銀河ヒッチハイクガイド三部作の五作目。一応完結。 ほとんど無害 (河出文庫) 作者: ダグラス・アダムス出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/08/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 53回この商品を含むブログ (65件) を見る 秋のニューヨークほどひどい場所もめずらしい。ドブネズミの大腸に住む生きものはそんなことはないと異を唱えるだろうが、ドブネズミの大腸に住む生きものはどんなことについても異を唱えたがるものだから、彼らの意見はまともに相手にする必要はないし、またすべきでもない。 どんなことについても異を唱えたがる人をまともに相手にする必要なし。 ロボットの表面にはさまざまな感覚突起がずらりと並んでいるが、タオルに包まれているとそれが使えないから身動きがとれず、ロボットはただ前後に身体を揺らすばかりだった。ふりむいて誰の仕業か確認することもできない。 この作品に