ブックマーク / kojitaken.hatenablog.com (83)

  • 「安倍晋三」という気分?(朝日) - kojitakenの日記

    昨日(10/18)の朝日新聞オピニオン面、「『安倍さん』という気分」は、石田英敬東京大教授(記号論・メディア論)へのインタビュー記事。石田教授の発言自体はまっとう至極なのだが、記事の書き出しにいきなりカチンときた。以下引用。 安倍政権が発足して10カ月。いま日社会は刹那的な多幸感に包まれ、時代の大きな転換点にあることを見過ごしてしまいそうだ。 「多幸感」は、excite辞書(大辞林 第三版)を参照すると、「(麻薬などによる)過度の幸福感。陶酔感。 」とあり、記事の書き手が皮肉を込めていることは冷静に考えればすぐにわかる。事実、そのあとの文章は、 なぜこのような時代の空気が醸成され、そして日という国がどこに向かおうとしているのか。政治が凪いで見える今こそ考えたい。まずは「安倍人気」の底流について、メディア学者の石田英敬氏に聞いた。 と続く。しかし、派遣労働やブラック企業に苦しめられている

    「安倍晋三」という気分?(朝日) - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2013/10/20
    イメージ ポピュリズム 気分
  • NHKスペシャル『"新富裕層" vs. 国家 ~富をめぐる攻防~』(8/18)のメモ - kojitakenの日記

    8月18日夜に放送されたNHKスペシャル『"新富裕層" vs. 国家 〜富をめぐる攻防〜』を見た。簡単にメモしておく。制作はNHK名古屋放送局。 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0818/ "新富裕層" vs.国家 〜富をめぐる攻防〜 2013年8月18日(日) 午後9時00分〜9時49分 “リッチスタン”とは、米ウォールストリート・ジャーナル紙などで、富裕層を専門に取材してきたロバート・フランク記者の造語で「資産100万ドル以上の新富裕層たちが集まる仮想国家」を意味する。“リッチスタン人”は、世界に1100万人。この10年で5割も増えたという。リッチスタン人は若く、勤勉。 既存の国家に依存しないという哲学を持つ。母国にはこだわらず、ビジネスに最も有利な国や地域を選んで居住する。 いま日の新富裕層が向かうのはシンガポール。税負担は日の半

    NHKスペシャル『"新富裕層" vs. 国家 ~富をめぐる攻防~』(8/18)のメモ - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2013/08/20
    金満日本
  • 辺見庸『死と滅亡のパンセ』から音楽関係者の戦争責任を連想する - kojitakenの日記

    先月末、下記辺見庸の著作を読んだ。 死と滅亡のパンセ 作者: 辺見庸出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/04/27メディア: 単行購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (3件) を見る このについては、きまぐれな日々 マスメディアが作る「橋下ファシズム」&片山さつき批判 で少し言及した。その言及部分が含まれる「II 破滅の渚のナメコたち−亡命と転向と詩(キリヤット・F・コーエンとの会話)」が書の白眉と思われる。辺見庸と同じ1944年にイスラエル・ハイファで生まれたという「詩人・フルーティスト・彷徨者」と辺見庸との対話は抜群に面白かった。 この対話において、辺見庸は某紙電子版の記者から詩の創作と朗読、それにインタビューを電子メールで要請されたが、これを断ったと述べる。メールに書かれていたという「社会にとって、人びとにとって、意義のあるものとなり」という文章

    辺見庸『死と滅亡のパンセ』から音楽関係者の戦争責任を連想する - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2012/06/07
    メディアは戦争が作る
  • 橋下、「呼び捨てにされ激怒」だって。ふざけるな - kojitakenの日記

    「呼び捨てされ激怒」の橋下市長に反論 小林よしのり氏「常軌を逸してないか?」 : J-CASTニュース より。 雑誌の対談で批判した橋下徹大阪市長から、ツイッターで反論を受けた漫画家の小林よしのり氏が、ブログで複数回にわたり、橋下氏に「逆襲」した。 例えば、橋下氏が記事上で「呼び捨てにされたこと」を問題視している点について、小林氏は「『市長』の立場にある者が、『俺様を呼び捨てにするんじゃねえ』と怒り狂うのは常軌を逸してないか?」と指摘した。 「『権力者』であるという己の立場を自覚しているのか?」 J-CASTニュースが「『もう少し勉強してから批判しろ』 『ゴーマニズム』小林よしのり氏に反論」(2012年4月27日配信)で伝えたように、2人の論争の発端は、雑誌「SAPIO(サピオ)」最新号(5月9・16日号)の対談記事「『橋下徹の愛国度』を仕分けする」(4ページ)だ。 対談では、小林氏と京都

    橋下、「呼び捨てにされ激怒」だって。ふざけるな - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2012/05/03
    橋下はこどもだ
  • 橋下支持層の中心は「新保守」と「リベサヨ」だ - kojitakenの日記

    これはちょっと違うだろうと思った。「きまぐれな日々」のエントリ「ナベツネは単なるワンマンマン、橋下徹の方が1万倍危険だ」*1 にいただいたコメント。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1246.html#comment14024 橋下市長が、南米の独裁者よろしく、金持ちや特権層を叩いて下層の人気を得、またバラマキをするような粗野なポピュリストかというと、実態としてはだいぶ違う気がしますし、彼のブレーンの顔ぶれを見ても、また彼自身を見ても、都市型の洗練されたスタイルをかなり取り入れてるし、むしろ都市部の無党派層向けだなあと思います。文化芸術への助成カットにしても何も「大衆のルサンチマンを刺激」なんて意図はなく(そもそも今日日古典音楽や古典芸能がそんな地位に無いと思いますが)、まさに彼の極端な市場主義イデオロギーから出ているものだと思います。もし

    shuuei
    shuuei 2012/03/22
    見えやすい敵の設定と被害者意識をくすぐることによる大衆動員
  • ドラマ『運命の人』きょう最終回 - kojitakenの日記

    今日(3月18日)最終回のTBSドラマ『運命の人』は、なんと「2時間スペシャル」らしい。結局このドラマを、第1回の冒頭数十分を除いてずっと見てしまった。平均視聴率11%ほどの不人気ドラマらしいが、40年前に時の権力(佐藤栄作政権及び検察)や『週刊新潮』などのイエロージャーナリズムによって密約*1が男女関係にすり替えられ、西山太吉・蓮見喜久子両氏、特に西山氏への悪いイメージが定着していたことを考えると、事件を新聞記者側から描いたこのドラマが視聴率を上げることは難しいだろうと最初から予想していた。 当ダイアリーがこのドラマを最初に取り上げたのは、1月28日付記事「西山事件」を拡大させ「原発推進派」の過去に頬かむりする横路孝弘 - kojitakenの日記だが、翌日放送されたドラマの第3話以降、毎週日曜日の夜9時になるとアクセス数がはね上がる現象が起きた。それは、上記の記事に引き続き、多勝一と

    ドラマ『運命の人』きょう最終回 - kojitakenの日記
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    shuuei 2012/03/19
    「佐藤栄作が手前勝手な都合で自らの政権の体面を保つためだけの『密約』を男女の下半身の問題にすり替え、国民も権力のもくろみにまんまとはまってしまった事件
  • フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第5回「我部政明教授と西山太吉元記者と澤地久枝さんと」 - kojitakenの日記

    フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第4回「澤地久枝さんとナベツネに会った男の告白」 - kojitakenの日記 の続き。今回が最終回。 「西山事件」の二審裁判でも、弁護側の証人はそうそうたる顔ぶれだった。 密約―外務省機密漏洩事件 (岩波現代文庫) 作者:澤地 久枝岩波書店Amazon 上記澤地久枝さんのにおいて、1978年の増補版刊行時に書き加えられた第13章「新たな出発」の278〜280頁に、二審の弁護側証人たちの名前が出てくるが、1975年(昭和50年)11月27日には自民党衆院議員(当時)の河野洋平と読売新聞広告局長(同)の氏家斉一郎、1976年1月20日には社会党参院議員(同)の上田哲と元毎日新聞記者の松岡英夫。松岡は、『サンデー毎日』で「サンデー時評」を書き、のちに社共推薦の「革新統一候補」として東京都知事選にも立候補した。同2月10

    フィクションと史実と - 澤地久枝『密約 - 外務省機密漏洩事件』を読む・第5回「我部政明教授と西山太吉元記者と澤地久枝さんと」 - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2012/03/04
    澤地久枝の偉業。一つの事件をひもとく深さ。その深淵をのぞかせるブログ。
  • 民主党のふざけた「衆院比例定数80削減」にはようやく反対論が高まってきたものの・・・ - kojitakenの日記

    今朝のTBSテレビ『サンデーモーニング』で、またまた鳩山由紀夫の御用コメンテーター・寺島実郎が「政治家は自ら身を切れ」という名目で国会議員定数削減を求める主張をしていた。しかし、昨今ではこの手の主張は国民の支持を失ってきているようだ。特に、民主党の「衆院の比例定数を80削減せよ」という主張は、もしその主張通りに削減した場合、民主党はたいしてダメージを受けず、公明党、みんなの党、共産党など小政党へのダメージが大きいことをテレビ局のニュース番組が大きく報じていることもあって、国民の支持をたいして得られていないのではないか。 新聞も民主党の「衆院比例定数80減」に反対の意思表示をしているところが多い。民主党寄りといわれる朝日も最近の社説で反対していたが、朝日は90年代の「政治改革」自体は肯定しているため、論調の歯切れは悪かった。地方紙はもっとストレートである。「身を切る姿勢」は泥沼の道 - do

    民主党のふざけた「衆院比例定数80削減」にはようやく反対論が高まってきたものの・・・ - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2012/01/29
    小選挙区制は日本を滅ぼす
  • 『世に倦む日日』のコメント欄に当ブログの名前が出てきた(苦笑) - kojitakenの日記

    思いがけないところで当ブログの名前を見かけた。 派遣法改悪と反貧困系の凋落 - 政権と官僚に愚弄された果て : 世に倦む日日 のコメント欄より。 「反貧困」はどこへ行った? at 2011-11-18 04:56 派遣法改悪と反貧困の運動体の劣化にまで切り込んだ視点はお見事。kojitakenの日記は小沢一郎と民主党までしか批判できなかった。反貧困の運動体は政権交代してから貧困問題や若者の就職難に対して明らかにトーンダウンしすぎだ。民主党政権になってから雨宮処凛と福島瑞穂がにこにこ動画に出演したのだが、若者の就職難の話題なったときの反応は政権交代前に熱く語った情熱は一体どこに行ったのかと思うほど素っ気無いものだった。今、彼女達は脱原発を熱心に語っているが、当のところ、彼女達は脱貧困にも脱原発にも興味がなく、自分だけに関心があるのだろう。もう、彼女達は信じられない。 コメント主のメインの槍

    『世に倦む日日』のコメント欄に当ブログの名前が出てきた(苦笑) - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/11/19
    消費税 社会党の裏切り
  • 佐野眞一『巨怪伝』を読み終えた - kojitakenの日記

    読み終えた。 巨怪伝〈上〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫) 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/05メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 86回この商品を含むブログ (34件) を見る 巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫) 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/05メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (21件) を見る 読み始めたのが8月7日で、上巻を読み終えて3日間ほど他の浮気したあと、下巻を読み終えたのが8月19日。 このは、東電原発事故を受けて正力松太郎が注目されたために、文春が急遽増刷したものだろう。佐野眞一がこのの元になる雑誌記事を書き始めたのがチェルノブイリ原発事故の起きた1986年で、を書き終えたのが長嶋ジャイアンツが初の日一になった1

    佐野眞一『巨怪伝』を読み終えた - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/08/21
    死してなお読売グループを支配する正力の鬼神のごとき荒魂(あらたま)は、大衆という名前で呼ばれて一世紀あまりたったわれわれのなかにも、また、生霊(いきりょう)のように深々としのび入っている。
  • 植草一秀笛吹けど「小沢信者」は踊らず - kojitakenの日記

    一度、「BLOGOS」から『きまぐれな日々』の転載依頼を受けたことがあるが、返事をしなかった。当時の「BLOGOS」には池田信夫のブログの転載ばかりが目立って、ノビー大嫌いの人間として好感を持たなかったのが最大の理由だが、「BLOGOS」に限らず同種のサイトの依頼には応じないことに決めてもいる。 その「BLOGOS」にブログ記事が転載されなかったとおかんむりなのが植草一秀センセだ。 民主代表選に向けての偏向報道への対抗策を準備: 植草一秀の『知られざる真実』 より。 ブログ記事を転載する「BLOGOS」は小沢一郎氏グループを支持する記事を転載しない傾向があると見受けられ、とりわけ、「正統民主党」や「悪徳民主党」などの表現を用いる場合、そのたびごとに言葉の定義を具体的に示さないと転載しない傾向があるので、あえて、冒頭に二つの用語の定義を改めて書き記した。 民主党代表選については、昨日も 「小

    植草一秀笛吹けど「小沢信者」は踊らず - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/08/13
    日本が民主主義の国になるために、試練の時は続く。市民の声が政治に反映されるには、まだまだ道のりは遠い。
  • 電源三法交付金の電気料金負担の方が再生エネ買い取りの負担より重い - kojitakenの日記

    朝日(7/26)の政局面を見ていると、岡田克也のマニフェスト未達成謝罪に小鳩派が噛みつく「民主党内プロレス」を面白おかしく取り上げた記事が出ているが、そんなものを読まされてもイライラするばかりだ。 「記者有論」では、朝日きっての脱原発、再生可能エネルギー(自然エネルギー)推進派の経済記者である小森敦司氏が、「再生可能エネルギー 負担ばかり見えるわけ」と題したコラムを書いている。経団連会長の米倉弘昌が再生エネ買取法案で電気料金が上がることを「地域経済の弱体化や国民生活への影響は計り知れない」などと批判していることを批判した記事だ。 経産省の想定では、標準家庭で10年目に月150〜200円の値上げになるが、この負担は電気料金の明細に記載されるという。なぜ記載されるかというと、事業コストに一定の利潤を加えた「総括原価」の枠外になるからだが、原発関連のコストはすべて原価に組み込まれるので、電気料金

    電源三法交付金の電気料金負担の方が再生エネ買い取りの負担より重い - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/07/27
    私たちは毎月300円、原発のために払っている。
  • 朝日新聞は社論として「原発賛成」に転向していた - kojitakenの日記

    大熊夫 - Living, Loving, Thinking, Again より、元朝日新聞「原発推進」記者の大熊由紀子に関して。 1970年代から80年代にかけての彼女の原発報道はたんに一記者の〈熱血〉によるものではなく、〈社の方針〉に従ったものだったのでは? たしか、原発についてはYes butでいくという朝日の内部文書が流出して問題になったことがあったと思う。 「原発についてはYes butでいくという朝日の内部文書」については、遠い昔にそういえばそんな話があったなというかすかな記憶がある程度だったが、今日書店で下記の新刊を見つけて、真相がはっきりわかった。 東電帝国―その失敗の質 (文春新書) 作者: 志村嘉一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/06メディア: 単行購入: 2人 クリック: 146回この商品を含むブログ (15件) を見る 著者の志村嘉一郎は元

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    shuuei 2011/06/22
    1977年、朝日新聞が原発推進に舵を切る。このころは、左翼の混迷が始まりにもあたる。原発反対派が力を失っていく。
  • 内閣不信任案が6月2日に提出されるらしいけど - kojitakenの日記

    この時期の政局というと記憶に新しいのは昨年の鳩山由紀夫の辞任だけれど、菅直人はもう1年近くも総理大臣をやっていることになる。任期は既に鳩山由紀夫と麻生太郎を抜いた。もうすぐ福田康夫に並び、その翌日には安倍晋三に並ぶことになる。要するに小泉純一郎以来の「長期政権」(笑)になる。 私もご多分に漏れず菅政権には不満が多いし、特に与謝野馨の害毒は到底許せないもので、その与謝野を任命した菅には心底腹が立つが、それでも自公や小沢一郎を入れた自自公よりだともっとひどいことになるとしか思えないので、自民党や小沢一郎を菅よりもさらに強く批判することになる。 全国紙では、「脱原発」を打ち出している毎日新聞と朝日新聞が、自公(と小沢)の不信任案政局を批判する立場だ。下記は毎日新聞の社説へのリンク。 共産党は不信任案に賛成するらしいが、同党の教条主義の表れとみなさざるを得ない。そういえばかつての共産党は「安全な原

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    shuuei
    shuuei 2011/06/01
    福島原発がまた爆発するかもしれない、というときに、政治の空白をつくるのか。
  • 陰謀論がまかり通る「東京電力」という会社(朝日新聞「原子力村は伏魔殿」より) - kojitakenの日記

    25日付朝日新聞で、「神話の陰に 福島原発40年」というシリーズ記事が始まった。初回の今日は、「原子力村は伏魔殿」という記事で、経済記者の小森敦司が書いている。小森記者は、5月20日付の同紙コラム「記者有論」で、「『毒まんじゅう』やめたい」というタイトルで、田中角栄首相・中曽根康弘通産相の時代に制定された「電源三法」を批判した記者だ。コラム中で、福島大学の清水修二副学長が電源三法交付金の廃止を訴えたコメントを紹介し、日アメリカ、モンゴルが共同して使用済み核燃料の貯蔵・処分施設をモンゴルに建設する構想*1も、電源三法交付金の構図の延長だと喝破した。蛇足だが、田中角栄の愛弟子である小沢一郎が「電源三法」に言及したという話は聞いたことがない。 今朝の記事では、特に3面に掲載された発送電分離に関する文章が読ませる。菅政権が言い出して議論になっているこの件だが、かつて90年代から2000年代初頭

    陰謀論がまかり通る「東京電力」という会社(朝日新聞「原子力村は伏魔殿」より) - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/05/26
    原子力政策を推進してきた自民党の歴史を見すえることが、福島原発の事故の解明につながる。
  • 今回の大地震が他の大地震を誘発する可能性があるのではないか? - kojitakenの日記

    数日前以来、震災と原発について文章を書く気力が少し萎えたのだが、ネットで話題になっていた竹中平蔵の確率の計算の話に接したことがきっかけだ。 確率の話は、事実が直観に反することが多いので、竹中平蔵を批判する方が間違えてしまったりする。そうこうしているうちに、竹中平蔵批判批判でさらに話が盛り上がり、結局筋である震災と原発事故の話がどっかに飛んでいってしまう。 何より疑問に思ったことは、東北沖で大地震が起きたことによって、東海地震にせよ東南海地震や南海地震にせよ直下型地震にせよ、発生する確率は東北沖の大地震が起きる前と変化しており、より起こりやすく、つまり危険性が増したと主張する人が少ないことだ。 東日大震災の直後に静岡県で直下型の地震があった時、ニュースで「この地震は東北地方太平洋沖地震とは関係ありません」というアナウンスがあった。しかし、広義の意味で「関係ない」といえるのか、私ははなはだ

    今回の大地震が他の大地震を誘発する可能性があるのではないか? - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/05/14
    今、菅首相が替わるようなことが出来したら、さらに日本の混迷は深まる。
  • ついにTBSまで正力松太郎の名前を出して読売新聞を批判。一方朝日新聞では若宮啓文が主筆に就任 - kojitakenの日記

    TBSの「サンデーモーニング」を見ていて驚いたのは、有馬哲夫氏へのインタビューとともに、アメリカの意を受けた正力松太郎が、読売新聞で原発を宣伝する大キャンペーンを行った映像を流したことだ。 正力の犯罪的行為については、既に毎日新聞が夕刊の特集記事で報じていたとはいえ、部数の少ない毎日の夕刊に載った記事がどのくらいの人に読まれているかなあと思っていた。しかし、全国ネットの番組でTBSが報じたことにより、原発推進の読売グループ対「脱原発」の毎日・TBSグループ*1と、今後はマスメディアの系列によってエネルギー政策のスタンスの違いがはっきり色分けされることになるだろう。 一方、両紙の中間的スタンスをとる朝日新聞は、5月1日付で若宮啓文が主筆に就任した。 この若宮啓文は、今世紀初め頃まで論説主幹を務めていた佐柄木敏郎が昭和天皇の戦争責任を追及する社説を掲載するなどした左派路線を朝日の経営陣が嫌って

    ついにTBSまで正力松太郎の名前を出して読売新聞を批判。一方朝日新聞では若宮啓文が主筆に就任 - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/05/02
    毎日新聞を応援する。
  • ぐゎんばれ自公! 「復興のための消費税増税」を絶対に許すな!! - kojitakenの日記

    まさか自公だの石原伸晃だのを応援する日がくるとは思わなかった。 復興の財源に消費税の3年間3%アップを充てるという政策案が政府から出てきたのに対し、野党の自民党や公明党は、消費税だと被災者も負担する、所得税や法人税など直接税でまかなうべきだと反発している。 自公も社会保障を消費税増税でまかなえという主張で、それにも私は反対だが、それはとりあえず棚上げして、復興の財源を消費税でまかなうべきではないという自公(もちろん社民党や共産党も)の主張は正しいと思う。というより、政府・民主党のたくらみは異常だ。もちろん民主党でも小沢派は執行部の意見に反対だろう。 これは、疑いもなく財務省の意をくんだ与謝野馨が菅直人に進言し、菅がそれを受け入れたものだ。菅と与謝野の消費税増税志向は病気に近い、というより病気そのものだ。とりわけ与謝野は、「原発推進は正しかった」という妄言を吐き続けるなど、これ以上考えられな

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    shuuei
    shuuei 2011/04/20
    法人税と所得税の増税を
  • つくづく思う、「原発はローテクだ」と。 - kojitakenの日記

    東日大震災の当日に発生した福島原発事故から1か月。 私は、原子力発電にかかわったことはもちろん一度もないし、知識も乏しいのだが、ここ1か月の原発事故報道に接してつくづく感じることがある。 それは、「原発ってなんてローテクなんだろう」ということだ。 同じ工業技術でも、エレクトロニクスの世界とは大違いだ。たとえば私が20年前に初めて買ったPC-9801用の外付けハードディスクの容量は40メガバイトだった。それが、昨年買ったデスクトップパソコンのハードディスク容量は500ギガバイトだ。19年間で容量は1万倍以上になっている。 それなのに、今回大事故を起こした福島第一原発1号機は、40年間も運転してきた。炉の設計をよく知る技術者たちは、もうとっくに現役を引退している。 もちろん、原子炉は一度作ったら30年ないし40年の間運転を続けなければならないものだから、上記は当たり前のことなのだが、原子炉の

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    shuuei
    shuuei 2011/04/17
    100万kWの原発、稼働率70%で30年運転し、解体費用を1兆円とすれば、1kWhあたりのコストは5.4円となる。今回のような事故がおきて、損害賠償費用が1兆円なら5.4円の加算。10兆円なら54円の加算ということになる。
  • 「政界の癌」・与謝野馨、「原発推進は決して間違いではない」と開き直る - kojitakenの日記

    このところ与謝野馨が原発に関する妄言を連発している。 http://www.asahi.com/politics/update/0415/TKY201104150106.html 「原発推進は決して間違いではない」 与謝野経財相 2011年4月15日10時54分 与謝野馨経済財政相は15日の閣議後の記者会見で、「今後も日経済にとって、電力供給にとって、原子力発電は大事だ。(原発を)推進してきたことは、決して間違いではない」と述べ、東京電力福島第一原発事故を受けても「原子力は必要なエネルギー源」との認識を示した。 与謝野氏は日原子力発電出身で、通産相などとして原発を推進してきた。原発の安全性について「言い訳がましいことは言いたくないが、最良の知見、最善の知識、最良の技術でベストなものをその当時は作ったと確信をしていた」と説明。「原発を推進してきた立場として今回の事故に謝罪をするつもりはな

    「政界の癌」・与謝野馨、「原発推進は決して間違いではない」と開き直る - kojitakenの日記
    shuuei
    shuuei 2011/04/16
    311、世界は新しい時代に入った。アメリカやフランスは原子力エネルギー政策を維持しようと躍起だが、もはや後戻りできない。