高松市の図書館で、およそ40冊の本が破られる被害が相次いでいます。中には、100ページ以上にわたって破られた本もあり、市は、警察に被害届を出すことも検討しているということです。 本が破られる被害が見つかったのは、高松市昭和町にある「高松市中央図書館」と、高松市常磐町の「瓦町サテライト」です。 図書館によりますと、去年3月から10月にかけて、利用者からの申告や蔵書の整理中に見つかったということで、その数は、およそ40冊にのぼるということです。 被害にあったのは、主に有名作家の本で、なかには、100ページ以上にわたって破られた本や、ミステリー小説の結末を知ることができないものもあったということです。 利用者への貸し出しや返却の際に被害は確認されていないため、館内で破られた可能性が高いということで、高松市は、警察に被害届を出すことも検討しているということです。 中央図書館を利用していた女性は「良