「さらなる速さ」を目指し、発展してきた飛行機。しかし近年は「コンコルド」の引退など、その動きが停滞しています。なぜ、そうなってしまったのでしょうか。しかし近い将来、飛行機は再び「スピードの時代」になるかもしれません。 飛行機における「スピードの歴史」は終わった? 「新しい『オリエント・エクスプレス』は、ダレス空港(ワシントンD.C.)を離陸したのち、音速の25倍まで加速して低軌道(衛星軌道のひとつ)へ到達。東京に2時間以内で飛んで行くことができます」 無限に広がる未来への可能性を想像させるこの演説は、1986(昭和61)年、ときのアメリカ大統領ロナルド・レーガン氏によるものです。もしこのような旅客機が実現すれば、日本からの“日帰りアメリカ旅行”も夢ではありません。 実現の目処は「1980年代の終わり頃」とされましたが、レーガン元大統領の演説からちょうど30年が経過する2016年のいまをもっ
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