携帯電話を標的とする「Commwarrior」ウイルスが先頃、イタリアでも確認された。Symbian OSの天敵である同ウイルスは、発見から数カ月の間に感染被害を拡大させていたようだ。 前々から恐れられていた通り、このウイルスは感染を広げている。セキュリティ企業のF-Secureによると、ここ3週間のうちに3カ国でCommwarriorの感染が報告されているという。同ウイルスの発生は、インドとオマーンでも報告されている。 Commwarriorは2005年1月にアイルランドで最初に確認された。同ウイルスは、マルチメディアメッセージサービス(MMS)経由によるメッセージ送信で感染拡大を試みる。同ウイルスは感染した携帯電話のコンタクトリストに登録されたアドレス宛てに、自身の複製をランダムに送りつける。Commwarriorは感染を拡大するのにBluetooth接続も利用する。同ウイルスの影響を
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