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2007年11月17日のブックマーク (2件)

  • トリビアなmakefile入門

    make/makefileは,大きいプログラムのどの断片が再コンパイルされる必要があるかという事と,それらを再コンパイルする発行コマンドを自動的に決定するユーティリティ/設定ファイルです. コンピュータサイエンスの基的な考え方のひとつに冗長性をなくして効率化する構成を追及するというのがあります. 情報理論(bitの理論),HTMLとブラウザ,高級言語と機械語など,ひとつの仕様(表現)から環境や状況にあわせて実装(記述)をつくりだす構成が好まれます. ひとつのファイルでさまざまなコマンドを制御するmake/makefileを制することはコンピュータサイエンスを制することになります. makeのあれこれ もっとも単純な例 Makefile は以下のようなルールからなる.

  • gcc 入門

    gcc 定番オプション -c コンパイル・アセンブルを行う. gcc -c foo.c で,モジュール foo.o が作成される. -o リンクを行う.生成される実行形式の名称も指定できる. gcc -o hage foo1.o foo2.o で, foo1.o foo2.o から実行形式 hage が作成される. -I インクルードファイルを探すディレクトリを追加する. デフォルトだと,カレントディレクトリの .h ファイルしか探索しない. -I/home/hige で /home/hige 以下にある .h ファイルもインクルードできる. 指定するパスは絶対パスでも相対パスでも良い. -Wall 警告を行ってくれる.基的につける事が望ましい. -E プリプロセスのみ実行する.要するに,インクルードファイルの中身を ソースファイルに添付する作業のみ行う. -l リンクするライブラリを指