どこから来て、どこへ行くのか? 地域にとってそれは何なのか? 自分と地域の人たちを幸せにする関係人口という生き方について、弊誌『ソトコト』編集長・指出一正が、たっぷり3時間かけて語り尽くしました。 地域づくりに関心のある若い人たちの間でしばしば使われるようになったり、日本にある1718市町村(北方領土の6村を含めると1724市町村)のうちの1000市町村以上が何かしらの施策に取り組んだりするほど、関係人口という言葉が広がりを見せてきています。今、関係人口について話しているのは2022年12月で、6年前、16年12月8日に自著の『ぼくらは地方で幸せを見つける』が発売されたことを思い出しながら話しています。12月8日はジョン・レノンの命日で、太平洋戦争勃発の日です。悲しい出来事が起こった日でもあるのですが、日の出から日の入りまでの日中の時間がいちばん短い冬至のように、我慢のしどころみたいなとこ