肉じゃがは海軍由来の料理であるという噂があります。 肉じゃがの発祥は大日本帝国海軍である。日露戦争でバルチック艦隊を撃沈した当時の国民的英雄・東郷平八郎が、イギリス留学中に食べたビーフシチューの味を気に入っていて、それが忘れられなくて日本へ帰国した後に艦上食として作らせようとした時、ビーフシチューに普通使われる赤ワイン・ドミグラスソース・バターなどの材料が入手困難であったため、醤油と砂糖を使って作ったのが肉じゃがの始まりであるとされる。 http://dic.nicovideo.jp/a/肉じゃが実に面白いエピソードで、本当であって欲しいところなんですけど、実際のところは少々怪しい話です。 確かに明治の後半あたりだと、肉じゃがはメジャーな料理ではありません。 『家庭和洋料理法』 (明治三八)には、ジャガイモ料理として、甘煮や三杯酢などが紹介されています。しかし肉じゃがは掲載されていない。
イギリスの劇作家バリーは1904年に、ピーターパンという空想劇を書きあげます。この物語は、1911年に作者自身によって小説化されてもいる。 この物語は今も日本の子供たちに大人気で、大正四(一九一五)年にはすでに翻訳されている。その名も「万年太郎」です。 どう見てもピーターパンじゃないんだけど、こいつはピーターパンで、なんで万年太郎なのかというと、翻訳した奴が適当に名前を付けたからです。 そんなことが許されるのかッ、当時の日本ではバリバリ許されていたのである。 ピーターパンはとても繊細な感覚というか純粋な感覚というか、とにかく物語全体が細やかな感覚で満されているんだけども、万年太郎からはそんなものは排除されている。 まず名前がとにかく雑で、ピーターパンの宿敵のフック船長はというと片手五郎で、片手五郎のテーマソングはこういう感じ。 もちろんフックの仲間たちも雑で荒い名前である。 ウェンディーは
日清戦争時のレイシズム日清戦争の時代、日本人は清国の人々を、チャンチャン坊主、芥子坊主、豚尾漢などといった蔑称で呼んでいた。 これはなかなか歴史のある蔑称でして、明治十六(一八八三)年にはすでに新聞紙条約などで、お前らこういうの書くの止めとこうなって禁止されてもいる。 ところがそれらの蔑称が、日清戦争で復活する。なんでかっていうと日清戦争で日本好きな奴らが興奮しすぎたからで、清国の悪口を歌にした書籍が大量に出版され大人気になってしまうのです。 こういうのが100とか余裕で続く地獄みたいな書籍で、今の人が読んでも意味があんまり分からないと思うけど、とにかくそういう本が存在したのです。 [事例:日清戦争における李鴻章への悪口について , 日清戦争時の児童文学] 戦後の人らはこういう創作物を見て、日本というのはレイシズムの国だッと怒ってたんだけども、そういうことを言う人は基本的には忙しいし、頭も
どんな児童文学があったのか ここに書いたように、日清戦争時には、悪口ソング集が大ブームでした。こちらの書籍では子供用の遊びとして、日清戦争が活用されていました。 そんなわけで本日は日清戦争時、子供向けの書物としては出版された作品たちを紹介したいと思います。 どういう時代だったのか まずはこのイラストを紹介しましょう。 見れば分かりますが、走ってる子供が生首を眺め、ニコニコしているイラストです。 ちょっと意味が分からないと思うんですけどこの『ちやんちやん征伐子供新演説』という書籍には、清国で『ちやんちやん征伐子供演説会』専属記者が取材をしている設定があります。多分ですけど、その専属記者が戦地で活躍しているイラストっていう感じなのでしょう。 子供向けの書籍であったとしても、面白ければ生首出してもいいんじゃねというような雑で荒い時代があったというわけです。 子供が演説をする 先程紹介した『ちやん
かって日本には、政府と国民が殴ったり殴られたりしていた時代がありました。こういう時代は明治一桁くらいから始まって、二十年代くらいまで続いてた。どういう雰囲気だったかといういと、次みたいな雰囲気です。 これは政治活動について書いた本の目次なんですけど、どう見てもヤクザの抗争です。とにかく日本にも、国の偉い人がマジ俺らフランス革命超えそうじゃね? とか心配した時代があったのです。 こういう時代だと新聞っていうのは、とても重用な存在です。政府としては、政府の良いところを新聞に書いて欲しい。だけど新聞を読むのは国民です。新聞なんてものは儲かりゃなんでもいいんですから、国民が喜ぶように政府の悪口を書く。 これでは困ってしまいますので、政府は悪口書いた奴をメチャ怒る。どの程度で怒るかというと『政府は人民の政府にして君主の政府にあらず』『国事犯は賊にあらず』とかの悪口でもメチャ怒る。書いた奴は牢屋に入れ
前回のブロマガ記事で書いた 日本海軍のレシピ 昨日やっつけで動画に仕立てました コチラ あまり長くするのも飽きるので BGMの時間をそのままに3分弱で纏めてみました。 尺があまりなかったので、コチラで補足をしたいと思います。 【作り方・分量のおさらい】 ・米 2合分(水加減も2合分でOK) ・しょう油 大さじ2 ・人参 1/4本 ・みりん 小さじ2 ・ごぼう 1/4本 ・炒め油(牛脂・ラード推奨) 適量 ・こんにゃく 1/4枚 ・しいたけ 2枚(レシピ外追加材料) ・牛肉(今回は豚肉で代用)100g 人参・こんにゃくは細切り。こんにゃくは小さめにカット。ごぼうはささがきにして 軽く洗ってアク抜き。 肉も小さめにカット。 お米は研いで水を切っておく。 フライパンを熱して、炒め油適量入れたら お肉をいため、火が通ったら ごぼう・人
「男子に求めるものは優しさ」という女子も多いのではないでしょうか?しかし、一見優しく、普通の人に見えても、実は「コミュニケーション下手な男子」が増えています。うっかり恋人にしてしまうと、意思の疎通ができないどころか、「俺の彼女怒りっぽいんだよね」なんてあらぬ噂を立てられることも。残念なコミュニケーション下手な男子の見分け方をチェック。 人前でもラブラブ! 友人を交えて会っている時も彼女の機嫌を最優先にするタイプは要注意。二人きりならともかく、カップルが二人の世界に入って甘いテンションでいると周りの人は気を使います。 普通の男子は社会性が女子より高いので、公の場で甘い雰囲気を出すのを嫌ったり、彼女より周りの人に気を使うもの。彼女とはコミュニケーションできているように見えますが、「自分がしたいからしている」だけで彼女の立場も大して気にしていなかったりします。 謝らない ふとした言葉の行き違いで
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