ボストン発--Hewlett-Packard(HP)のLinux担当幹部は米国時間15日、オープンソースプログラマらは、ソフトウェア特許という考え方を気に入らないだろうが、ソフトウェア特許の問題は決して消滅することはないという事実を受け入れた方が、彼らはもっと楽になるだろうと語った。 HPのLinux担当バイスプレジデントMartin Finkは当地で開催中のイベントLinuxWorld Conference & Expoで、「最終的にソフトウェア特許は生活の一部となる。それを無視するのはいささか世間知らずといえる」と語った。同氏はさらに、ソフトウェア特許に反対するのは結構だが、それらを取得しようとしないのは無謀だとも指摘した。 Finkは、「自分のアイデアの特許権取得を拒否するということは、何の正当な理由もなく他人にそれを利用させることに他ならない」と述べ、さらに次のように続けた。「中に