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ブックマーク / atogaki.hatenablog.com (3)

  • あとがき33 索引になった男:『群書索引・広文庫概要』(昭和51年4月6日) - あとがき愛読党ブログ

    Great Books of the Western World という名著全集の特徴は、このためにモーティマー・J. アドラーによって考案されたシントピコンにあるという。 第1巻と第2巻は、シントピコン索引で構成されています。シントピコン索引を利用すると、特定の主題、たとえば勇気や民主主義といったことが、膨大な全集のどこで論じられているのかを知ることができます。歴史に名を残した偉人たちが、その主題についてどのように論じ、それぞれの主張にはどのような違いがあるのかを体系的に学ぶことができる、画期的な索引です。 https://www.britannica.co.jp/products/greatbooks.html 「索引」というと、現代のわれわれのイメージでは一冊のの末尾についているものだが、何点もの書物を対象にすることで索引があらたな価値を生み出すことを、シントピコンは教えてくれる。

    あとがき33 索引になった男:『群書索引・広文庫概要』(昭和51年4月6日) - あとがき愛読党ブログ
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2020/11/24
    物集については、紀田順一郎『生涯をかけた一冊』だったか『名著の伝記』だったかに詳しくあったな
  • あとがき26 デジタル人文学のために?:大森金五郎編『史籍解説』(三省堂、1937) - あとがき愛読党ブログ

    先日古屋で、大森金五郎編『史籍解説』という小さなを買った。これは戦前に作られた史籍専門の解題集(初版は1937年、三省堂。のち覆刻版が1979年に村田書店から出る。私が買ったのは復刻版)で、『古事記』だとか『吾鏡』だとかの書名を挙げたのち、巻数、内容、著者、編纂沿革、注意などの諸事項を簡単に解説している。収録書目は328点。 なお編者の大森金五郎は学習院大教授として有名な国史学者。早稲田大学での講義をきっかけとしてこの解題を編んでいたが、出版直前に死去してしまい、期せずして遺著となってしまったという(「はしがき」、「書出版にあたって」)。 正直なところ、内容には誤りも少なくない。現在から見て間違っているのはともかく、初版刊行時(1937年)の水準からみてもどうなの?というところはままある。 また、『日書紀』の次に江戸時代の『日書紀通証』が出てくるように、古代・中世の史料と近世の

    あとがき26 デジタル人文学のために?:大森金五郎編『史籍解説』(三省堂、1937) - あとがき愛読党ブログ
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2017/02/28
    列挙書誌はもう意味がなくなり、解題書誌を作れとは、故谷沢永一が呼号してゐたな(゜~゜ ) 著作権に関していへば本来附属物の序文や跋文を単独著作扱いにして公開できんものを増やしているのはド~よとしか…
  • あとがき25 或る古文書学徒の死:勝峯月渓『古文書学概論』(目黒書店、1930) - あとがき愛読党ブログ

    古文書学入門 作者: 佐藤進一 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2003/03 メディア: 単行 購入: 3人 クリック: 27回 この商品を含むブログ (5件) を見る 佐藤進一『古文書学入門』には、参考にすべき古文書学の名著が冒頭に掲げられている。一人の著者が書きおろした古文書学の体系書を以下にピックアップしてみよう。 久米邦武『古文書学講義』(1902年完結。早稲田大学出版部) 勝峯月渓『古文書学概論』(初刊は目黒書店、1930年) 黒板勝美『日古文書様式論』(1903年提出博士論文。『虚心文集 第6』の一部として1940年刊行) 相田二郎『日の古文書』上下(1945年成稿。書刊は岩波書店、1949-54年) 伊木寿一『日古文書学』(雄山閣、1958年) 中村直勝『日古文書学』上中下(角川書店、1971-1977年) 佐藤進一『古文書学入門』(初刊は法政大学出

    あとがき25 或る古文書学徒の死:勝峯月渓『古文書学概論』(目黒書店、1930) - あとがき愛読党ブログ
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2017/01/17
    戦前の大学授業は後進国だったんで逆にバランスのよい概論風だったと森さんに聞いたな。講義ノートをまるまる、てふはわちきも貸したことがあるし…(゜~゜ )
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