教育環境のデザイン分科会について 近年、学習を個人の認知過程に焦点化してとらえるという従来の 認知科学のパラダイムに対して、社会的、文化的文脈の中で捉えようとする新しいパラダイムが形成されてきています。それが生み出す、状況的、協同的、かつ、実践活動的な学習観は、教育方法や 教育システムのデザインに新しい方向性を与えるものとして 期待されています。 このような新しいパラダイムの形成には、文化人類学や社会学におけるエスノメソドロジー・シンボリックインターラクショニズム などからの貢献が大きく、事実、この分野の研究コミュニティは、非常に学際的な広がりを持っています。わが国においてもそのような 研究コミュニティを作り、育てていくためには、その母体として、学際的であることをひとつの特質とする日本認知科学会は一定の果たすべき役割があると考えます。 本研究分科会は、以上のような動向を意識しつつ、様々な立
研究者が現場に入り,当事者と共に問題に取り組み,変化を巻き起こし,新しい社会を生み出すことをめざす実践,アクションリサーチ。その実際から研究法,理論的基盤まで,阪神・淡路大震災をめぐる経験を注いで書かれたアクションリサーチへの招待。 アクションリサーチ――目次 序章 アクションリサーチの魅力と責任 第1部 アクションリサーチとは何か 第1章 アクションリサーチとは何か 1 アクションリサーチの要・不要 2 アクションリサーチの基本特性 3 どのような条件のもとでアクションリサーチはなされるべきか 4 「正解」と「成解」 5 アクションリサーチで活用される研究方法 ツール・プロダクツ 第2章 語りとアクションリサーチ 1 はじめに 2 「クロスロード」の概要 3 「ディシジョン・メーキング」と「センス・メーキング」 4 インターローカルなアクションリサーチ 第3章 アクションリサーチを記述す
自然保護教育と公害問題学習に始まった日本の環境教育は、1990年代に地球環境問題をその領域に加えることによって地域から地球に至る壮大なテーマを扱うことになった。しかしながら、地域問題を地球大につなげたり、地球的なテーマを地域や自身の問題として捉えることがいかに困難なことであるかは、開発教育の25年の歴史が物語っている。本稿で紹介する「アクション・リサーチ」は、地域の問題の発見からその解決策へと至る学習方法である。地域と地球を結びつける万能薬ではないが、ひとつのヒントを与えてくれる学習の手法としてここに紹介したい。 アクション・リサーチは、環境心理学の専門家であるロジャー・ハートが『子どもの参画』で提唱している調査手法である。1) 2) ハートは小学生レベルの子どもの学習を想定している。この年齢層は、自分の世界のほとんどが日々生活している地域である。年齢によっても違うが、自宅を中心にして半径
3兆3000億円強の巨額で英半導体設計のアーム・ホールディングス買収を決めたソフトバンクグループ。孫正義社長はあらゆるモノがインターネットとつながる「IoT」時代への布石を打ったと話す。孫社長は日本経済新聞の単独インタビューに応じ、アーム買収の経緯や思い、経営哲学を語った。ジョブズならどんなチップを使うか――アームには10年ほど前から関心を持っていたとのことですが、なぜですか。「ちょっと話
「二兎を追って二兎を得る生き方」を応援するHARES.JP。 今回は、複業解禁を公表して間もない株式会社ウィルゲートの専務取締役、吉岡さんにお話を伺ってきました。 吉岡 諒(よしおか りょう)/株式会社ウィルゲート 専務取締役 共同創業者。 1986年生まれ。岡山県出身、慶應義塾大学卒業小学校1年からの幼馴染の小島と共に高校卒業3日後から起業。2006年、19歳で株式会社ウィルゲートを設立。 急拡大に組織が追いつかず倒産危機に陥り1億円の借金を負うものの、逆境を乗り越え同社を業界トップクラスの企業へと導く。 設立10年で2800社のWebマーケティングの支援実績。2012年に記事作成特化型クラウドソーシング「サグーワークス」、2014年に暮らしのアイデア投稿プラットフォーム「暮らしニスタ」をリリース。 現在はコンテンツマーケティング事業部の責任者として全サービスの管掌役員を務める。 書籍:
9月17日。こち亀40周年、200巻発売。そして、こち亀連載終了の日。秋本治先生のメッセージと両津巡査長による40年分の年表をご覧ください。
シネマナビ・ダイアリー~スキルス性胃癌ブロガーの終活ブログ stageⅡ 2016年10月に胃の全摘出手術に成功し、スキルス性胃癌のステージⅢ-cと再評価されたブロガーが、転移の恐れを残しながら1年延びたと思う余命を生かして綴るメモリアル・ブログ
先日、社会学者の宮台真司さんとAV監督の二村ヒトシさんによるトークイベント『希望の恋愛学』を語るに参加してきた。 場所は下北沢にある世田区立男女共同参画センターらぷらす研修室。変な名前。 日曜日は宮台先生とトークします。 8/21(日)19:00~宮台真司 二村ヒトシ 『希望の恋愛学』を語る (男女共同参画・男女素敵化プロジェクト)@世田区立男女共同参画センターらぷらす研修室 https://t.co/8dVM0lTRlu— 二村ヒトシbot (@love_sex_bot) 2016年8月19日 僕は知らなかったのだけれど、二人によるトークイベントはこれで通算4度目になるらしい。 それもあってか、とても自由な雰囲気でナンパやAVをはじめ色々なことに話は飛んでいたのだけど、二人が言わんとしてることはアプローチの方向は違えど共通しているように感じました。 自分的に気になった部分をちょっとまとめ
田園調布、芦屋、南山……庶民の羨望と嫉妬の的となってきたセレブタウンであるが、その一部が今、落ちぶれているという。住民は口を開けば「住みづらい」の大合唱。一体何が起きているのか? 実態を追った。 【箕面・豊中市】 大阪府の北摂エリアは緑の豊かさと閑静さを兼ね備え、特に箕面市、豊中市は市内へのアクセスの良さもあり、大物芸能人や政治家の居住者も多い。しかし、箕面市では高級住宅街のほど近くに神戸・京都方面へ向かう国道の存在があり、騒音問題に悩まされる住民も少なくない。 「周辺地域の道路拡張などが進んだせいで、暴走族が活発化しています。深夜の2時、3時にバイクの爆音で目覚めるなんてザラですよ。土地開発を進めたり、駅を増やしたりするのもいいですが、それよりも迷惑な輩の取り締まりをしてほしい」 一方、豊中市では、“エセセレブ”の増加と住民の高齢化が顕著に表れている。豊中がセレブタウン化してきたのは数十
自分のステータスの証として、誰しも一度は住みたいと願う高級住宅街。 有名所と言えば東京の田園調布や兵庫の芦屋などが思いつきますが、大阪の高級住宅街となると何処になるのかピンと来ない人も多いかと思います。 でも、大阪にも「高級住宅街」と呼ばれる地域が幾つかあり、目を奪われるような豪邸が建ち並んでいます。 そこで今回、大阪府内限定で高級住宅街を紹介すると共に、実際に住んでいる方の評判や治安なんかについても見てみたいと思います。 帝塚山(大阪市住吉区) まず大阪の高級住宅地として最も有名な所と言えば、大阪市住吉区・北西部に位置する帝塚山です。 大阪の中でも非常に歴史が古いことから、実際に住んでいる人の間では「情緒がある街」と高評価です。 更に帝塚山には万代池公園があり、大阪市に位置していながら自然もとても豊かで、地域の方にも愛されています。 治安も大阪市内の中ではかなり良い方で、噂によると遅い時
ここでは、以下のことを紹介します。 (1)「組織の経済学(新制度派経済学)」登場の歴史 (2)「組織の経済学(新制度派経済学理論)」の概説 (3)「組織の経済学(新制度派経済学)」の文献紹介 企業の経済理論の歴史―どのようにして新制度派経済学は出現したか― ★★菊澤研宗著『組織の経済学入門』有斐閣2006年 2300円 を買って読んでください。★★ 1. 新古典派企業の理論 従来、経済学者は企業組織にはほとんど関心をもたず、市場の役割だけに注意を払ってきた。もし自由に交換取引できる市場があれば、能力のない人は財を売り、能力のある人は財を買い取るので、市場取引によって能力のある人に財が配分され、財は効率的に利用されることになる。このような効率的資源配分システムとしての市場の役割を厳密に説明してきたのが、《新古典派経済学》である。 しかし、市場を唯一の効率的資源配分システムとして説明する
松下 慶太 関西大学社会学部教授。1977年神戸市生まれ。博士(文学)。京都大学文学研究科、フィンランド・タンペレ大学ハイパーメディア研究所研究員、実践女子大学人間社会学部専任講師・准教授、ベルリン工科大学訪問研究員などを経て現職。専門はメディア論、ソーシャル・デザイン。近年はワーケーション、デジタル・ノマド、コワーキング・スペースなどメディア・テクノロジーによる新しい働き方・働く場所と若者、都市・地域との関連を研究。近著に『ワーケーション企画入門』(学芸出版社、2022)、『ワークスタイル・アフターコロナ』(イースト・プレス、2021)、『モバイルメディア時代の働き方』(勁草書房、 2019、 テレコム社会科学賞入賞)。また「How the Japanese workcation embraces digital nomadic work style employees」など海外への発信
これからの不確実な社会に対し、個人としてどう適応していけばいいのでしょうか? 情報は沢山あります、でも何が答えか、何が一番いいかはわからない世の中。好きなことを職にしたい、でも食べていくために必要なこともある、楽しんで生き生きと働き、誰かの役に立ちたい、とにかく成長して経営者になりたい、子供が出来てこれからのお金のことが心配。40、50歳になってからどうやって稼いでいけるのか。 一方、会社組織はそういう個人にとってどういう場であることが必要なのでしょうか? わたしたちの提案、そして挑戦がここにあります。 もちろん、必ずパラレルワークをすることが全員必須ということではありません。会社での仕事で身に付く「生きる力、活きる力」も、ものすごく沢山あります。ただ、時によっては、自分が主の立場で実践するパラレルワークでこそ、喜び、苦労して身に付く「生きる力、活きる力」があるとも思っています。 また、い
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