オリジナル作品の連載。 8回目の今日は 「君想ふとき」 です。 先月の段階でリストにアップしていたため、すでに複数回の閲覧をいただいていますが、改めてここにご紹介します。 この曲は、最初に歌詞を受け取り、後からメロディーを付ける形で出来上がりました。 歴史的仮名遣いのタイトルに、作詞者のこだわりが感じられます。 愛する「君」とのちょっとしたいさかいで、別れてしまった「僕」の物語です。 性格が不器用で、上手に恋を続けられない主人公のようです。 2番のサビに当たる 「♬紅茶に砂糖は入れず 君想ふ」 「♬苦くなるほど 甘い記憶」 「お茶を飲むたび君を思い出す」というさりげないフレーズにピンと来て、ここの部分からメロディーを付けていきました。 何もないところからメロディーを先に作る場合でも、今回のように歌詞が先にある場合でも、必ずしもアタマから順番に作っていくのではなく、 「まず思いついたメロディ