)、古い作品も混ざっているけれども、その辺はご了承くださいませ。 これまでの「面白かった小説10選」記事はこちらからどうぞ。 2021年に読んで面白かった小説11選 2020年に読んで面白かった小説10選 2019年に読んで面白かった小説10選 方舟(夕木春央) 恋に至る病(斜線堂有紀) 海がきこえる(氷室冴子) 名探偵のいけにえ(白井智之) 感応グラン=ギニョル(空木春宵) 此の世の果ての殺人(荒木あかね) きょうの日はさようなら(一穂ミチ) 星のせいにして(エマ・ドナヒュー) ブッチャー・ボーイ(パトリック・マッケイブ) アディ・ラルーの誰も知らない人生(V・E・シュワブ) 異常(アノマリー)(エルヴェ・ル・テリエ) あの

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  • 「早川書房 夏の大感謝セール」電子書籍2000点が50%OFF~、おススメ24作品をセレクト - ネコショカ(猫の書架)

    「早川書房 夏の大感謝セール」がやってきた! つい先月、早川の夏のセールの情報をお届けしたばかりだけど、新たに「早川書房の夏の大感謝セール」が始まったので、ブログで紹介した作品の中から、おススメを24作をセレクトしてみた。 7月のセールは海外作品のみだったけど、今回は国内作品も対象になっています!夏休み中の方も多いかと思うので、これを機会に是非チェックしてみてください。 セール期間は2022年の8月25日(木)まで! 「早川書房 夏の大感謝セール」がやってきた! 『隷王戦記』森山光太郎 『復活の地』小川一水 『時砂の王』小川一水 『信長島の惨劇』田中啓文 『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』乙野四方字 『異常(アノマリー)』エルヴェ・ル・テリエ 『アディ・ラルーの誰も知らない人生』V・E・シュワブ 『わたしたちが光の速さで進めないなら』キム・チョヨプ 『こうしてあなたたち

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  • 夏を舞台とした傑作小説15選、青春小説からミステリ、エスエフまで - ネコショカ(猫の書架)

    夏を舞台とした傑作小説15選 夏になると、各出版社の夏のフェアが開催されて、書店の棚がにぎやかになりますね。 ということで、このブログでも夏のフェアをやりたい!ということで、当ブログでご紹介してきた800冊以上の作品の中から、「夏を舞台」とした作品を15作ピックアップしてみました。いずれも良作揃いなので、気になる作品があったらチェックしてみてくださいね。 『夏の祈りは』須賀しのぶ 『夏の王国で目覚めない』彩坂美月 『夏の滴』桐生祐狩 『プールの底に眠る』白河三兎 『イリヤの空 UFOの夏』秋山瑞人 『エンタングル:ガール』高島雄哉 『この恋が壊れるまで夏が終わらない』杉井光 『君がいる風景』平谷美樹 『サマー/タイム/トラベラー』新城カズマ 『八月の博物館』瀬名秀明 『夏のロケット』川端裕人 『青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏』 『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニー 『夏草の記憶

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  • 『龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01』秋山瑞人の中華ファンタジー - ネコショカ(猫の書架)

    三年間のブランク後の新シリーズ 2008年刊行作品。以前に紹介した『ミナミノミナミノ』から数えると、なんと秋山瑞人としては、三年ぶりに出た新刊が作である。 一巻だけ出てその後三年間、何の音沙汰もなかった『ミナミノミナミノ』はいらない子であったと考えてよいかと思われる。酷い。酷すぎる。いくら『イリヤ』と話が被ってたいたからってあんまりである。 この作家は、更にもう一作『E.G.コンバット』を完結させずに放置しており、これで前科二犯なのだ。新シリーズはじめるなとは言わないけど、ちゃんと完結させて欲しい(切なる願い)。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) 血湧き肉躍る、とても熱い中華ファンタジーを読んでみたい方。剣劇バトル系の作品がお好きな方。身分にものすごく差があるカップルモノに興味がある方。何年も続きが出なくても耐えられる方におススメ。 あらすじ 被差別民「

    『龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01』秋山瑞人の中華ファンタジー - ネコショカ(猫の書架)
    shinonomen
    shinonomen 2022/03/24
    DRAGONBUSTERは話に一区切りついた所で止まっているからまだ良いのですが、ケルベロスは「ぬおおおっ!続刊が楽しみすぎる!!」とテンション爆上がりになった所で中断しているので辛い。
  • 2021年に読んで面白かった小説11選 - ネコショカ(猫の書架)

    2022年もすでに二週間が経過してしまい、やや時機を逸してしまった感が無きにしも非ずだが、恒例の「〇〇年に読んで面白かった小説10選」をお届けしたい(10冊に絞れなかったので今年は11冊だけど)。 特に順位などは無し。また、「2021年に刊行された作品」ではなく、「2021年に読んだ」が対象なので、その点はご容赦ください。 このページに関してはネタバレなし(各感想の詳細リンク先はネタバレアリ)なので、気軽に読んでいただければと。 これまでの10選記事はこちらから。 2020年に読んで面白かった小説10選 2019年に読んで面白かった小説10選 三体3 死神永生(劉慈欣) 火星へ(メアリ・ロビネット・コワル) タタール人の砂漠(ブッツァーティ) 黒牢城(米澤穂信) 人ノ町(詠坂雄二) 青の数学(王城夕紀) 洋セーヌ軒(神吉拓郎) 向日葵を手折る(彩坂美月) 同志少女よ、敵を撃て!(逢坂冬

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  • 東京の美しい本屋さん33店舗をマップ化! - ネコショカ(猫の書架)

    書店マップ企画の第三弾 新型コロナウイルス蔓延、ついに第六波が到来。ということで、再び(というか何度目かわからんが)、引きこもり生活を強いられている方も多いのでは? ということで、久しぶりに書店マップ企画をお届けしたい。って、外に出られないこのタイミングでリアル書店の話をしても……。というツッコミもあるかとは思うのだが、今回のコンセプトは「東京の美しい屋さん」なので、ウェブで見て少しでも和んでいただければと。コロナが落ち着いたら、是非、現地を訪れていただきたい(わたしも行きたい!)。 ちなみに、これまでに作ってきた書店マップ記事はこちら。 『東京の美しい屋さん』33店舗をマップ化! 今回は株式会社エクスナレッジから刊行されている『東京の美しい屋さん』から、書店情報をピックアップさせていただいた。Googleマップのマイマップ機能を使ってマップ化を行っている。 今回は「東京の」となって

    東京の美しい本屋さん33店舗をマップ化! - ネコショカ(猫の書架)
  • 『老ヴォールの惑星』小川一水 硬軟取り混ぜた第一短編集 - ネコショカ(猫の書架)

    小川一水の初期作品集 2005年刊行。ベストSF2005国内部門第一位の作品。小川一水(おがわいっすい)としては、初の短編集となる。 初出は「ギャルナフカの迷宮」が同人誌「Progressive25」。「老ヴォールの惑星」「幸せになる箱船」が「SFマガジン」。最後の「漂った男」のみが書き下ろし作品となっている。ファーストコンタクト、漂流モノ、比較的よくあるエスエフテーマを小川一水風に調理してみましたよ、という作品集。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) 異星人とのファーストコンタクトをテーマにした作品に興味のある方。漂流系の作品がお好きな方。初期の小川一水作品を読んでみたい方。小川一水の短編集を読んでみたいと思っている方におススメ。 あらすじ 灼熱のガス惑星に生きる知的生命体。存亡の危機に立たされた彼らの選択を描いた表題作。政治犯だけが放り込まれる迷宮という

    『老ヴォールの惑星』小川一水 硬軟取り混ぜた第一短編集 - ネコショカ(猫の書架)
    shinonomen
    shinonomen 2021/11/30
    「老ヴォールの惑星」は最後の一文を読むたびに泣いてしまう。
  • わざわざ行きたい!旅をしてでも行きたい!『街の本屋さん』310書店をマップ化! - ネコショカ(猫の書架)

    今週のお題「やる気が出ない」に便乗。 各地で緊急事態宣言が発令されている中、テンションダダ落ちの方も多いであろう。 そんな時に知って頂きたいのが、全国各地のユニークな書店の数々である。コロナ禍でいますぐお出かけ!というわけにはいかないだろうが、マップを眺めてみるだけでも楽しいはず!あなたのお住まいの近くも、ステキな書店があるかもしれない。 『街の屋さん』掲載310書店をマップ化! 今回は株式会社G.B.から刊行されている『東京 わざわざ行きたい街の屋さん』掲載の店舗、そして『全国 旅をしてでも行きたい街の屋さん』掲載の店舗をGoogleマップのマイマップ機能を使ってマップ化してみた。 日全国を対象としたマップなので地図の倍率が大きすぎるのだが、ご自身の近所にまで拡大してご覧頂きたい。あなたのお気に入りのお店は入っているだろうか。 ちなみに、どうしたことか宮崎県と鹿児島県はチョイスゼ

    わざわざ行きたい!旅をしてでも行きたい!『街の本屋さん』310書店をマップ化! - ネコショカ(猫の書架)
  • おススメ感動小説、厳選15作品【2021年版】ネタバレなし - ネコショカ(猫の書架)

    今週のお題「おうち時間2021」に便乗します! この書評ブログを始めて四年が経過。レビューを書いた作品の数も650冊を超えました。まとめ系の記事はあえて書くのを避けてきましたが、これだけ読めばそろそろ書いてもいいのでは?ということで、ここ数年で読んだ作品の「おススメ感動小説、厳選15作品」をご紹介できればと思います。 全て自分で読んだうえで、2000文字以上のレビューを書いた作品のみをチョイスしています。詳しい感想へのリンク(後半はネタバレがあります、注意!)も貼っておきますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。 コロナ禍で外出もままならない毎日ですが、読書で自宅で過ごす時間を豊かなものにしてみませんか? 『どこよりも遠い場所にいる君へ』阿部暁子 『パラ・スター Side 百花/Side 宝良』阿部暁子 『どうかこの声が、あなたに届きますように』浅葉なつ 『コーヒーが冷めないうちに

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  • 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 好きって絶望だよね - ネコショカ(猫の書架)

    桜庭一樹の出世作! 2004年刊行作品。最初はライトノベルレーベルの富士見ミステリー文庫からの登場であった。その後、直木賞作家にまでブレイクしてしまった桜庭一樹(さくらばかずき)の出世作である。 桜庭一樹は、1999年のデビュー作『ロンリネス・ガーデン』は、正直言って決して出来のいい話では無かったのだが、2003年の『赤×ピンク』 2004年の『推定少女』あたりからネットで評判になるようになって、作で一気に突き抜けた印象がある。 こちらが、富士見ミステリー文庫版の表紙。作品のハ内容を考えると全然あっていないように思えるのだが、無力な「砂糖菓子」感は醸し出せているのかもしれない。 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫) 作者:桜庭 一樹 メディア: 文庫 作はその後ヒットを続け、桜庭一樹が一般文芸の世界でも認知を高めていたこともあり、異例のハードカバー版が2007年に刊行

    『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 好きって絶望だよね - ネコショカ(猫の書架)
    shinonomen
    shinonomen 2021/02/22
    私は砂糖菓子の弾丸=ライトノベルと解釈しました。桜庭氏が一般文芸(=実弾)に移行していく象徴的な作品なんですよね。
  • 2020年に読んで面白かった小説10選 - ネコショカ(猫の書架)

    今年ギリギリになってしまったが、恒例の年間ベスト企画、昨日のマンガ編に続いて小説編をお届けしたい。「2020年に出た作品」ではなく、「2020年に読んだ」が対象なのでその点は注意。また、特に順位などはつけていない。 このページに関してはネタバレなしで書いているので、未読の方も安心してお読みいただければと。 今年は読了時のTwitter投稿も入れ込んでみた。時間を置いてから読むと気恥しい部分もあるのだが、初読時のテンションが出せるかなと思ったのでご容赦頂きたい。 ※関連 2021年に読んで面白かった小説11選 2019年に読んで面白かった小説10選 白の闇(ジョセ・サラマーゴ) 宇宙へ(メアリ・ロビネット・コワル) 三体2 黒暗森林(劉慈欣) ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ) ハローサマー、グッドバイ(マイクル・コーニー) 天盆(王城夕紀) ピエタ(大島真寿美) 線は、僕を描

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  • 『島津奔る』池宮彰一郎 島津家視点で描いた関ヶ原合戦 - ネコショカ(猫の書架)

    現在では入手困難な作品 1998年刊行作品。池宮彰一郎(いけみやしょういちろう)としては六作目の作品。 池宮彰一郎は1923年生まれ。脚家として映画テレビドラマの世界で活躍。1992年の映画化もされた『四十七人の刺客』から小説家としても活躍を開始した。 新潮文庫版は2001年に登場している。 島津奔る〈上〉 (新潮文庫) 作者: 池宮彰一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2001/05 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 16回 この商品を含むブログ (15件) を見る 島津奔る〈下〉 (新潮文庫) 作者: 池宮彰一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2001/05 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (7件) を見る 司馬遼太郎の『関ヶ原』 との類似問題 作に関しては、司馬遼太郎の『関ヶ原』 との類似が指摘されており、現在は

    『島津奔る』池宮彰一郎 島津家視点で描いた関ヶ原合戦 - ネコショカ(猫の書架)
    shinonomen
    shinonomen 2020/12/18
    池宮氏は非常に記憶力が高く、過去に読んだ小説の文章を暗記していたため、うっかり自分の小説の中に書いてしまったという記事を読んだ記憶があります。
  • 「ダ・ヴィンチ」2020年4月号、少女小説特集に掲載されていた全47作を紹介 - ネコショカ(猫の書架)

    「ダ・ヴィンチ」2020年4月号は少女小説特集! 書こう書こうと思っているうちに、発売されてからけっこう時間が経ってしまった。 2020年4月号の「ダ・ヴィンチ」で少女小説の特集をやっていたので、出遅れ感はあるが、収録されている全47作をザックリご紹介していく。未読の作品も多々あるので、紹介の熱量に濃淡があるのはお許しを。 「ダ・ヴィンチ」2020年4月号は少女小説特集! おススメ度、こんな方におススメ! 内容はこんな感じ ときめきの少女小説カタログ 王道!少女の成長物語 少女小説の新時代はこの人から始まった!氷室冴子 少女小説レジェンド作家 SF・ファンタジー 一般文芸でも活躍!! 恋愛小説の新たな波ティーンズハート レジェンド作家インタビュー 新井素子-ものすごく渦中にいたけど、あからさまに外様でした 桑原水菜-少女小説は、夢よりもむしろ欲望を詰め込んだものかもしれません 須賀しのぶ-

    「ダ・ヴィンチ」2020年4月号、少女小説特集に掲載されていた全47作を紹介 - ネコショカ(猫の書架)
  • 書評Blogを500エントリくらい書いてみるとどうなるか - ネコショカ(猫の書架)

    振り返り記事を書いてみました。いつの間にかエントリ数が500を超えていたので、久しぶりに運営報告を書きたいと思います。 これまで、このシリーズは、カテゴリ名を「ブログ運営」としてきましたが、より気度をアピールするために「書評ブログのアクセスアップ術」と改めてみました。 はじめに アクセス傾向 アクセス比率 収益面 Googleアドセンス Amazonアソシエイト その他 人気作家の作品で上位表示させるには 上位表示させる6つのコツ 感想で勝負しない戦略もあり 競合ページをよく読んでみよう ある程度の積み重ねは必要 ブログSEO診断していただきました おわりに これまでの振り返り記事はこちらからどうぞ はじめに さえ読めばだれでも書けるのが書評Blogです。 参入障壁が低く、レッドオーシャンのただ中にある過酷なジャンルです。読書好きといっても、ビジネス書読みと、小説読みは別の人種です。小

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  • 東京23区で人気の本が借りやすいのは〇〇区!図書館ランキング発表 - ネコショカ(猫の書架)

    こんにちは。ぬぬにです。わたしは現在四つの自治体の図書館に利用登録し、年間に200冊以上を借りています。 東京23区人気のが借りやすい図書館ランキング 以前は全く図書館は利用していないかったのですが、引っ越しをして図書館が身近になり利用するようになりました。使い始めて気が付いたのですが、人気のって予約が殺到してなかなか借りられません。ところが、人気があるの借りやすさって、自治体によって全然違うんです。ご存じでしたか? 日は東京23区限定で(他地域の方ゴメンね)、人気のがもっとも借りやすい区はどこなのかをランキング形式でご紹介いたします。 集計ルール ランキング算出のルールは簡単。 予約している人の数 ÷ 収蔵数 予約している人の数を単純に収蔵数で割ってみました。一冊あたり何人の人が待っているのかで調査!ということになります。収蔵数というのは、その区の図書館で、調査対象のを何冊

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  • 2019年に読んで面白かった小説10選 ミステリ・SF・一般小説まで幅広く! - ネコショカ(猫の書架)

    もう1月も1/3が過ぎてしまったが、年間ベスト企画、新書編、マンガ編と続いて、最後は小説編である。「2019年に出た」ではなく、「2019年に読んだ」が対象ね。 ここ十年ほど、小説が読めない病に罹患しており、2018年後半からなんとか復帰。2019年はひたすらリハビリの日々であった。小説をきちんと読むのは久しぶりだったのので、これまでであれば読まないような作家や、人気作、ベストセラー作を意図的に読むように心がけてみた。 ※関連 2021年に読んで面白かった小説10選 2020年に読んで面白かった小説10選 6番線に春は来る。そして君はいなくなる(大澤めぐみ) また同じ、夢を見ていた(住野よる) 第二音楽室(佐藤多佳子) ベルリンは晴れているか(深緑野分) 羊と鋼の森(宮下奈都) 雪が白いとき、かつそのときに限り(陸秋槎) 三体(劉慈欣) 鬼憑き十兵衛(大塚已愛) 白銀の墟 玄の月(小野

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  • 2019年に読んで面白かった新書8選 - ネコショカ(猫の書架)

    2019年も大詰めとなった。昨年に引き続き、年間ベスト的な企画をお届けしたい。 一回目は新書編。2019年に発売された著作ではなく、「2019年に読んだ新書」が対象である。ちょっと古い作品も混ざっているがその辺はご容赦頂きたい。 なお、テーマ別の選書で、特に順位などはない。 現代社会編 人口減少時代の土地問題 ふたつの日 「移民国家」の建前と現実 歴史編 女系図でみる驚きの日史 ナポレオン四代 『マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女』 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 アラフィフになったら読みたい編 50歳からの孤独入門 老いと記憶 おわりに 現代社会編 まずは、現代社会の問題点を認識するための二冊。今回は土地問題と、移民問題について選んでみた。 人口減少時代の土地問題 「持ち主が判らない土地が九州の面積を越えている」衝撃的な帯の惹句に惹かれて読んでみた一冊。 これまで土地とは何ものにも代え

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  • 『銀河帝国の弘法も筆の誤り』田中啓文 「バカSF」をとことん楽しめる一作 - ネコショカ(猫の書架)

    第33回星雲賞受賞作を含む短編集 2001年刊行作品。SFマガジン1997年8月号、2000年2月号、、SFマガジン1999年9月臨時増刊号に掲載された作品に加え、表題作を含む書き下ろし二作を加えたSF短編集である。表題作である「銀河帝国の弘法も筆の誤り」は第33回星雲賞(日短編部門)受賞している。 作者の田中啓文(たなかひろふみ)は1962年生まれ。集英社スーパーファンタジー文庫の『背徳のレクイエム 凶の剣士グラート』がデビュー作である。ライトノベルレーベル出身の作家だが、その後ミステリやホラーの世界にも進出。作はそんな田中啓文の初SF短編集となっている。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) 「バカSF」というジャンルに心惹かれる方。思いっきりナンセンスな展開に酔いしれたい方。どれほどぶっ飛んだ展開になっても赦すことが出来る懐の深い方。田中啓文作品に触

    『銀河帝国の弘法も筆の誤り』田中啓文 「バカSF」をとことん楽しめる一作 - ネコショカ(猫の書架)
    shinonomen
    shinonomen 2019/11/14
    最終話なんか、オチのダジャレを言いたかっただけやろ、と突っ込みたくなりましたね。
  • 『銀盤カレイドスコープ Vol.1 ショート・プログラム』海原零 熱血スポ根フィギュア小説 - ネコショカ(猫の書架)

    長らく毎週火曜日は西尾維新作品の感想をあげてきた。しかしさすがにそろそろネタ切れ気味なので、今週からは別作家のシリーズ作品感想をアップしていきたい。西尾作品の感想を楽しみにされていた方スミマセン。いずれまたやるので、ちょっと待ってね。 海原零のデビュー作 ということで、しばらくは海原零の『銀盤カレイドスコープ』シリーズ全9巻について語っていく。 第一巻の『銀盤カレイドスコープ Vol.1 ショート・プログラム:Road to dream』は2003年刊行。集英社主催の第二回スーパーダッシュ小説新人賞の大賞受賞作品であった。海原零にとってはデビュー作にあたる。 あらすじ 桜野タズサは16歳。天賦の才と美貌に恵まれ、フィギュアスケート界でオリンピック代表の座を争うまでに成長を遂げていた。しかしタズサには番に弱いという致命的な欠点が!そして生来の性格の悪さが災いしてマスコミと世論をも敵にしてし

    『銀盤カレイドスコープ Vol.1 ショート・プログラム』海原零 熱血スポ根フィギュア小説 - ネコショカ(猫の書架)
    shinonomen
    shinonomen 2019/10/23
    『銀盤カレイドスコープ』は読んでいて没入感がすごかったです。プログラムで演じている物語と重ね合わせて描写していくのは小説ならではですね。