嫁の部屋にあった古い本を見つけたら、読みたくなりました。 私的には、よくあることです。 図書館の館内でも、そうした場所を見つけることがよくあります。 〇〇学と呼ばれる分野は、独特の世界観が詰まっています。 先日、見つけたのが、大谷晃一著『大阪学』です。 その中で、第3章の「きつねうどん」の項に目が止まりました。 大阪にうどん屋は多いです。 粉モノ文化の大阪にあって、お好み焼き、たこ焼き、イカ焼き、同様に粉もんつまり、麺類もこの分野に入りますね。 その中でも、何故うどん屋が多いのかと言えば、高級料理さんでは敷居が高い、かといって一膳めし屋は柄が悪くて、女性が敬遠する、そこで、ちょうど塩梅がいいのが、うどん屋だったと言う事でしょう。 確かに、納得します。 今みたいに、オシャレなレストランもカフェもありませんし、女性の安心して入られる店が少なかった。 また、男が女性を連れて入れる適当な店がなかっ