●講師は『リッジレーサー』、『塊魂』のサウンドディレクター! CEDEC 2007の2日目のプログラムで、”とりあえず受けたい授業 「ゲームサウンド編」”という何とも心惹かれるセッションがあった。これはゲームサウンドにスポットを当てたもので、バンダイナムコゲームスのサウンド課に属する大久保博氏、三宅優氏の両サウンドディレクターを講師に迎え、同社の看板タイトル『リッジレーサー』シリーズ、『塊魂』シリーズのサウンド開発の実例が紹介されたのだ。 まず、昨年のCEDEC 2006で行われたセッション”サウンドチームからのお願い”の復習として、大久保氏がゲームサウンドのおもな役割を「ゲームのシーンや流れをよりドラマチックにして、ユーザーをその世界に引き込み、感情を誘導する。また、プレイヤーの状況を音で知らせることです」と説明。ゲームサウンドは”記号的演出(カーソルを動かしたときの音や項目を選択したと