旧日本軍の「慰安婦」だった韓国女性2人が25日、大阪市内で体験を語る集会に臨んだ。前日に橋下徹・日本維新の会共同代表との面談を見送った後、初めて発言する機会になった。2人のうち金福童(キムボットン)さん(87)は、「慰安婦」を巡る一連の発言を撤回しない橋下氏に対し「政治家の服を脱ぐべきだ」などと痛烈に批判した。 橋下氏のこれまでの発言 集会は、2人の来日を支援している市民団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」が主催。500人以上が集まった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
【動画】脱原発と原発再稼働反対を訴える人たち=小川智撮影様々な自作のプラカードを掲げ、「原発いらない」と訴える人たち=24日午後、東京・永田町の首相官邸前、小川智撮影様々なプラカードを掲げ、原発再稼働に抗議する人たち=24日午後、東京・永田町の首相官邸前、小川智撮影 東京・永田町の首相官邸と国会正門前で24日、毎週金曜日に行われている脱原発と原発再稼働反対を訴える抗議行動があった。安倍政権がインドやトルコへ日本製原発を輸出する動きを加速していることに対しても、「東京電力福島第一原発の事故が完全に収束していないのに」と反対の声を上げた。 抗議行動は昨年3月末以来、56回目。首相官邸前で約450人、国会正門前では約400人が参加した。茨城県龍ケ崎市の会社員飯野光彦さん(38)は昨年7月以来2回目。「しばらく仕事の都合で参加できませんでしたが、子供たちに原発のない未来を残すためにも、再び参加
24日午後0時25分ごろ、大阪市北区天満2丁目の6階建てマンション3階の一室で「異臭がし、人の足が見える」と、管理会社から110番通報があった。室内から、一部がミイラ化した成人女性と3〜4歳くらいの幼児の遺体が見つかり、府警はこの部屋に住む母子とみて確認を進め、死因を調べる。 天満署によると、2人は布団の上に仰向けに倒れていた。目立った外傷はなく、幼児には頭から毛布とバスタオルがかけられていたという。ともに厚手のトレーナーを着て、一部がミイラ化や白骨化しており、遺体の状況からほぼ同時期に死亡したとみられるという。玄関や窓は施錠され、室内に荒らされた跡はなかった。部屋の電気は止められていたという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
日本維新の会の中山成彬衆院議員が24日、自身のツイッターに、旧日本軍の「慰安婦」だった韓国女性と橋下徹共同代表の面談が中止になったことについて、「橋下氏に強制連行の中身を鋭く追及されるのをおそれたか?化けの皮がはがれるところだったのに残念」と投稿した。 中山氏は「(慰安婦の)支援団体側は政治利用される心配もあると説明しているが、面談を申し入れてきたのもこれまで政治利用してきたのも先方側だった」とも記した。 関連記事24日夕の橋下氏と記者団のやりとり(5/25)「維新は橋下応援団のよう」 立候補取りやめた松本氏(5/25)風俗業の活用「不適切な言葉だった」 橋下氏(5/24)「韓国人が日本人を辱めている」中山成彬・維新衆院議員(5/21)橋下氏「風俗女性への差別だ」 石原氏「間違ってない」(5/14)
今年4月、ケリー米国務長官のアジア歴訪に同行した国務省のジェン・サキ報道官=ロイターシーファー前駐日大使 ■特派員リポート 大島隆(アメリカ総局員) 旧日本軍の慰安婦を巡る橋下徹大阪市長の発言が、米国でも波紋を広げている。米国から見れば、これは安倍晋三首相の発言も含めた歴史認識の問題であり、女性の権利や道徳・宗教的価値観の問題でもある。米国でこの問題がどう受け止められているか、改めて振り返ってみた。 日本の歴史認識が注目された発端は、安倍首相の「侵略の定義は国際的にも定まっていない」という発言や閣僚の靖国神社参拝に対して、米メディアが4月下旬に一斉に掲載した社説だった。特に、これまで安倍政権に好意的な評価をしてきたワシントン・ポスト紙とウォールストリート・ジャーナル紙が、「安倍氏の恥ずべき発言によって、日本は外国で友人を持てなくなるだろう」(ウォールストリート・ジャーナル)などと激しく
【南風原】南風原町史第9巻戦争編本編「戦世の南風原―語る のこす つなぐ―」(A4判、441ページ)がこのほど発刊された。 全3章からなり、1983年から実施した町民の戦争体験の聞き取り調査を基に発刊した12カ字の戦災調査報告書(記録集)や、戦争関連書籍の集大成。体験者の証言104件を九つのテーマに整理分析し、新たな試みとして町内に所在する「戦争遺跡」「碑」などモノを歴史として記録し、南風原の沖縄戦を描いた。 編集委員長の吉浜忍沖縄国際大学教授は「12年かけた調査には延べ約130人の若者が関わった。次世代への継承の視点から、執筆者(18人)の多くに20、30代を起用したのが他市町村の取り組みにはない特徴」と強調し「若い人にぜひ読んでもらいたい」と話した。 全編カラーで、写真や図を多用し、若年層にも読みやすいように、ふりがなを付けた。 第1章では、南風原を視点として沖縄戦への道、経過の概要を
2020年五輪招致をめぐり、猪瀬直樹東京都知事が「イスラム諸国はけんかばかりしている」と発言した問題で、猪瀬知事は24日、都庁を表敬訪問したエジプトやパレスチナなどアラブ圏12カ国・地域の駐日大使に謝罪した。 猪瀬知事は「アラブ・イスラムの文化を尊敬している。イスラムが他者を愛し、受け入れる寛容な精神を持っていることを知っている」とあいさつ。その後の会談は非公開だったが、猪瀬知事は会談後、「『不適切な発言についてはおわびしたい』と伝えた。信頼関係は回復したと考えている」と話した。 関連記事五輪招致で意見交換 安倍首相と猪瀬都知事(5/18)猪瀬都知事、トルコ大使に謝罪 五輪招致失言めぐり(5/11)猪瀬都知事「これからの教訓に」 五輪招致、失言改めて謝罪(5/3)「敵と味方分かった」は励ましの有無 猪瀬知事が釈明(5/2)都知事発言に苦情殺到 「勉強不足」「自覚足りぬ」 五輪招致めぐり(
日本原子力研究開発機構は25日、茨城県東海村の原子力核素粒子実験施設で、放射性物質が漏れたと明らかにした。施設にいた研究者ら少なくとも4人が被曝(ひばく)した。漏洩(ろうえい)は止まっており、拡大の恐れはないという。被曝した4人のうち、最大の被曝量は1・7ミリシーベルトという。 原子力機構によると、放射能漏れがあったのは23日午前11時55分ごろ。陽子ビームを金にあて素粒子を発生させる実験中、装置が誤作動を起こして金が高温になり蒸発。研究者が放射性物質を吸い込んだ。原子力機構は事故発生当時、外部への放射能漏れはないと考え、国に報告しなかった。
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